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大企業出身の社員は転職しても使えない!?無能な人の特徴とは

🕒 2021/05/13
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大企業出身の社員は転職しても使えない!?無能な人の特徴とは

大企業出身というと、良い会社で働くエリートとい<>うイメージを持つ人もいるでしょう。

その一方で「大企業出身の社員は使えない」と思う企業担当者も、多く存在するのが現実です。

転職をする際には、このような考えの人が一定数いることを踏まえ、無能だと思われないために、対策を練る必要があります。

本記事では、大企業出身で転職しても使えない人の特徴をご紹介し、使える人になるための改善策も解説します。

転職先の現場で活躍するためにも、ぜひ参考にしてください。

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大企業出身で、転職しても使えない人の特徴

大企業出身で、転職しても使えない人には特徴があります。

ここでは具体的な9つの特徴をご紹介します。

特徴1:「大企業に居た」という高いプライドを持つ

大企業に入社するためには、それなりの学力が必要であり、面接を突破するべく努力をした部分もあることでしょう。

また知人から「あの大企業で働いているなんてスゴイ」とうらやまれることもあり、優越感に浸る機会もあると言えます。

それが積み重なり、中小企業に転職をしても「自分は大企業で働いていた」という意識を持ち続けると、プライドが高く扱いにくいと思われます。

これだけで「使いにくい人」だと思われますが、さらに仕事も円滑に進められないとなれば、完全に使えない人だというレッテルを貼られます。

特徴2:周囲の人間を見下す

大企業という看板が背景にあると、周囲からチヤホヤされる機会があったかもしれません。

またそういった背景はなくとも、大企業で働いている人はすごくて、中小企業で働く人は劣っているという偏った視点を持つことがあります。

実際には企業の大きさによる優劣は存在しませんが、こういった偏見を持ったまま転職をすると、転職先の人間を見下しがちです。

そうすると、上司や先輩からの指示を素直に受けずに、軽視した態度を取るので、常に上から目線の使えない人だと思われます。

特徴3:何かにつけて前職と比較する

「前の会社ではこうだった」と、何かにつけて前職と比較するクセがある人は要注意です。

このような考えを持つ時点で、発言や行動の端々に「前の会社の方が正しい」という思いが、見え隠れするでしょう。

さらに転職先で「前の会社のやり方と違うので、これではできません」などと、言葉にして伝えていれば、確実に反感を買うと言えます。

なぜかというと、転職先の会社を否定する発言であり、前職の大企業の方が優れているというメッセージに等しいからです。

こういった社員に対して、周囲の人は「比較をするのであれば、前職の大企業に居れば良かったのに」と思うことでしょう。

ゆえに「現状に対応ができず、柔軟性にも欠ける使えない人だ」という印象を与えます。

特徴4:上からの指示を待ってしまう

大企業は大きな組織なので、物事を1つ決める場合でも、多くの人間のチェックを必要とします。

また重要な部分において、自分の判断で行動することをよしとせず、上からの決定に従って行動をすることも多いです。

こうした影響から、大企業で働いていた人は、上からの指示を待つのが当たり前というスタンスになりがちです。

中小企業でも、上からの指示を待つ機会はありますが、全ての場面において「指示を待つ」体制を貫くと、受け身で使えない人だと思われます。

特徴5:「マニュアル」や「ルール」がないと不安になる

大企業では、多くの人が同じように業務を遂行できるように、マニュアルやルールが用意されています。

このことから、大企業で働いていると、マニュアルやルールなどを通じて仕事をすることに慣れがちです

一方で中小企業のケースでは、マニュアルやルールが整備されていない部分も多く、自ら考えて動くことを要する場面が頻繁にあります。

このような時に「マニュアルやルールがないと動けません」という姿勢だと、決められたことしか行えない無能な人間だという印象を与えます。

特徴6:全体を見ながら行動できない

大企業で働く際には、一つの仕事を部分的に行う傾向にあり、業務範囲がきっちりと決められていて、その中において専門的に仕事をすることが多いです。

こういった背景から、全体を見て行動するというよりは、決められたことを着実に行う能力が求められていたと言えます。

中小企業では、業務範囲をこえて仕事を行う機会も多く、全体を見て行動をしないと、業務の遂行が難しいケースも出てきます。

このことから、チームや会社全体を見て、現状ではどう行動するべきかが判断できないと、使えない社員だと思われがちです。

特徴7:臨機応変さに欠ける

中小企業では、マニュアル化されていない仕事も多く、最終的には自分の判断で進めざるを得ないこともあります。

またルールが決められていたとしても、その時の状況における「ベストな選択」を求められる機会も多いです。

これは特にベンチャー企業において、顕著だと言えます。

このような中で自己判断ができず、決まったことにしか対応が難しいと、臨機応変さに欠けると判断され、能力のない人だとみなされます。

特徴8:仕事に関する考え方が甘い

大企業では1つの仕事を行う際に、多くの人が関係するので、仮にミスをしても、どこかの段階で誰かが気付く可能性が高いです。

そうした体制が当たり前だと思い、誰かがなんとかしてくれるから大丈夫だという姿勢でいると、仕事への取り組み方にゆるみが生じます。

それが「仕事に関する考え方」の甘さにつながり、転職先の人たちの目には、世間知らずの使えない人間として映ります。

特徴9:目的を持った行動ができない

大企業は中小企業と比較すると、福利厚生や各種手当が充実しており、恵まれた状況のもとで働けます。

また正社員として勤務をすれば、極端な話ですが、適当に仕事をしていても、なかなか辞めさせられることはありません。

さらに部分的な範囲での業務が主なので、とりあえず与えられた仕事を行えば、なんとかなってしまう部分もあります。

こうした背景を至極当然だと思い、向上心を持てないと、目的を持った行動が難しくなるので、転職先からは怠惰な人だと思われることでしょう。

大企業出身が「使えない」と思われないための対策

大企業出身者が、転職先で「使えない」と思われないために、できる対策を以下に紹介します。

企業の大きさに優劣はないことを意識する

「大企業で働く人の方が優秀だ」と暗に発言しなくても、いつの間にかそのような意識を持つ人もいます。

実際には、企業の大きさで優劣の判断はできません。

大企業出身者が転職をする場合には、このことを肝に銘じて行動すると、下記のようなメリットがあります。

転職先の方針に、柔軟に対応ができる

企業規模に優劣があると思っていると、前職の大企業のやり方を、転職先にも押し付けがちです。

逆に優劣がないことを意識していれば、転職先の方針を柔軟に取り入れることができるので、フレキシブルに対応ができます。

そうすると、さまざまなことを吸収する速度も速くなり、適応力のある頭の柔らかい人だという印象を与えるので、使える社員だと思われるでしょう。

転職先の先輩や上司のアドバイスを、素直に聞くことができる

人は「自分の方が上だ」と思っていると、相手からのアドバイスを聞き入れることが、難しくなります。

このことから「大企業の方が優れている」という考えを持ち続けると、転職先の中小企業の先輩や上司からのアドバイスを、聞き入れにくいと言えます。

その一方で、企業の大きさで優劣を判断することは難しいと考えていると、転職先でのアドバイスを素直に聞きやすくなるので、業務もはかどるでしょう。

また柔軟性のある人だと思われるので、結果的に得をします。

謙虚な気持ちを持つ

転職をするうえで、誰しも謙虚な気持ちを持つことは大切だと言えます。

傲慢な態度の転職者に、良いイメージを持つ人は少なく、基本的には謙虚な人の方が好印象を持たれるからです。

特に大企業出身者は、他の転職者以上に「謙虚さ」を意識することが、重要だと言えます。

その理由は下記の通りです。

大企業出身というだけで、悪いイメージを持たれることがある

中小企業で働く人の中には「大企業出身の転職者」というだけで、下記のような悪いイメージを持つことがあります。

  • 過去の栄光を、鼻にかけている
  • 言われたこと以外はできない人かもしれない
  • 大企業という守られた世界で、ぬくぬくと過ごした生ぬるい人間なのでは?

これはある意味「先入観」ではありますが、こうした印象を持つ人が、少なくないというのが現実です。

こうした背景がある中で、謙虚さに欠けた大企業出身者が入社すると、最初から悪いイメージが植え付けられているので、ささいなミスをしただけでも「やっぱり使えない」と思われます。

その一方で、謙虚な気持ちを持ち合わせていれば、最初に悪いイメージがあった分「腰が低くて、有能そうな人だ」と思われやすいです。

新たな環境に適応しやすくなる

大企業と中小企業は、仕事を円滑に進めるためのポイントが、下記のように異なる傾向にあります。

【大企業】
業務内容と範囲が決められており、基本的にはその中で専門的に仕事を行うので、決められたことを遂行する能力が求められる
【中小企業】
業務内容と範囲は決められているが、その枠から出ることも多く、イレギュラー対応も多いので、臨機応変さが必要となる

このことから大企業出身者は、転職先の中小企業では、今までのやり方が通用するという考えは置いておくと良いでしょう。

改めて、中小企業で仕事を円滑に進めるための意識をインプットする必要があります。

謙虚さを持ち合わせていないと、こうした環境の変化に自然と反発をし、受け入れが難しいこともあるでしょう。

その一方で謙虚さがあれば、新たな環境に適応する姿勢を見せられるので、周囲からの協力も得やすいと言えます。

結果として、臨機応変に対応ができる「使いやすく優秀な人」だと思われるでしょう。

会社は教育機関ではないことを理解する

大企業で働くと、入社時に研修の機会が設けられますし、業務内容についても、都度説明を行う体制が整っています。

また独自のマニュアルが用意されていることも多く、それに沿って業務を遂行することが可能です。

つまり、大企業は教育体制が整っている傾向にあると言えます。

このような大企業で働いていた人が、中小企業に入社した際に、教育体制が不十分なことに驚くケースが多いです。

実際に中小企業では、万全な研修を行わないようなところも多く、常に「仕事を教えてもらう」という意識でいると、面食らうこともあるでしょう。

しかし、会社は学校のような「教育機関」ではありません。

会社の本来の目的は【良い商品やサービスを提供し、利益を生みだす】ことであり、それが存在意義でもあります。

このことをきちんと理解して転職をすると、下記のようなメリットがあります。

知らないことが出てきても、自ら進んで動くことができる

仕事は教えてもらうものと思っていると、知らないことが出てきた際に「教えてもらっていないので、この業務はできません」などと発言する可能性があるでしょう。

この時点で「会社を学校だと思っている甘えた人」だという印象を持たれるので、使えない人だと思われます。

その一方で、会社が教育機関でないことを理解していれば、知らないことが出てきた際に、自分で考えて行動することが可能です。

つまり自ら進んで動けるので、主体性のある優秀な人だという印象を与えられます。

自分の仕事に、より一層責任を感じることができる

仕事を「教えてもらうものだ」という意識でいると、行動や発言が受け身になりがちです。

そうすると「この仕事は教えてもらっていないのだから、間違っても仕方ない」という考えに陥り、他人に責任転嫁をする可能性が高くなります。

こうなると「人任せで無責任だ」と思われるので、無能な人材というレッテルを貼られることでしょう。

片や、会社が教育機関でないことを理解すると「この仕事は初めて行うから、必要な点は確認をし、慎重に作業しよう」という考えになり、責任を持った行動が取れます。

周囲からは「責任感のある行動ができる人」だと思われるので、使える人だと思われます。

自発的な行動を心がける

大企業には多くの社員が存在するので、統率をとるために、どうしてもルールを作る必要が出てきます。

その結果として、大企業で働く人は組織で決められたことを遵守し、遂行しようという意識が高くなります。

そうすると受け身になる傾向にあり、仕事を行う時も常に「指示を待つ」という姿勢になりがちです。

昨今では、目まぐるしい時代の変化があり、会社としても「状況に応じて対応できる人間」が重宝される傾向にあります。

このことからも、自分で考えて自発的に動ける人材が必要とされており、中小企業においては特に顕著です。

こういった状況下で、指示を待つ体制を貫くと「あの人は大企業で働いていたから、自分で動けない人なのだ」と思われるでしょう。

大企業出身者は、ただでさえ「大企業に居たから」という偏見を持たれがちなので、下記のような自発的な行動の心がけをおススメします。

すぐに質問をするのではなく、自分でどうするべきかを考えてみる

不明点が出てきたら、何でもすぐに質問をするのではなく、自分で「どうするべきか?」を考えるクセをつけると良いでしょう。

よく考えれば、質問をせずに解決できることもあります。

また質問をするにしても「私はこのように考えて行動し、ここまでの作業ができたのですが、これで合っていますか?」のように、具体性を伴った質問ができるので、自発的な印象を持たせることが可能です。

他人軸ではなく、自分軸で行動をする

「教えてもらわないと、業務を進められない」ですとか「このミスは、〇〇さんの指示が悪かったからだ」のように、周囲の行動に頼る【他人軸】の考えだと、いつまでたっても自発的な行動はできません。

自発的に行動するためには「自分の行動・選択の結果は、自分自身にある」という【自分軸】の考えを持つ必要があります。

こうした視点を持つと、人に責任転嫁をせずに、自分で行動ができる人だというイメージを与えられるでしょう。

目的意識を持って会社生活を送る

目的を持たずに何となく会社生活を送ると、日々をふわふわと過ごすので、受動的なイメージを拭うことはできません。

その一方で、明確な目的を持って行動をすると「こういう理想に向かって、このように目標をたてながら会社生活を送りたい」という意識が芽生えるので、自発的に行動することにつながります。

裁量が大きくなることを「メリット」と捉える

大企業と中小企業を比較すると、1人に与えられる仕事の裁量は、中小企業の方が大きくなる傾向にあります。

このことをデメリットと認識すると、行動も嫌々になり、業務効率も落ちることにつながるので、周囲からの評価も低くなりがちです。

しかし考え方を変えると、裁量が大きくなることについて、下記のようなメリットと捉えることができます。

携わる範囲が増えるので、業務をスムーズに遂行できる

それぞれの仕事の担当範囲が細かく決められていると、確認事項がある際に、他の担当者にコンタクトを取る機会が多くなります。

一方で携わる業務範囲が増えると、1人で行える内容が増すことを意味するので、確認を取る手間も減り、今まで以上にスムーズな作業が可能です。

それに伴い、作業効率が上がれば、周囲から「使える人だ」と思われることでしょう。

責任の大きな仕事に関わりやすい

裁量が大きくなるにつれ、責任の量も増えると言えます。

責任の量も増えれば、責任の大きな仕事に関わる確率も高くなります。

また増えた責任に対して、きちんとやり遂げる姿勢を見せることができれば、さらに大きな仕事を任せたいと思われるので、さらなる評価につながると言えます。

ゆえに「使える人」だという印象を与えられます。

自分の意見が反映・実現しやすい

裁量が大きくなるということは、上層部との壁が少なくなり、より近い距離で働けることを意味します。

そうすると、仕事に対する自分の考えが、早く上に伝わることになるので、自分の意見が反映・実現しやすいと言えます。

建設的な意見であれば、なおさら評価につながります。

まとめ

大企業出身の社員が転職をした場合には、中小企業からの転職者よりも、使えないと思われる可能性があることが分かりました。

このことから「使えないと思われる理由」と「その対策方法」について、頭に入れておくことが大切だと言えます。

本記事を参考にし、有能な社員として活躍できることを、応援しております。

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