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退職の1ヶ月前にするべきこととは?

🕒 2019/05/29
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「現在の仕事を辞めたいという意思は固まったけれど、何をしていいかわからない」「退職の1ヶ月前には何をするべきなのか」について悩んでいる方も多いと思います。そんな方に向けて、退職の1ヶ月前とはどのような時期なのか、また退職の流れはどの様になっているのかについて、説明します。

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退職の意思は1ヶ月前に伝える?

退職したいと決意したときには、その旨を正しい時期に申し出ることが必須となっています。では、申し出るのに適切な時期はいつなのでしょうか。

民法上だと、14日前までに

民法上では、退職の意思を示してから14日後には退職することが可能であると規定されています。そのため法律面から考えると仕事を辞める意思を伝えるのは14日前でよいのですが、実際は業務の引き継ぎや公認の人材探しなどで14日前ではおそすぎることが多いです。

さらに、今の業務から抜ける人が職場において重要なポジションであったり、勤続年数が長かったりすればするほど、引き継ぐ業務は多くなり、抜けた後の企業への損害も大きくなります。そのため、14日前に伝えると会社の反感を買ってしまう可能性があります。以上の理由から、より早く意思を示すことが円満に退職するためには不可欠であると言えるでしょう。

基本的に、退職は1ヶ月前~3ヶ月前に伝えるのがよい

一般的には、その意思を1ヶ月前~3ヶ月前に!伝えることが多くなっているようです。理由としては「有給休暇を消化するのに日数がかかること」「会社が忙しい時期に迷惑をかけるのを避けること」「仕事内容を後任に引き継ぐのに時間がかかること」「後任探しにある程度の時間がかかってしまうこと」が挙げられます。

ただし、転職先が既に決まっており、入社日が確定している場合には、それまでに適切にやるべきことを実現できるように注意が必要です。

このように退職する際には意外とやらなければならないことが多いため、1ヶ月前~3ヶ月前に意思表示をするのが良いと考えられます。

就業規則を確認するべき

会社によって就業規則は異なっているため、法律上では14日前というふうになっていますが、退職に関するルールが定められている場合があります。入社した際にそのようなルールについて確認していることがほとんどです。そのような会社によって定められた就業規則に則ってプロセスを進めることで、会社と揉めることもなく円満な退職が期待できます。

後味の悪い退職になってしまわないように、会社の引き継ぎプロセスには積極的に協力するマインドでいることが重要です。

退職理由はどのようにするべきか

例えば現在の仕事を辞める意思を1ヶ月前に示す際に、その理由に関しても非常に重要なポイントになってきます。結論から言うと、理由に関しては「個人的であり、ポジティブな理由」であることが理想的であるといえます。具体的には「結婚をすることになったため」や「将来的によりやりたいことが見つかった」というような理由です。このような理由であれば会社側としても納得しやすく、場合によっては応援して背中を押してくれることもあるでしょう。

逆に「給与対しての不満」や「会社における人間関係での問題」などは理由として良くないといえます。それは同僚や上司、ひいては会社に関わってしまう、個人的なものではない理由であるからです。

このように、会社とのトラブルや揉め事を起こして後味の悪い辞め方になってしまわないよう、理由の書き方に関しても細心の注意が必要になってきます。

退職の1ヶ月前からやらなければいけないこと

退職する日が1ヶ月後に決定した場合には、どのようなことをおこなうべきなのでしょうか。

自身が担当していた業務の引き継ぎ

まずやらなければならないのは、業務を引き継ぐことです。自身が担当していた業務に関しては、全て引き継ぎをしてから退職をすることを心がけましょう。業務によっては専門性が必要であったり、簡単には覚えられなかったりするものもあると思います。そのような業務についてしっかりと引き継ぎをするのが、退職までの1ヶ月間におこなうべき最も重要なことです。引き継ぐ際には、「何日に何を教える」などのスケジュールを組み立てることが引き継ぎ漏れのリスクを軽減するためにの重要なポイントであると言えます。さらに、引き継ぐ際の要点を適切にまとめたノートやマニュアル資料を作成することも有効であると考えられます。

職場の人や取引先への報告・挨拶

退職までの1ヶ月間でしておきたいもう1つのこととして、職場の人や取引先など、お世話になった人たちへの報告・挨拶が挙げられます。お世話になった人に感謝の気持ちを伝えることは社会人にとって必須のことであり、また円満に退職する上で非常に重要なポイントになります。また、転職先で再びお世話になる場合や、これからの人生において再び関わる可能性があることも考えられます。よって1ヶ月間でやっておきたいことの1つになっています。

まとめ

ここまで書いてきたように、退職の1ヶ月前からやるべきこと、注意しなければいけないことは意外とたくさんあります。簡単にまとめると、

「退職理由はポジティブで個人的なものにすること」「業務の引き継ぎ」「お世話になった方々への挨拶」

です。思いやりの気持ちを持って適切な手順を踏み、トラブルなく退職を実現できるようにしましょう!

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