転職したいけど身元保証人がいない!そんなあなたに対処法を教えます
転職をするときに企業によっては身元保証人が必要になることがありますよね。扱う仕事の内容や会社の規模によっても、身元保証人が必要になることがありますが、誰を保証人にすればいいか悩む方も少なくないようです。
ここでは、転職をするときの身元保証人について紹介していきます。
最後まで読めば、あなたは保証人がなくても転職先の会社と労働契約できる方法を知ることができるでしょう。
身元保証人ってなに?
転職の際に身元保証人が必要になることがありますが、身元保証人は誰にお願いをすればいいのでしょうか。一般的には保証人と言えば何かあったときの連帯保証人の印象を持つ人が多いのではないでしょうか。何かあったら責任を伴うようなものに感じますよね。
そのため、身元保証人をお願いすることに、少し躊躇ってしまう人もいますよね。
また、頼まれた側もしっかりと知識を持っていれば無駄な問題に悩むリスクも下げられます。
就職に必要な身元保証人は、どのような役割を持つのでしょうか。
就職した際に会社のルールを守れるように保証する
企業に就職の際に身元保証人として、就職した人がしっかりと企業のルールや規則に従うことを保証するためにあります。
就職したときには企業によって規定が違うので、その規定を守れなかった場合や会社に大きな損害を与えた場合に、身元保証人が責任を負う役割があります。
保証人という立場のため、損害を出してしまった場合には肩代わりをしなければならないので、リスクはあります。身元保証人の多くは本人との間に深い関係を持つ人が多いため、裏切らないと信用できるので身元保証人を引き受けることになります。
連帯保証人のように債務がある場合はすべての肩代わりをするというこではなく、しっかりと企業のルールを守って働くことだけを保証する役割なので、本人がまじめに働けばなにも問題はありません。
会社に損害を与えたら肩代わりをしなければならない
就職・転職の際に身元保証人を用意しなければならないという会社は、それだけ大きな案件の仕事をしたり、大金を扱う仕事など、万が一があるといけないという会社が多いです。
そのため真面目に働いていれば心配する必要はありません。ただし、その万が一があって大きな損害を出してしまったときは、身元保証人が責任を負うことになるのです。
普通に仕事をしているだけでも、会社に損害を与えてしまうことは業務の中でもあり得ることです。
何か失敗をしたら責任をとれるということではなく、会社にとって不誠実な損害を出してしまったときに責任を責任を取ることになります。
会社のお金を勝手に使い込んでしまったとか、会社のルールに違反しながら働いていたため、結果として会社に大きな損害を与えてしまった等のケースに限ってのことです。
こういった原因がある場合はどんな言い訳もできませんので、身元保証人がかわりに責任を取らなければなりません。
会社の対応に問題があった場合
会社からすると身元保証人は弱い立場ではなく、あくまでも本人がしっかりと働いていくことを保証する立場になります。
就職した会社がすべてが誠実な会社とは限りません。いわゆるブラック会社と言われるような会社の可能性がありますので、そういった会社で誠実に働けば身体を壊してしまう恐れがあります。
もし、身元保証人が会社の態度に不信感を抱けば、いつでも身元保証人の立場を辞めることもできます。
この場合はブラック会社で無理して働いたことによって、身元保証人にまで損害を受けてしまうことになるからです。連帯保証人だといつまでも責任を肩代わりすることになってしいまいますが、身元保証人はしっかりと法律によって守られていると言っていいでしょう。
就職のときの身元保証人は期限がある
就職したときに身元保証人になった人は、退職するときまで身元保証人にならなければならないかと言うとそうではないのです。
就職した会社によって、身元保証人の期限が設定されている場合がほとんどです。
一般的に身元保証人になるときには、しっかりとと期間を説明してもらえることが多いです。転職してから5年間は身元保証人がしっかりと会社の規約やルールを守って仕事をすると約束するのです。
前もって期限が決められていない場合だと、3年間が身元保証人としての期限になりまる。そのため期限が過ぎると身元保証人だったひとも、一切の保証責任がなくなります。
また、期限が切れたら自動更新されることもあるのでそこは確認しておくといいかもしれません。
保証人がいない時の対処法
転職するときに身元保証人が必要と言われたけれど、もしも身元保証人がいなかったらどうすればいいのでしょうか。
両親がいなかったり、親戚とも疎遠で断られてしまったり、頼める人が誰もいないことも考えられます。
ここからは身元保証人がいない場合の状況のときについて紹介していきます。
保証してくれる人がいないとやはり厳しい
転職するときの身元保証人は自分がしっかりと会社の規約に沿って働くことを保証してくれる人だというのは前述しましたね。
今から働く会社の仕事内容が、信用が重視される仕事だと言えるでしょう。そのため自分を保証してくれる人がいなかった場合に、基本的には厳しい状況と言えます。
なぜなら、一般的には身近な人が保証をしてくれることがほとんどだからです。両親や兄弟、親戚などがその本人のことをよく知ってて、信用できると判断すれば身元保証人になってくれるからです。
ですが、誰しも身近な人が身元保証人になってくれないのは、本人のことを信用できないからです。
身近にいる人からすら信用されない人を会社が雇おうとは思わないですよね。身元保証人になってくれる人がいない場合は、転職が大変厳しいと考えて間違いありません。
保証人協会を頼る
転職するときに身元保証人が必要になった場合は、どうしても身元保証人がいないときは「保証人協会」にお願いをすることが一般的です。
そのときは会社に事情を説明して、確認をしてから保証協会に身元保証人になってもらえるようにしましょう。
身元保証人は部屋を借りる時に利用してくれる人も多いようですが、保証会社に決まった手数料を払うことによって、保証人の代行をしてくれるというものがあります。
会社としても個人的な知人が保証人であるよりも、保証会社が保証人となってくれる方が安心できるということもあります。
そのためには保証人協会に相談をするときには、まず最初に会社に確認をとってから保証人会社に行きましょう。
保証人がいなかったら、転職エージェントを使って信用力をあげよう
実は保証人がいなくても、保証人協会に頼まなくても、転職先と労働契約を結べることもあります。それは、信用力の高い転職エージェントを経由して入社した場合です。
転職エージェントは求人の紹介や内定獲得に向けての指導だけでなく、企業に入ったあとのアフターフォローもしっかりサポートしてくれます。
転職エージェントと言っても、大手と中小の信用力に雲泥の差があり、マイナビエージェントのような誰もが知っているエージェントなら、会社側も「マイナビエージェントさんの紹介なら、保証人がいなくてもいいよ」と大目に見てくれるケースが珍しくありません。
もし保証人が見つからなくて心配のようでしたら、マイナビエージェントやdodaなどの大手の信用力のある転職エージェントと相談してみてはいかがでしょうか。
不安なときは『マイナビエージェント』に相談しよう
転職のときには自分のことを誰も知らないので、会社としても信用できる人なのか不安になりますよね。身元保証人がいれば安心して採用、仕事を任せられるので、双方おいてメリットがあるということですね。信頼を得られたら、後は存分に働くだけです。