リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)で転職活動していることは会社にバレる?情報漏洩問題との関連は?
「リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)で転職していることは会社にバレる?」
「会社にバレたらどうなるんだろう…」
などなど、リクルートダイレクトスカウトを使って転職活動していることがばれないか気にされる方もいますよね。
一度バレてしまうと引き留めに遭ってしまいやすいですし、なるべく穏便に済ませたいところ。
結論をいうと、リクルートダイレクトスカウトで転職していることはバレません。ですがご自分のちょっとした行為でバレるケースはあります。
どんな行為をするとバレるのか、その対策方法も解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
結論:リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)で転職していることはバレない!
システム上、リクルートダイレクトスカウトで転職していることについて、会社にバレることありません。
基本情報やレジュメは匿名に
リクルートダイレクトスカウトの場合だと、基本情報(名前・生年月日)やレジュメ(職歴・学歴)が匿名になっているんです。
それらはヘッドハンターが「匿名レジュメ」としてチェックでき、会社の人に自分自身を特定されることはないんです。
会社にバレるのが怖くて転職活動に踏み切れないケースも方も多いですが、その点は安心してくださいね。
ちょっとしたことでバレることも…
先ほど、システム上ではバレないとお伝えしましたが、ちょっとしたことでバレることがあるんです。
つい気が緩んでしまうと、たとえば以下の行動によってバレるケースもあるんです。
具体的な対策もあわせて、一つずつ見ていきましょう。
①服装の変化
まずよくあるのが、服装の変化によって発覚するケース。
転職活動するときスーツ着るやん?いつもカジュアルな格好のやつが突然スーツ着てきたら怪しいので、バレないように転職活動するのに苦労する人もいるらしい。普段から服装自由でもたまにスーツ着てくる変なやつを装えばOKだ。
— べる (@be11) September 10, 2014
在職中での転職活動していると、仕事終わりあるいは仕事の合間に、面接に臨むことってありますよね。
もし今の職場がカジュアルスタイルの服が一般的な場合、急にフォーマルな格好をしていると「転職活動をしているのでは」と疑われやすくなってしまいます。
なお足元については特に注意。荷物になるからといって、ついフォーマルなシューズやパンプスを履いたままにしまいがちです。
また、日頃から使用しているカバンにも注意しましょう。
いつもは荷物少なめキャラなのに、A4サイズの用紙が入る大きいカバンで出社すると、それだけでも怪しまれてしまいます。
対策
- カバンやスーツなどは会社に持ち込まず、一時的にロッカーへ預ける
→会社の最寄駅から離れたところに保管するのがよい
- スーツへの着替えは、職場の人の目につかない面接会場近辺やデパートのトイレなどで済ませること(面接が平日にある場合)
②スマホやパソコンを見られる
今やどの職場にもパソコンはあり、スマホを持っていない人はほぼいません。
リクルートダイレクトスカウトはもちろんパソコン・スマホの両方でチェックできますし、ちょっとしたチラ見からバレることも考えられます。
担当者とのメールのやりとりだけではなく、リクルートダイレクトスカウトのサイトを開いただけでも、怪しまれる確率は上がりますね。
対策
- 社内でうかつにリクルートダイレクトスカウトのWebサイトを開かない
- どうしてもリクルートダイレクトスカウトのWebサイトを社内で開きたい場合は、トイレや屋上などで他人に見られない場所で開く
③休暇取得の頻度アップ
企業面接は平日での調整が多く、人によっては1ヶ月で平日に何回も休まないといけないケースがあります。
これまで休暇を全然取らなかった人が、急に取得しだすと怪しまれたバレるきっかけに繋がりかねません。
特に外出が少ない職種だと休みにくいですし、ヒヤヒヤすることでしょう。
対策
- 面接日程は勤務時間外か土日に設定してもらうよう、面接のアポ決めの際に企業との交渉をする
- 週半ばだと疑われやすいため、月曜や金曜に面接を入れて有給を取る
④同僚・上司への相談
いくら「この件はオフレコでお願いね」と言ったとしても、その伝えた相手が口を滑らしてしまうかもしれません。
相談相手とはどれだけ仲の良い間柄でも、信頼できても、スムーズに転職するためにも性悪説で考えるのが得策です。
対策
- 転職活動についての相談相手は慎重に選ぶこと
- 相談先は家族や親戚、友人など、社内の人以外に絞る
⑤SNSでの投稿内容
昨今ではSNSから発展して、問題につながるケースも多いです。もちろん転職活動でも同じ話。
投稿した内容によっては、転職活動をしていることが社内にバレる原因にもつながります。
TwitterやInstagram、Facebookでの会社アカウントも続々と増えていますから、業務中にご自分のアカウントが発覚することも…。
特に「仕事疲れた…」「今の仕事向いてるのかな…」など、不調をつい漏らしてしまうと疑われやすいですので注意しましょう。
対策
- SNSで投稿する内容はよく選ぶ
- 何か吐露するにしても、自分の要素を表出ししないアカウントを作るか、ロックをかけるべき
会社に転職活動がバレたらどうなる?
リクルートダイレクトスカウトのサービス側の問題ではないにしても、転職活動をしていることが会社にバレたらどうなるのか。具体的には以下が考えられます。
①引き留められる
上司から「給料を上げるからさ…」「もっと待遇をよくするからさ…」などと言ってきて、引き留めに遭う可能性が大きいです。
引き留めてくる理由としては、以下が考えられます。
- 部署内の仕事が回らない
- 自分の評価が下がる
極力引き留めに遭わないようにするために、また仮にバレてスムーズに退職したいときは、次の対策を講じましょう。
対策
- 繁忙期を避けて退職する
- 引き継ぎを徹底する意思表示をする
なおネガティブな転職理由を伝えると、「その点は改善するからさ…」と、より引き留められるので特に注意です。
②ギクシャクして仕事がしづらくなる
「会社のことイヤなの?」
「辞められたら忙しくなるなあ」
「あいつ上司からの『給料を上げるから』っていう理由で残ったらしいぞ」
などなど、ご自分への嫌なウワサ・言動が目立ってしまい、会社に居づらくなってしまいかねません。
一度は会社を辞めようとした人間=裏切り者としてどうしても見られてしまい、気まずいことでしょう。
なかには冷たい態度をとってきたり、嫌がらせをしてきたりと、精神的にはキツいことは確実です…。
対策
- 今の与えらえた仕事をまっとうし、誠実性をアピールする
ただリクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)には過去の情報漏洩問題がある…
システム上、リクルートダイレクトスカウトで転職していることはバレない、とお伝えしました。
ですが過去に情報漏洩の問題(ヒューマンエラー)を起こしているため、その点も踏まえて考えたいところです。
2015年12月の情報漏洩
実はリクルートダイレクトスカウトでは、2015年12月に情報漏洩問題を起こしています。
2015年12月の情報漏洩問題の概要
- 具体的な問題:約37,000人の登録者個人情報(氏名、会員番号、直近の年収や業種・職種など)が流出
- 原因:リクルートダイレクトスカウトのスタッフの不手際でメールを送った
なおリクルートダイレクトスカウトの運営のリクルートでは問題が起きた直後にすぐ対応しており、事件発生から終息まで2日間とスピーディーに済んだとのこと。
ちなみに個人情報が流出したのは業務委託先までで、そこからさらに第三者の閲覧できる状態にはなっていなかったんです。
現在では再発防止に徹底
この情報漏洩の一件を経て、リクルートでは再発防止策を実施しています。
- 情報管理の強化・徹底
- 運用業務のフロー見直し
また最近では「プライバシーセンター」を設置し、より個人情報の取り扱いへの不安や懸念に対してのケアが進められています。
まとめ~リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)を使ってバレない転職を~
今回はリクルートダイレクトスカウトを使って転職活動すると、会社の人にバレるのかについて解説してきました。
改めて今回の内容まとめると以下の通りです。
- リクルートダイレクトスカウトを使っても、会社の人に転職活動していることがバレることはない
- 服装の変化、SNS投稿などからバレてしまうケースはある
- 転職活動がバレると引き留められたり、関係性がギクシャクして仕事をしづらくなることが考えられる
- かつてリクルートダイレクトスカウトでは、情報漏洩の問題を起こしている(対策済)
冒頭でもお伝えした通り、サービスを使ったところでバレることはありません。
ですがちょっとした言動によりウワサが広まって、知らず知らずのうちにバレていることはよくあります。
慎んだ行動をとり、バレない転職を実現しましょう。