「マージン」とは?意味や使い方を例文でわかりやすく解説!
「マージン」とは、手数料・利ざや・余白のことを指します。
ビジネスシーンにおいてよく使われる言葉ですから、日頃から耳にするケースが多いでしょう。
ただ実際にはどう使うべきかイマイチわからず、使い方が気になる方もいますよね…。
そんな方に向けて、今回はマージンの意味、例文を解説します。
「マージン」を正しく理解して使いこなせるよう、ぜひ最後までお読みください。
「マージン」の意味は?
マージン
- 意味:手数料・利ざや・余白
- 読み方:まーじん
商社や量販店、人材業界、金融業界などでよく使われる言葉です。
印刷業界では「余白」の意味で使われることも多いですね。
本来は英語の「margin(マージン)」から来ていて、意味はほぼ同じです。
「マージン」を使った例文・使い方3つ
「マージン」という言葉を実際に使うときの主な用例は以下の通りです。
- 「マージンを取っている」
- 「マージンは○%だ」
- 「マージンをはみ出している」
「マージンを取っている」
あまり良い使い方をされませんが、「仲介手数料をとる」という意味で「マージンを取っている」と表現するケースがあります。
「マージン率は○%だ」
人材業界では、マージン"率"が何%かと表すケースもあります。
ちなみに「人材業界でのマージン」とは、「求人を出した派遣先企業から派遣会社が受け取った報酬から、派遣スタッフに払う差引金額(仲介手数料)」を指します。
「マージンをはみ出している」
印刷業界の場合だとマージンは「余白」のことを言います。
「マージン」の類語・類義語表現
「マージン」の類語・類義語は以下の通りです。
「粗利」
粗利
- 意味:売上から原価を引いて残る利益
- 読み方:あらり
マージンと類似した言葉として、「粗利」があります。
計算式にすると「売上-原価=粗利」と示すことができ、売上から売上原価か製造原価を引いた後に残る利益を指すんです。
「空欄」「スペース」
空欄、スペース
- 意味:空いているところ、空間
- 読み方:あらり
マージンを「余白」の意味で考えるならば、「空欄」「スペース」も類義語・類語に該当します。
「委託保証金」
委託保証金
- 意味:投資家が株式の信用取引および発行日決済取引をするときに、証券会社などへ差し入れる現金(担保)のこと
- 読み方:いたくほしょうきん
株式用語として、「委託保証金」もマージンの類語・類義語に該当します。
なお投資家がオプション取引・信用取引・先物取引などをする際に、証券会社などへ差し入れる現金(担保)のことを「委託証拠金」といいます。
「マージン」の対語・対義語表現
「マージン」の対語・対義語は以下の通りです。
「差損」
差損
- 意味:収支差額としての損失のこと
- 読み方:さそん
売買結果あるいは為替相場の変動などの、決済で発生した損失のことを「差損」と言います。
証券業界でよく聞く用語ですね。
まとめ~「マージン」を正しく使おう!~
今回は「マージン」について解説してきました。
ビジネスシーン・転職の際に適切に使えるよう、まずは正しい意味・使い方をしっかり押さえてくださいね!