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「5W1H」の意味や使い方は?例文でわかりやすく解説!

🕒 2021/05/11
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「5W1H」の意味や使い方は?例文でわかりやすく解説!

「5W1H」はコミュニケーションでの重要な要素のことで、ある6英単語をまとめた表現です。ビジネス上のフレームワークの1つでもあります。

ビジネスシーンだと「5W1Hを意識して話しましょう」などと使われますが、一体何のことかピンとこない方もいますよね。

そんな方に向けて、今回は「5W1H」の意味、例文を解説します。

「5W1H」を正しく理解して使いこなせるよう、ぜひ最後までお読みください。

※本ページにはPRが含まれます。

「5W1H」の意味は?

  • 読み方:ゴ ダブリュー イチ エイチ
  • 意味:When、Where、Who、What、Why、Howの英単語の頭文字をとったときの呼称

「5W1H」は上記6つの英単語の頭文字をとったときの呼称で、それぞれでは次の意味を持ちます。

英単語意味
Whenいつ
Whereどこで
Who誰が
What何を
Whyなぜ
Howどのように

これらの英単語は疑問詞と呼ばれ、その名の通り疑問を述べる際に使います。

「5W1H」を使った例文・使い方

「5W1H」という単語を実際に使う時どうなるのか、具体的な例文・使い方を解説します。

ビジネスシーンでフィードバックを受けるときのケース

  • 「企画書を作るときは5W1Hをもっと適切使いましょう」
  • 「次回のプレゼンでは5W1Hを意識してみてください」

上司とのコミュニケーションの際、会議やプレゼン、ビジネス文書作成などで指摘を受ける際などで聞きますね。

5W1Hの正しい順番ってあるの?

「5W1Hの正しい順番」はありませんが、5W1Hは以下の順番で活用できると、相手に正しく伝達できます。

  1. When(いつ)
  2. Where(どこで)
  3. Who(誰が)
  4. What(何を)
  5. Why(なぜ)
  6. How(どのように)

まずは「いつ」「どこで」を伝え、その後に述べられる内容が頭に入りやすい状態にします。

その後に「誰が」「何を」を明示にすることで、結論を明確にします。

そして「なぜ」「どのように」を最後に持ってくることで結論までの過程を明示し、状況がハッキリと伝わりやすくなるんです。

5W1Hを使った良い例文・悪い例文

では5W1Hを意識して書いた文章はそれぞれどうなるのか、詳しく見ていきましょう。

5W1Hを正しく活用した良い例文

5W1Hを正しく使った場合の例文は以下の通りです。上司への進捗報告のケースで見てみましょう。

1週間前に取引先のA社で、私が製品Bのプレゼンを、先方からの要望で紙媒体と実演による方法でおこない、A社で検討していただいております。

上記の例文の場合、各単語は以下の通りに振り分けられます。

英単語該当語句
When(いつ)1週間前に
Where(どこで)取引先のA社
Who(誰が)
What(何を)製品Bのプレゼン
Why(なぜ)先方からの要望
How(どのように)紙媒体と実演による方法でおこない

伝える上司目線で考えて、短く簡潔に報告するのがポイントですね。

5W1Hを正しく活用できていない悪い例文

では5W1Hを正しく活用できていない場合、どんな文章になるのか見てみましょう。

先方からの要望で紙媒体と実演による方法を活用し、取引先のA社で1週間前に、私が製品Bのプレゼンをすることで、A社にて検討していただいております。

先ほどの例文と比べると一目瞭然ですよね。

これを聞いた上司からずればスッと入ってこず、コミュニケーションにロスタイムを生んでしまいます。

「5W1H」の類語・類義語表現

「5W1H」の類語・類義語は以下の通りです。

「4W1H」

  • 読み方:ヨン ダブリュー イチ エイチ

5W1Hから「Why」の部分を取り除くことで、より物事の要点を伝えやすくなったものです。

特に文章構成を考える際に用いられる表現です。

「7W1H」

  • 読み方:ナナ ダブリュー イチ エイチ

最近では「7W1H」という表現方法も登場し、5W1Hに加えて次の2点が追加されたバージョンもあるんです。

  1. Why not?(なぜそうしない)
  2. What if?(もし、そうしたら)

Whyの部分をさらに掘り下げることで、より創造的なアクションができるとされています。

特に商品開発の場面で用いられる表現ですね。

「5W1H」の使用上の注意点

実際に「5W1H」を使用するとき、どんなことに注意すべきかを解説します。

「Which」や「Whose」は該当しない

同じ"W"から始まる疑問詞として、「Which(どれ)」や「Whose(誰の)」が存在します。

「これら2つも当てはまらないの…?」と思うかもしれませんが、5W1Hのなかには入っていません。

その理由は、上記2つの疑問詞がそれぞれ、他の疑問詞のなかに意味が包含されるからなんです。

  • Which:「what」に包含される
  • Whose:「who」に包含される

Whichは"2つのなかからどっちかを選択"の意味で、Whoseは"誰かのもの"という意味。

WhichとWhatは物を、WhoseとWhoは人を対象にしているため、このような分かれ方になるんです。

まとめ「5W1H」を正しく使おう!

今回は「5W1H」について解説してきました。

ビジネスシーン・転職の際に適切に使えるよう、まずは正しい意味・使い方をしっかり押さえてくださいね!

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