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既卒の就活は厳しい?無理?就活を成功させる7つのポイントを徹底解説

🕒 2021/06/22
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既卒の就活は厳しい?無理?就活を成功させる7つのポイントを徹底解説

「既卒で就活は厳しい…」
「既卒の私なんて、もう人生終了よ…」

などなど、既卒の就活に対して、こう悲観的にお思いの方もいますよね…。

既卒は新卒とは違って就職で不利な面が大きいですから、そう考えるのも無理はないことでしょう。

ですがそのままだと、一向に就職できず余計にブランクを作るだけ。何としても就職の一歩を踏み出したいところ。

今回はそんな既卒者に向けて、既卒の就活は厳しいのか、どうすれば就職を成功させるのかを解説します。

本記事の最後では、既卒者向けの就職支援サービスを3つご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事の監修者
藤井様のお写真
藤井 佐和子(ふじい さわこ)

株式会社キャリエーラ 代表取締役
キャリアアドバイザー
1968年生まれ。
大学卒業後、カメラメーカー海外営業部にて3年半従事、その後前職インテリジェンス(現:パーソルキャリア)では創業期の1994年から8年間派遣事業部と紹介事業部の立ち上げに携わる。
2002年(株)キャリエーラを立ち上げ企業研修や講演、個人向けに延べ17000人以上のカウンセリング実績。
主な著書に『どんな職場でも求められる人になるために いますぐはじめる47のこと(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』、『女性社員に支持されるできる上司の働き方(WAVE出版)』など多数。

※本ページにはPRが含まれます。

結論:既卒の就活は厳しいのが現状

データから見ても、既卒の就活は厳しいのが現状です。

既卒の内定率は34.4%…

マイナビ-既卒者の内定保有グラフ

(引用元ページ:マイナビ

株式会社マイナビの調査によると、2020年度既卒者の内定率は34.4%と、かなり厳しい数字出ています。

なお同調査で2018年だと45%、2019年43.3%との結果だったため、年々内定率は減少しているんです…。

こうした数字を追う限りだと、既卒者の就活は厳しくなっているのが現状なんです。

新型コロナウイルスの影響も大きい…

2020年には新型コロナウイルスの感染が拡大し、既卒者の就活にさらに大打撃を与えました。

採用活動が遅れて内定を出すのが後ろ倒しになったり、最悪の場合は内定取り消しなんてケースもありました。

なおマイナビの調査によれば、新型コロナウイルス感染拡大による就活への影響に関する問いで、74%が「影響はあった」との回答でした。

コロナによって何かと外出制限をされると、対面での情報収集が難しくなり、既卒者の内定率が下がったと考えられています。

既卒が就職できないわけではない…!

ここまでは悲観的な内容で、「じゃあ、既卒者は就職なんてできないんだ…」と思う方もいることでしょう。

ですが、そんなことはありません。

現状が厳しかろうと、コロナが蔓延していようとも、成功させる方法はあります。

その前にはまず、就活が厳しくなる原因を掘り下げていき、成功方法を見出していきましょう。

藤井様のお写真
新卒と既卒採用、企業の採用目的が異なることを意識しましょう。簡単に言うと、新卒は、未来の活躍への期待、既卒は即戦力者として採用を考えられています。新卒はやる気を買ってくれますが、既卒は、それにプラスして何が貢献できる人、つまりどんな経験を活かしてくれるのかを見られますから、既卒者への期待に合わせたアピールを意識しましょう。

既卒の就活が厳しい原因は?

既卒の就活が厳しい原因は?

では何が原因で既卒の就活が難しくなるのか。具体的には以下の通りです。

①そもそも就活に力を入れていない

「まだ就活の準備はしなくていいかな…」なんて、思ってはいませんか…?

また、すでに"既卒"という条件の時点で厳しくなっていて、さらにコロナが追い打ちをかけているのにも関わらず、行動量が変わらないor減っていないでしょうか?

先ほど「2020年度既卒者の内定率は34.4%」とお伝えしましたが、その大きな要因は、行動に移さず現状維持or行動量の減少と考えられています。

これでは内定率が低くなっても、仕方がない話ですよね。

「既卒は就活だと不利」という情報が蔓延していると、新卒で進んだ周りの人と比べてモチベーションが上がらない…なんてケースもあります。

そうした背景のもとで面接に挑んだとしても、滲み出る自信のなさや不安感は払拭するのが難しいです。

発起して行動に移さないと、最終的には面接官にネガティブな人と見られてしまい、内定を受けにくいでしょう。

②既卒者が魅力的に見られていない

既卒者が就職するにあたって、「そもそも既卒者が魅力的に見られていない」という前提を押さえるのも重要です。これは企業側の立場で考えないといけないことです。

既卒の場合は「新卒の時は何か原因があって就職できてないんだな…」と思われますから、イメージではマイナスからのスタートになりやすいです。

なお既卒の期間が長ければ長いほどマイナスです。

挑戦して内定を獲得できた新卒と、内定をもらえなかった既卒だと、採用担当者からすれば既卒者はなかなか魅力的に映らないもの。

その現実を受け入れるのも大事ですよ。

既卒で就活を成功させる7つのポイント

既卒で就活を成功させる7つのポイント

では既卒者が就活を成功させるにはどうすればいいのか、ポイントを7つに絞って解説します。

①既卒の就職成功者の特徴を把握する

まずは既卒者で、どんな人が就活を成功させているのかを把握しましょう。

把握する方法としては人づてに聞いたり、ネットで調べるのでも良いです。

多くの情報に触れていけば、そこから就職成功者の傾向を見出せます。

たとえば「既卒の期間中に何か活動・アクションをしていた」「失敗を省みて、改善の工夫をした」など、何かが見えてくることでしょう。

②卒業3年未満なら新卒枠を狙う

厚生労働省-既卒採用

(引用元ページ:厚生労働省

企業によっては、既卒でも学校卒業後3年以内なら「新卒者」として扱うケースがあるんです。

厚生労働省の出す「青少年の雇用の促進等に関する法律」によれば、学校卒業見込者の採用枠に関して、以下としています。

  • 既卒者が少なくても卒業後3年間は応募できるよう努めること
  • 可能な限り上限年齢を設けないように努めること

こうした呼びかけに応じている大手企業があるとするならば、まだ新卒枠でチャレンジできるかもしれませんよ。

③既卒歓迎の求人を狙う

転職エージェント・転職サイトの求人を見てみると、なかには「既卒歓迎」と記載された求人が紛れています。

既卒者を受け入れている会社もあるわけですから、求人検索ページでしっかりチェックしてみるのも手です。

また「既卒歓迎」の求人は、学歴・文理選択・経験については不問なことがほとんどです。

とはいえ基本的には新卒向けの求人ですから、応募しても新卒と比べられる可能性がある点には注意してくださいね。

④提出書類の準備を徹底する

採用担当が既卒者の経歴・諸情報を知るきっかけは、大抵の場合だと履歴書・職務経歴書です。

そうした提出書類については、採用担当に誤解を生ませない内容にするのも重要です。

なお履歴書の場合は、志望動機欄でしか明確にアピールをできません。

そのわずかな記述欄で、どう志望動機に盛り込まれているかがポイントです。

ただでさえ新卒者と比較されやすい状況ですから、中途半端にかけば減点対象になりかねない点にも注意してください。

⑤面接対策を徹底する

既卒者の場合だと、面接本番でネガティブな質問を多く受ける傾向にあります。

「なぜ既卒の選択肢になったのか教えてください」
「就活に失敗した理由は何だとお考えですか?」

こうしたグサリとくる質問の準備をせず返答できなければ、採用担当は『この人、ちゃんと過去の失敗に向き合っていないな…』と見られることでしょう。

他にも既卒関連の想定回答も用意しておき、マナーや服装にも一層気を配りましょう。

⑥サポステ・就職支援センターを使う

サポステ、就職支援センターの詳細・概要は以下の通りです。

全国に点在した就労相談ができる施設ですので、自宅近くにあるかチェックしてみましょう。

サービス名サポステ就職支援
(地域若者サポートステーション)
就職支援センター
利用対象者働くのが困難な15歳~39歳の方仕事を探しているすべての年齢層の方
利用料金無料無料
運営元厚生労働省の委託事業(株式会社・学校法人・社団法人・NPO法人)民間企業、社団法人など
できること
  • 就労相談・面談
  • 面接指導サポート
  • 就労体験 など
  • 就労相談
  • 企業・保険・年金などの専門相談

※就職支援センターは、各都道府県ごとで運営しているサービスです

専門家の相談を受けて、どう立ち回っていくかを考えるのも手ですね。

⑦既卒向け就職支援サービスを使う

今では数多くの既卒向け就職支援サービスがあるため、それらを活用するのもおすすめです。

なお就職支援サービスは就職支援のレベル・サポートの手厚さがダントツで高く、就職成功率が高いのも大きな特徴。

就職相談ができるのはもちろん、面接やビジネスマナーなどの指導もあるため、より就職を成功に導けますよ。

本記事の最後に、既卒者向けの就職支援サービスを3つご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

藤井様のお写真
棚卸しをしたものの、自分の経験や実績に自信が持てることがない、という方から「うまくアピールする自信がないので、応募をためらう」というご相談を度々受けます。そんな時は急がば回れ、で今の職場で次に入りたい企業や職業に繋がりそうな経験を期限を決めて積んでみるのもお勧めです。それからでも遅くないかもしれませんよ。

就職支援サービスは複数利用がおすすめ!

就職支援サービスは数多くあり、どれがご自分にあったものなのか分からないのが現状。

そこでオススメなのが「就職支援サービスの複数利用」です。

ご自分で2~3社利用してみて、そこから選ぶのがおすすめですよ。

なお複数使えばエントリーできる求人の幅を広げられるため、よりミスマッチを防げます。

また担当キャリアアドバイザーとの相性も比較できるため、本当に使い勝手の良いサービスを見分けられますよ。

既卒者におすすめ!優良な就職支援サービス3選

ここまで、既卒者の就活が厳しい実態や、就職成功のポイントについて詳しく解説してきました。

なかには「就職活動、始めてみようかな…」とお思いの方もいることでしょう。

そんな方に向けて最後に、既卒者におすすめの優良な就職支援サービスを3つご紹介します。

それぞれ比較してみて、使い勝手のよさそうなものを選んでくださいね。

①ハタラクティブ

ハタラクティブ-アイキャッチ画像

<ハタラクティブのおすすめポイント>

  • 内定率は80.4%!
  • 110,000人のカウンセリング実績!
  • 未経験でもチャレンジできる求人が満載!
運営会社レバレジーズ株式会社
掲載職種ITエンジニア、接客・販売、営業、事務
求人の対応地域東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県

ハタラクティブは既卒者の利用が多く、カウンセリング実績が110,000人を超える、多くの方から信頼された就職支援サービス。

内定率は80.4%と高いのもポイントで、利用者の多くが就職を成功させているのも大きな魅力。

なおハタラクティブ利用者の3人に2人は、正社員経験がありません。

安定している中小企業、成長している企業など、未経験からチャレンジできる求人が豊富ですよ。

<ハタラクティブの良い評判>

<ハタラクティブの悪い評判>

ハタラクティブへの登録はこちらから▶▶▶

②就職カレッジ

就職カレッジ-アイキャッチ画像

<就職カレッジのおすすめポイント>

  • 入社後定着率91.3%!
  • 最短2週間で内定獲得!
  • 無料の就職支援講座あり!
運営会社株式会社ジェイック
掲載職種営業、事務、デザイナー、エンジニア、総合
求人の対応地域全国

就職カレッジも20代既卒者の就職に強く、就職成功率は81.1%を誇るサービスです。

入社後定着率91.3%と高いのもポイントで、働き始めてから長く働く方が多いのも魅力。

また内定獲得までスピーディーな点も魅力で、なかには2週間と最短で獲得するケースもあるんです。

さらに無料の就職支援講座も受けられますから、就職前に内定に直結するスキル、ビジネススタンスなど、基本的な部分は一通り学習できますよ。

<就職カレッジの良い評判>

今までまともに就活してこなかった私は、企業への履歴書で何か書けばよいのか、面接でどう振る舞えばよいのかなど、分からないことだらけでした。そんな私にジェイックさんが熱心に1から教えてくれました。ビジネスマナー、書類の書き方から、面接での自己PRの仕方まで内容が充実している講習を受け、その後の飛び込み営業で学んだことを実践させてもらいました。この7日間でコミュニケーション能力に自信がつき、企業との集団面接会でハキハキ受け答えできて無事内定を獲得しました。負け組の自分にチャレンジのチャンスをくださったジェイックに感謝の気持ちがいっぱいです。

(引用元ページ:独自アンケート)

<就職カレッジの悪い評判>

雰囲気に関しましては、講義はブラック臭がほのかに漂っていました。
内容は仕事をする上では納得できるものであり、ビジネスマナー等の練習もあるため、受けて損は無いと思います。

が……働かせて貰ってるんだからサービス残業当たり前みたいな話が出てきたり、飛び込みでドッロップアウトした方についての話がどこか言い訳がましかったり、ところどころで「ん?」と首を捻るものがありました。
また研修後半、あらゆることから飛び込み営業のことに話を繋げられて、「そんなことだから件数回れないんだよ」と全体的にネチネチと言われました(講師の方、結果の度合いにもよるのでしょうが、あくまでも私の場合です)

(引用元ページ:Yahoo!知恵袋

③UZUZ(ウズウズ)

uzuz-アイキャッチ画像

<UZUZのおすすめポイント>

  • キャリアカウンセラーの質が高い!
  • 内定後のフォローもバッチリ!
  • サポートの手厚さが他社の10倍!
運営会社株式会社UZUZ
掲載職種エンジニア、営業、事務、マーケティング
求人の対応地域首都圏,名古屋,大阪,福岡など

UZUZ(ウズウズ)は登録者数が82,000人と、こちらも利用者が多いサービスです。

在籍するキャリアカウンセラーの質の高さがポインで、「親身に共感してくれる」との声もあります。

また内定後のフォローも整っていて、入社日の調整やお給料の条件交渉など、サービス利用者が働きやすいように対応してくれます。

そしてUZUZでは一人ひとりのサポートへの手厚さから、他社よりも10倍時間をかけているのも魅力です。

<UZUZの良い評判>

<UZUZの悪い評判>

まとめ~まずは一歩踏み出してみよう~

今回は、既卒者の就活の厳しさ、成功ポイントを中心に解説してきました。

既卒の就活の厳しさはぬぐえませんが、どうすれば次のステップへ進めるのか、考えなければ何も始まりません。

本記事の内容を通して、まずは一つでも良いのでアクションをおこして、ライバルに差をつけましょう。

改めて本記事の内容をまとめると、以下の通りです。

<既卒の就活が厳しい原因>

  1. そもそも就活に力を入れていない
  2. 既卒者が魅力的に見られていない

<既卒で就活を成功させる7つのポイント>

  1. 既卒の就職成功者の特徴を把握する
  2. 卒業3年未満なら新卒枠を狙う
  3. 既卒歓迎の求人を狙う
  4. 提出書類の準備を徹底する
  5. 面接対策を徹底する
  6. サポステ・就職支援センターを使う
  7. 既卒向け就職支援サービスを使う

また上記ポイントのうち、就職支援サービスに関しては複数利用するのがおすすめ。

就職支援実績の豊富な、ハタラクティブ就職カレッジUZUZ(ウズウズ)など、各種サービスも活用しつつ、ベストな就職を叶えましょう!

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