三井物産へ転職すべき？年収や評判口コミで解説

三井物産概要・企業研究

三井物産は俗に言う５大商社の中の一つで三井グループの大手総合商社である。

三井不動産、三井銀行と並ぶ三井新御三家の中の一つでありとても力を持っている。

また、日本初の総合商社ということもあり、とても長い歴史が詰まった会社である。

その歴史は明治時代から始まった。

まだどの企業も海外進出をしていなかった時代に三井物産はいち早く海外の辺境の地へと進出していったのである。

三井物産は、「自由闊達」な風土があり、社員一人一人のアイディアを形にするボトムアップ型の組織が強みとして語っている。

今の会社で自分の考えをうまく形にできていないと悩んでいる人にはうってつけの会社かもしれない。

三井物産の特徴①

三井物産の強みは資源分野に関して強い収集基盤を、持っているということである。

特にエネルギー分野が強く、三井物産の純利益の大半をエネルギー部門が担うほどである。

原油/ガスの生産量は商社トップであり、他の大手商社の中でもかなり大きな力を持った会社であると言える。

三井物産の特徴②

大きな特徴として新電力にも参入していこうとしていることが挙げられる。

資源エネルギー事業が強いということもあり、その資源を活かした新電力事業を今後展開していく方針である。

このような事業を行おうとしていることからわかるように商社としての仕事を他の部門へと活かせる多様的な力を持っていることも強みとして挙げられる。

有価証券報告によると三井物産の年収の平均は1,385万円である。

年度別にすると

平成２８年：１２１４万円

平成２７年：１３６３万円

平成２６年：１３５１万円

平成２５年：１３６３万円

平成２４年：１３６１万円

平成２３年：１２４６万円

平成２２年：１２６１万円

ここ数年間の推移の幅は１１７１万円～１４４３万円となっており、サラリーマンの平均年収が大体４００万円だと思うとおおよそ三倍以上の給料を貰えるということがわかる。

自分の給料に
納得できず転職を考えている方にとっては文句ないくらいの給料をもらえる会社ではないかと思う。

実際働いている人の口コミを見ても「若手のうちから高額の給料もらえる」、「高い給与水準に加えさまざまな手当が厚遇されており社員にとってはやめる理由が見つからない」というようなプラスな意見が多く、とても社員の満足度が高い会社であるということがわかる。

今の時代若手に残業を押し付けるとすぐハラスメントになってしまうので殆どが残業対象以外の管理職が行うことが多い。

三井物産内の部署や職種によって残業の多い少ないは変わってくるが、残業が多いと感じたときには上司に相談をすることによって業務の平均化を図るため室内で状況確認し担当替え等をすることもある。

また残業とは話がズレるが、密物産の社員はフレックスタイム制が取られており昔より格段に働きやすい環境ができあがっていると考えられる。

私はこれらを見て、予想以上にクリーンな会社だと感じた。

人員不足で残業などの過酷労働を課す会社が多い中このように社員一人ひとりが働きやすい環境を作ろうとしているのは大手ならではだと感じた。

働く環境は転職をする中で大きなキーになってくる。

だからこそ大手の環境整備がしっかりされた会社に転職するのが良いのではないかと考える。

三井物産が中途採用枠を拡大した理由の一つが事業のグローバル化にあるため、海外ビジネスに対応できる能力、実績を持っている人間を優先的に採用している。

語学も必要であるが、英語で外国人相手に五分に渡ってビジネスを進められるスキルが必要となる。

当然、コミュニケーションのスキル、交渉力、プレゼンスキルなども必須となる。

このような能力を三井物産は外国人も採用の対象としているので外国人とも競争していかなければならない。

転職の際は、自分の強みを海外の人も負けない英語力で伝えなければならないのだ。

つまり相当な英語能力と、その英語能力を実践的な場面で使用してきたという実績の２つを併せ持った人物でなければ三井物産には採用されないのだ。

また転職した際の年収は通常と同じように平均年収が４０歳で１２００万円を超える高い給与を貰える。

三井物産について調べていくなかで転職をとても転職するのにオススメな会社だと感じた。

しかし、いい会社だけあって転職するには多くのスキルや実績が必要であることも同時にわかった。

三井物産にもし転職を考えているのであれば、今の自分には三井物産に転職することができるだけのスキルや経験があるのか足元を見て考えなければならないだろう。

海外転勤の手厚い補償、高い収入水準、働きやすい環境これらが全て揃った会社はなかなか無いだろう。