総合評価 | 求人の質 | ||
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コンサル | サポート体制 |
公開求人数 | 24,000件以上 | 対応地域 | 首都圏・関西・福岡など |
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非公開求人 | 多数 | ターゲット層 | 転職したいIT・WEB技術者・エンジニア |
強い業界 | IT・WEB・エンジニア・デザイナー業界 | 年収UP実績 | 8割 |
この記事を目にしている人は、SEとして勤務しているけれど、実は辞めたいと思っているのではないでしょうか?
実際にSEは、ストレスが発生しやすい環境下で勤務することが多く、心身ともに疲弊する人が多いことも事実です。
こうした背景から「異業種に転職したい」や「IT業界から足を洗いたい」と考えるのは、自然な流れだと言えますが、注意すべき点があります。
本記事では、SEで転職しやすい異業種を紹介し、IT業界から足を洗う際の注意点についても解説します。
悩めるSEの方は、要チェックです。
総合評価 | 求人の質 | ||
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コンサル | サポート体制 |
公開求人数 | 24,000件以上 | 対応地域 | 首都圏・関西・福岡など |
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非公開求人 | 多数 | ターゲット層 | 転職したいIT・WEB技術者・エンジニア |
強い業界 | IT・WEB・エンジニア・デザイナー業界 | 年収UP実績 | 8割 |
SEが仕事を辞めたいと考え、足を洗いたくなる背景には、いくつかの理由があります。
ここでは代表的な5つの理由について、ご紹介します。
<SEを辞めたくなる主な理由5つ>
SEは残業や休日出勤も多く、稼働時間が多くハードワークになりがちです。
IT業界の構造上、仕事を「子会社・孫会社」や「委託先・再委託先」が請け負うことが多く、力関係が発生しやすいことから、クライアントから無理を言われても断りづらいことが関係しています。
その「無理」は、仕事を受注した会社に所属するSEに対して、降りかかってきます。
先方から言われた無理をそのまま行うことも多く、納期がシビアになりがちで、突発的な仕事にも対応することもあるでしょう。
こうした背景によって、稼働時間が多くハードワークになるため、心身に疲れがたまりやすく、仕事を辞めたいと思うことにつながります。
前述の通り、SEは稼働時間が多く、ハードワークになる傾向にあります。
「SE」と「一般的な会社員」の年収を比較すると、SEの方が高めではありますが、実際の残業時間やストレスの度合いを踏まえると、年収に見合わないと感じる人も多いでしょう。
また会社の給与テーブルが、年齢や勤務年数に応じた年功序列制を導入している場合には、どれだけ成果を上げても年収が変わらないので、さらに不満が募ると言えます。
仕事を行ううえで、人間関係の悩みはつきものですが、特にSEは人間関係における悩みが生じやすいです。
その理由として「必ずチームで仕事を行うこと」が挙げられます。
このことから、社内の同チームでの情報共有は必須なので、常に周囲に気を遣う必要があります。
この他にも、他部署への伝達や取引先に対する連絡まで、幅広く人とのやり取りが行われます。
この中には「考え方の違う人」や「意思の疎通が取りにくい人」もいるため、このような人への対応には、特に神経をすり減らすでしょう。
また稼働時間が多く、周囲の人間もストレスを感じやすい現場では、責任転嫁をしてくる人や攻撃的になる人も多く、そういった人たちからターゲットにされることもあります。
こうした人間関係の悩みが積み重なり、退職を考えるSEも多いでしょう。
システムを取り扱う仕事なので、何らかの不具合などが生じることもあり、さまざまなトラブル対応から避けられないのが「SE」という仕事です。
「トラブル対応」という性質上、予期しないタイミングで発生するものなので、その際には一旦仕事を中断する必要があります。
対応が終了した後には、中断していた仕事の調整のためにスケジュールを組みなおしたり、場合によっては残業や休日出勤をし、納期の遅れを取り戻す必要があります。
また発生したトラブルに対して、上司やクライアントから責められることもあり、そのたびにストレスを感じる人も多いでしょう。
こうしたことが続き、モチベーションが低下してくると、心身も疲弊しやすいため、辞めたい気持ちが生じることにつながります。
世の中にはIT業界だけではなく、さまざまな業界の仕事が存在します。
他の業界で働く友人と接することや、日常生活で他の業界の魅力に気づくことで、IT業界以外への転職を考える人もいることでしょう。
この場合には「隣の芝生が青く見えただけ」なのか「本当に心から他の業界で働きたいと思うのか」という点を、しっかりと見極める必要があります。
前者であれば、今の仕事で改善できる方法を探すことや、同業界の異業種の仕事を視野に入れても良いでしょう。
後者であれば、IT業界と他業界を比較しつつ、実際に働けそうかという点を考えることをおすすめします。
ここでは、SEが転職をする際に注意すべきポイントについて、ご紹介します。
<SEの異業種転職での注意点4つ>
これはSEの転職に限りませんが、転職をするにあたって、明確な目的を持つことは重要です。
目的を持つことにより、自分の進むべき方向が分かるため、どのようなルートをたどれば良いかが見えてくるからです。
特にSE転職で異業種を目指したい人は、今までとは異なる世界に進むことになるので、より一層「明確な目的」を持たなければ、路頭に迷う可能性も出てきます。
そのためには、どうしてその道に進みたいのかや、今の仕事では希望をかなえられないのかなどを問い、自分の気持ちにしっかりと向き合うと良いでしょう。
異業種に転職をしたい人は、前職で何らかの問題を抱えていたため、環境を変えたいと考える人が多いでしょう。
このような人は、今後SEから異業種に転職をした際に、前職と同じ問題が起こりうるかについて、見極めることをおすすめします。
同様の問題が起こる可能性がある場合には、転職をしても問題が解決しないどころか、異業種という不慣れな環境に対して、さらなる問題を抱えることになりかねません。
例えば「稼働時間が多くハードワーク」だという点がネックとなり、異業種への転職を目指すのであれば、稼働時間が多くならず、負担もかかりにくい業種を選ぶべきです。
それなのに、同じように「稼働時間が多くハードワーク」な業種に転職をすれば、SE時代に抱えていた問題を、再び味わうことになります。
時間や金銭面で余裕がある場合には、1人で転職活動を行うのも良いですが、異業種への転職を目指す場合には、極力転職エージェントの利用をおすすめします。
求人数が多く求人バラエティが豊富なdoda、リクルートエージェントあたりが特におすすめです。
専任の担当者と二人三脚で活動するので、モチベーションを保ちやすいですし、何より知識の薄い「異業種」に対する情報を持つことから、的確なサポートが期待できます。
1人で情報を集めるのには限界がありますし、時間もかかることが予想されます。
一方で転職エージェントを活用すれば、情報も提供してもらいつつ、ベストな方法で転職支援をしてもらえます。
SEが異業種へ転職する際には、習得したスキルを活かせる職種・業界を選ぶことをおすすめします。
つまり、SEとの親和性がある職種・業界を選ぶと良いでしょう。
その理由として、全くの異業種に転職するよりも、採用されやすい点が挙げられます。
また本人としても、親和性がある職種・業界の方が取り組みやすいですし、重ねたスキルを生かせることから、自信がつきやすいと言えます。
さらにSEでの経験を前面に押し出せるので、給与交渉などの際にアピール材料となり、より良い条件で入社できることもあります。
それではSEが転職しやすい異業種について、6つご紹介します。
<SEが転職しやすい異業種6つ>
ITコンサルタントは、SEの経験を積極的に生かせる仕事であり、SEとの親和性も非常に高いです。
SEはクライアントの希望について、設計方法を考え要件定義に落とし込みますが、ITコンサルタントは、クライアントの希望をもとに「分析」や「提案」をおこないます。
ITコンサルタントは名称の通り、コンサルタントに重きを置いていますが、ITに関する高度な知識も要することから、SEとして積み重ねたスキルも存分に生かすことができます。
こうした背景から、ITコンサルタントは「SE経験者の採用」を積極的に行う傾向にあり、SEからの異業種転職に対して間口が広いことも特徴です。
SEとWebエンジニアは共通する点が多く、異業種転職の際にも、すんなりと溶け込める人が多いでしょう。
主な違いは「勤務先の種類」と「要件の変動有無」です。
【勤務先の種類】
SEは基本的に老舗企業や、社内システムを導入する大手企業で勤務をします。
一方でWebエンジニアは、Webの開発が主な仕事なので、Web制作会社で勤務をします。
一概には言えませんが、どちらかというとSEとして勤務する企業よりも、Webエンジニアとして勤務するWeb制作会社の方が、フラットで自由な傾向にあります。
【要件の変動有無】
SEは最初に要件定義を作成した後は、ほとんど要件が変動することはありません。
片やWebエンジニアは、最初に要件定義をまとめた後も、要件が変動することも多く、柔軟に対応する姿勢が求められます。
Webマーケターは、Webに関するマーケティング全般をおこないます。
マーケティングなので、商品やサービスを売るための「リサーチ」や「戦略立案」を行うことはもちろんですが、広告などの業務を行うこともあり、活動は多岐に渡ります。
さらにこれらの活動について、Webを通じて行うのが、Webマーケターの仕事です。
具体例を挙げると、あるWebサイトの閲覧数をあげるために、SEO対策などを施しながら、上位表示をするためのリサーチや戦略を立て、実際に行動にうつします。
また自社のコンテンツサイトの運用や更新を任されることもあり、さまざまなツールの操作を要することもあるため、SEでの経験を生かすことが可能です。
SEは一般的には、クライアントの勤務先で直接出勤し、常駐や委託として働くケースが多いです。
つまり所属している会社の外で働くのが、SEだと言えます。
一方で社内SEは、所属している会社内で勤務します。
常駐先で勤務することに疲れた人や、自社でじっくり腰を据えて働きたい人などが、社内SEへの転職を希望することが多いです。
社内SEは、自社のシステムに対する監視や調整を行いながら、スムーズに運用ができるように努めることが主な仕事です。
システムのトラブル対応の窓口となり、自社の社員とやり取りをすることも多いことから、コミュニケーション能力も問われます。
しかし自社内の仲間との関わりなので、社外とのやり取りも多いSEと比較すると、ストレスが少ないと感じる人も多いです。
セールスエンジニアは、別名で「技術営業」とも呼ばれており、自社の製品を他者に売り込み、導入に至った後もフォローを行うのが主な仕事です。
自社製品がクライアントに対して、どのようなメリットをもたらすかを説明し、契約に結び付けるため、営業能力が必要になります。
この時に、自社製品に対しての理解度や、クライアントの既存システムに対する分析力が問われるため、システムに詳しいと非常に有利になります。
つまり、SEとして得た経験やスキルを、役立てることが可能だと言えます。
セールスエンジニアは、営業からスタートする人が多いので、SE由来のセールスエンジニアは、重宝される傾向にあります。
ヘルプデスクでは、自社から発売している「業務システム」や「パソコン」や「各種機器」などについて、顧客から問い合わせが入った際に、サポート対応をおこないます。
自社の商品に詳しいことが前提条件なので、SEとして積み重ねた経験を、活かすことが可能だと言えます。
企業によっては、問い合わせへのサポート対応の他に、各種マニュアルの見直し・更新や、ヘルプデスクにおける「業務スキーム作成」などを任されることもあります。
顧客の意図を読み取る力が必要となるので、コミュニケーションに自信がある人の方が、向いていると言えます。
SEから異業種への転職を希望する人の中には、IT業界自体から足を洗い、別の業界で働きたいと思う人もいるでしょう。
このように「IT業界から足を洗いたい人」が、注意すべきポイントについて解説します。
<IT業界から足を洗いたい人が注意すべきポイント3つ>
SEから異なる業種に転職し、さらにその業界がIT業界でない場合には、完全な異業種への転職だと言えます。
例えば、アミューズメント業界の営業として働くとすると、SEとは業界も職種も異なるので、完全にゼロの状態からスタートします。
また未経験を雇ってくれる企業は、人手不足やブラック企業である場合も多く、SE時代よりも環境や条件が悪くなる可能性が多いにあります。
たとえブラック企業ではなかったとしても、周囲の経験者よりも知識やスキルが乏しいので、引け目を感じることもあるでしょうし、追いつくための努力も必要です。
このことから、完全な異業種を目指す際には、相当の覚悟が必要だと言えます。
SEから異業種転職を目指す人の中には、SEの業務内容に対して、年収額が見合わないと不満を持つ人もいるでしょう。
特にこうした人に伝えたいことが、年収額に不満があったとしても、IT業界の年収は一般的に高く、特にSEは高めの設定だということです。
つまりSEという職種を辞めて、さらにIT業界からも足を洗うと、年収が大幅に下がる可能性があります。
現在の年収で生活基盤がある人も多いでしょうし、IT業界に対して拒絶反応を示していない限りは、IT業界における「異業種」を探すことを、おすすめします。
IT業界から足を洗わなくても、希望をかなえられる異業種は「SEが転職しやすい異業種を紹介」の項目で紹介した通り、IT業界内にきちんと存在します。
IT業界から足を洗いたいと考える人は、何かしらの悩みを抱えていることでしょう。
その悩みについて、IT業界から足を洗わなくても、解決できるケースも多いです。
その1つとして、企業規模を変えて、SEとして転職することが挙げられます。
大きな会社でSEとして働くと、他社にて常駐勤務というスタイルが定番ですし、所属会社の社内SEとして働いたとしても、大きな会社なので社内SEも複数人がいることでしょう。
そうすると、多くの人とのやり取りが発生するので、人間関係の悩みが生じやすいですし、無理な残業を強いられることもあります。
その一方で、企業規模の小さい会社を視野に入れると、他社での常駐勤務でも社内SEとして勤務する場合でも、下記のように働きやすくなる可能性があります。
企業規模の大きな会社では、クライアントから仕事を獲得する「営業マン」と「SE」の距離が遠いこともあり、仕事の割り当てやフォローなどが、機械的になるケースも多いです。
一方で小規模の会社であれば、所属するSEの人数が少ないので、営業マンとの距離も近くなることから、ある程度の融通を聞いてもらいやすくなります。
抱えている悩みについても、相談しやすいでしょう。
最初から小規模の会社の社内SEとして勤務すると、SEが数人というケースも多く、場合によっては、自分1人だけということもあるでしょう。
このことから、会社規模の大きな会社のSEよりも、仕事のコントロールがしやすい傾向にあります。
またWebの知識などがあれば、社内のホームページの更新や作成の手伝いもできるので、重宝がられることでしょう。
SEで転職しやすい異業種は、IT業界をベースにした業種だということが分かりました。
またIT業界から足を洗う際には、さまざまなハードルがあるので、なるべく同業界での転職を目指した方が良いことも分かりました。
IT業界であれば、SE以外の異業種を選んだとしても、あなたが持っているスキルを必要とする企業は多いと言えます。
そのような企業と出会い、前向きな気持ちで働けることを応援しています。