栃木県で転職するには？栃木の業界について知ろう！

実際のところ、栃木県はどのようなところなのか。気になる方は多いと思います。

転職するとなるとその地域に生活の拠点を移すことになるので、ここでしっかりと知っておきましょう！

・交通面

栃木県は実は都心部へのアクセスのできる路線が二つ通っています。

「JR宇都宮線」と「東武宇都宮線」です。どちらも都内へつながる路線で、私も実際にこの路線を使いながら都心へ来ています！

ですが、栃木県は都心とは違い、停車駅や本数が多いわけではありません…。そのため車や自転車で移動することも多いのも事実なのです…

ですので、もし栃木へ転職をお考えなのであれば運転免許証を取得しておくことをおすすめしますよ！

・生活面

栃木の家賃は都心に比べて「格段」に安いです！！またファストフード店などは別ですが、スーパーなどでの食材などの物価も安く暮らしやすい地域でもあります。

栃木県の中で1日の乗降客数が1番多い宇都宮駅周辺の物件でも、駅徒歩五分圏内の物件がバス・トイレ別で6万～７万程度で借りることができます…！

結論としては、基本的に栃木県は生活に掛かる費用が低めなので暮らしやすい街です。

まず栃木県の平均年収ですが、全体としては「464万円」です。

これは全国平均の420万円よりも高い水準にあり、年収アップにつながるのではないかと思います。

実をいうと栃木県はリーマンショックの影響を受けていません。このことから安定した職が多いことがうかがえます。

この水準は都内よりは低いので年収ダウンにつながる可能性はありますが、上で挙げたように、物価も安く家賃も低いので生活コストの面で考えると妥当ではないでしょうか。

また、栃木県の県民一人当たりの所得は325.5万円です。この数字は実は都道府県別の県民所t区のランキングの中では5位の位置になります。意外と高いんですね！

次に年代別の年収について。

20代の平均年収は３１５.7万円、30代の平均年収は457.8万円、40代の平均年収は534.3万円…といった具合になっています。

栃木県は他の県と同様に業種で賃金の差が出ますが、年齢が上がるにつれて賃金が上がっていくといったような年代間での賃金格差が他の県よりもかなりハッキリしています。

栃木県での産業のバランスは以下のようになっています。

・第一次産業（農業、林業、水産業など）…5.9％

第二次産業（鉱工業・製造業・建設業など）…32.2％

第三次産業（サービス、情報など）…61.9％

となっており、全国平均に比べて比較的バランスの取れた産業の構成になっています。（全国平均は第一次産業から降順に4.1％、25.1％、71.9％）

また、栃木県での上場企業としてはカワチ薬品（小売販売業）、フライングガーデン（飲食業）などがあり小売業や飲食業が多い傾向にあります。

さらに、栃木県では業種別の求人数では「医療福祉」が一番多く、その後に「製造業」、「卸売業・小売業」が続いています。地域密着型の業種が比較的求人が多い傾向にあります

栃木県ではUターン転職が多い傾向にあります。

Uターン転職とは地元は地方だった人が、どこか別の地域に就職した後、自分の地元で再就職するというものです。

先に挙げたように栃木県は都心へアクセスできるという特性上、学生が様々な地域に進学し、そこで就職、そして何らかの理由でその職を辞めて地元へ戻る…といったケースが多いです。

また、栃木県の有効求人倍率は1.35倍で、これは実は全国平均1.52倍に比べると低い水準にあたりますが今後改善が検討されています。

ですが、栃木県は求人の種類が多いため、様々な業種への転職が可能です。

この理由としては栃木県は北関東工業地域に位置し、機械産業も盛んに行われていることや、北関東の中でも中心に位置していることにより小売業、卸売業も盛んに行われていることが挙げられます。

また、栃木県には企業の本社も集まっているので、経理や人事などの業務の求人も多く出ています。

いかかでしたか？

この記事では栃木県での転職事情や年収などの金銭面での特徴についてご紹介しました！

栃木県の有効求人倍率は全国平均には届いていませんが、北関東の中心にあるという性質上、交通の利便上様々な業種があり自分の転職先を自分自身の力だけで見つけるのは難しいかと思います。