転職サイト・転職エージェントの口コミ評判おすすめ比較ランキングが分かる情報メディア
TOP > 営業職の転職 > 自営業で転職は厳しい?自営業者が転職する上で持つべき能力

自営業で転職は厳しい?自営業者が転職する上で持つべき能力

🕒 2020/12/12
このエントリーをはてなブックマークに追加
自営業で転職は厳しい?自営業者が転職する上で持つべき能力
まず結論から申し上げますと、自営業の方でも就職はできます。自営業としての経験はプラスにもマイナスにも働き得るので、しっかりと自分の中で考え、面接に望むことが大切です。
※本ページにはPRが含まれます。

就職するためのポイント

想像してみてください。あなたが自営業から一般企業への転職を考えている人の面接官だとしましょう。面接官であるあなたが重視するのは、相手が自営業なのかそうではないのかではないのでしょうか。私はそうではないと思います。自営業出身であってもそうではなくても、その人物が会社にとって有益であれば採用しますし、メリットがなければ採用しないのではないでしょうか。極論のように感じるかもしれませんが、最もシンプルに企業側の意見を考えるとそうなるでしょう。ですから、自営業=就職が厳しい、という式はなりたちません。もし、自営業からの転職に苦労しているのであれば、それはその人の経験値、性格、能力に問題があるのであり、もとの仕事が自営であることが直接の原因ではありません。そのため、一般的に企業において重要視される能力を持っているどうかが転職の明暗を分けます。

求められる能力

まず、何よりも大事なのがコミュニケーション能力です。企業で成功している人にいわゆるコミュ障の人はいません。報告・連絡・相談を欠かさないこと、人と話すときには相手の目を見て、しっかりと反応をすること、明るく礼儀正しく接すること、など社会で生きていく上で欠かせない能力に欠けている人は、面接で落とされる可能性がとても高いです。
次に、仕事に対する前向きな気持ちです。やる気のない社員を採用したがる会社などありませんから、なぜ自分はその仕事をしたいのか説明し、それを続けるんだという意思表示をすることが大切です。自営業がうまく行かなかったから転職するなどという消極的理由は言い方を工夫したとしてもポジティブに捉えられることはないでしょう。転職先で働きたいという気持ちが伝わらなければ、どうせいつか辞めて自営業に戻るのではないかなんて思われかねません。
最後に、企業の雰囲気に馴染む力を挙げます。自営業ということは、今まではとても小さいコミュニティで仕事をしてきたということですから、それが大きくなったときに、企業に馴染めるかどうかは大切な基準です。基本的には自分の裁量権は少なくなりますし、他人と一緒に仕事をすることも増えるので、企業にコミットする力は見られます。
私が以前、某大手企業の方に聞いた、面接で落とす理由を紹介しましょう。その人曰く、「基本的に面接で落ちる人は2パターンに分類される。一つは相手の言いたいことが完全に理解できない場合。もう一つは理解はできたが、自社には合わないと思った場合。」だそうです。前者はコミュニュケーション能力、後者は企業に馴染む力とも言い換えられるでしょう。つまり、転職に至るきっかけだったり、志望理由などをしっかりと面接官に伝えることが重要であるのはもちろんですが、落とされたからと言って、なにか能力が欠如していたとは限らないということです。企業も人間社会ですから、風土や文化に合わないと思われる人は採用しにくいものです。

自営業であることのメリット・デメリット

ここでは、自営業のメリット、デメリットを一つずつ挙げます。ただ、このような自営業の特性にとらわれるのではなく、上述したような汎用的なスキルこそが社会で求められるということも理解してください。

メリット

行動力

自営業はその名の通り、自分で営業する仕事ですから、行動できる人でないとできません。よく、いわれたことをやるのではなく、、、などといわれますが、そもそも自営業では何かを言われる立場にありませんから、自ら考えて行動する力はアピールポイントとなり得るのではないでしょうか。近年は特に自分で考えて仕事をできる人材の市場価値が高いです。AIやロボティクスなどの発展により、考えなくても良い仕事は機械に代替されていく傾向が強まっています。

デメリット

年齢

自営業からの転職ということは、その時点で30歳を超えているということも少なくないでしょう。若さは経験の面で劣りますが、成長性という面では優位です。対応力があるのでどんな環境にも馴染みやすいです。こうした要素を踏まえた上で、すでに30、40代の人は自分の強みを考えることが必要でしょう。強いアピールポイントがなければ、企業からは採用されない可能性が高いと考えられます。実際、35歳は転職市場では一つのポイントとして知られています。また、蛇足ですが、一部上場企業であるオプトホールディングの社長さんが著した『ビジネスマンは35歳で一度死ぬ』には、35歳までに身につけるべき力や、どんな社会でも生き残れる力が書いてありますので、読んでみることをおすすめします。アマゾンのレビューでも高評価ですので、内容に関して問題はないでしょう。

\大手30社から自分にぴったりな転職エージェントをかんたん絞込検索!/
地域
性別
希望職種
正社員経験
年齢
希望年収
人気条件 こだわり条件

関連する他の記事

pagetop