外資系IT企業に転職するメリットとデメリットをまとめてご紹介
外資系のIT企業と言えば、GoogleやAmazonなどが有名ですね。敷居が高そうでそんなところに転職できる自信がない、あるいは外資系IT企業の働き方がよく分からないと不安に思う方も多いじゃないでしょうか。
外資系のIT企業に少しでも興味を持っているなら、まず転職するメリット・デメリットを整理してみることをおすすめします。
外資系IT企業に転職するメリット
まず、外資系IT企業に転職すると得られるメリットについて見ていきましょう。
最先端な技術に触れることができる
IT業界は日進月歩で、古い技術がどんどん淘汰されて、新しいテクノロジーが次々と開発される世界です。いつの間にか、IoT、ビッグデータ、人工知能などの言葉は誰もが知っている前提で話されるようになりましたね。
このような世界の最先端を行っている企業は、残念ながら日系は少なく、米国系IT企業が上位を独占している状況です。また、最近は中国系のIT企業も存在感を見せています。それらの外資系IT企業に転職すると、最新の技術に触れられる可能性が高まるでしょう。
自分のスキルを磨いてキャリアアップを目指す方にとっては圧倒的なメリットです。
年収が高い
外資系IT企業は、高給取り職業の代表格です。常に世の中の人々に求められるものを生み出しているため、報酬額も平均を大幅に上回っています。IT産業はまだまだ発展途上にあり、巨大な資金力を持つ外資系IT企業はこれからも優秀な人材の獲得競争に力を入れていくでしょう。
アメリカでは、IT企業が莫大な資金を投資家などから調達しているので、新入社員に1000万円を超える年収を提示する企業も珍しくありません。
外資系IT企業に転職するデメリット
外資系IT企業なら、何も心配せずに転職できるわけではありません。次に外資系IT企業のデメリットについて説明します。
給料や配属が不安定
IT企業に限った話ではないが、外資系企業では成果主義という文化が浸透しています。日系に比べて安定性に欠けるというのが外資系転職をしようとする方にとっての心配事です。給料の中で、固定給に比べてインセンティブの割合が高く、成果を出さないと給料が大幅にダウンする恐れが常に存在します。エンジニア職は比較的に安定しますが、特にセールス職は常に目標を意識して取り組まなければなりません。
また、日系企業では従業員に仕事を割り当てるというやり方が一般的である一方、外資系では逆に仕事に従業員を割り当てるという考え方で組織を作っています。つまり、今のポジションにマッチしないと思われたら、解雇もしくは部署異動になります。
需要の変化が激しい
IT業界自体も日進月歩ですが、外資系IT企業はまさに技術革新の代名詞です。四五年もすれば、ガラッと変わる業界です。
需要が大きい言語の入れ替わりも激しいので、エンジニアであれば常に最新の技術にキャッチアップしていかなければなりません。2017年の人気プログラミング言語ランキングを見ると、Python、C、Javaがトップスリーで、一昔前売れっ子だったVisual Basicは影もみない状況です。
変化が激しい業界だからこそ、一過性のあるトレンドに惑わされずに、どんな技術やサービスは今後の需要増を期待できるかをしっかりと予測し、そのうえで将来のキャリアアップに向けてスキルや技術を磨いていくことが大事です。ここでいうスキルや知識は主に以下の3点にあります。
- 領域(インフラ、アプリケーションなど)
- スキル(プログラミング能力、製品知識など)
- 業界知識(通信、金融、製造など)
※上記の3点において、転職にアピールできる実績づくりを意識して普段の業務を行うようにしましょう。
ここまで、外資系IT企業に絞ってメリットとデメリットをご紹介してきましたが、外資と日系と関係なく、IT・Web業界全般の転職事情について知りたい方は、ぜひこちらの記事をご確認ください。
外資系IT企業を狙う方におすすめの転職サービス
ここまで、外資系IT業界の特徴を説明しました。メリットだけじゃなく、デメリットも十分知った上で、それでも転職したいという方にぜひ知ってもらいたい転職サービスをここでご紹介します。
転職サイトか、転職エージェントかは関係なく、基本的に大手のほうが求人の数と質、支援サービスの質において優れているので登録すべきです。
外資系ITに転職したいという目的が明確の場合は、その上でさらに「外資IT求人の数が多い」、「外資系ITでエンジニアの経験があるキャリアコンサルタントと相談できる」などのポイントにこだわったほうがいいでしょう。
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まとめ
同じIT業界でも、日系と違って外資系企業で働くメリット・デメリットがはっきりしています。
自分のキャリアや仕事観にあった職場を選ぶことが大切です。
ぜひこの記事を参考に、難関企業が多いと言われる外資系IT企業へチャレンジしてみてください。