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医療事務は未経験からだと難しい!?転職の注意点も解説

🕒 2021/07/16
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医療事務は未経験からだと難しい!?転職の注意点も解説

医療事務に関心があり、挑戦したい気持ちはあるものの、未経験からだと難しいと考える人もいるでしょう。

確かに難しい部分もありますが、未経験の転職者が多く存在することも事実です。

当記事では、医療事務が未経験に難しい理由を解説し、転職における注意点もご紹介します。

医療事務を目指す人は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

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医療事務が未経験に難しいといわれる理由5つ

医療事務が未経験に難しい理由5つ

医療事務が未経験に難しいと言われる理由は、以下の通りです。

<医療事務が未経験に難しい5つの理由>

  1. 専門的なやりとりが多い
  2. 業務範囲が多岐にわたる
  3. 知識を更新しないと、付いていけない可能性がある
  4. さまざまな状況の患者への配慮が必要
  5. スタッフの出入りが激しい

①専門的なやりとりが多い

医療事務は受付や会計などの事務作業を担当しますが、病院やクリニックで働くことから、医療機関に関する知識を要することが特徴です。

例えば診療報酬明細書を扱い、それぞれの健康保険組合へ医療費を請求する「レセプト業務」では、保険診療の仕組みを理解しなくてはいけません。

またナースステーション内で働き、入退院の手続きや説明を行う「クラーク業務」では、高額療養費などの知識も要しつつ、医療関係者である医師や看護師とのコミュニケーションスキルも必要とします。

このように、医療機関ならではの専門的なやり取りがあり、一般的な事務の知識だけでは補えないという特色があります。

②業務範囲が多岐にわたる

医療事務の仕事は、会計業務・受付業務から、カルテ管理やクラーク業務など、多岐にわたります。

カルテ管理を1つとっても、記載されている言葉に対する理解から始まり、カルテの取り扱い方も学ぶ必要があります。

患者への対応や、医師・看護師とのやり取りも発生するため、特定の業務だけに時間をかけることは難しく、常に色々な業務を並行して行っていると言えます。

さらに勤務先によっては、ゴミ捨てや掃除・洗濯なども、医療事務の業務として割り当てられます。

このように業務範囲が多岐にわたることから、基本的に忙しい日々を過ごします。

③知識を更新しないと付いていけない可能性がある

前述の通り、医療事務の業務範囲は多岐にわたることから、効率の良さが求められます。

そのためには、進歩し続ける医療の世界に関わる者として、知識の更新をすることが大切です。

例えば薬の名称を覚えることは必須ではありませんが、既存の薬はもちろんのこと、新たな薬の名称を覚えることで、医師や看護師の記録ミスなどの発覚などにつながります。

こういったミスがあると、カルテには誤情報が記載されますし、医療機関に対しても「診療報酬」が正確に支払われません。

こうした積み重ねが大きな問題となるケースもあり、知識を更新しないと、付いていけない可能性があります。

④さまざまな状況の患者への配慮が必要

スタッフ間におけるやり取りだけではなく、来院をする患者への対応もおこないます。

病気やケガなどの要因を抱え、さまざまな状況にある患者への対応は、その人に細やかな心遣いが求められます。合わせた配慮が必要となるため、

会計などの事務的な作業も行いつつ、患者に配慮した対応を行うことで、複数の作業を同時にこなすことはもちろんですが、高いコミュニケーション能力も必要だといえます。

時にはクレームの対応を行うこともあり、機転を利かせて働く場面も多いです。

⑤スタッフの出入りが激しい

医療事務は決して楽な仕事ではありません。

事務としての基本的なスキルの他に、コミュニケーション能力や、幅広い業務に対応する忍耐力など、さまざまな能力が必要です。

また医療機関という専門性の高い場所に身をおくことから、やりがいがある反面、つらい部分があることも事実です。

こうした背景から、退職する人も一定数において存在し、スタッフの出入りが激しい傾向にあります。

スタッフが退職をすると、人手が足りなくなるため、その分の仕事が回ってくることも考えられます。

新たなスタッフが入社しても、同じように未経験の人もいるでしょうし、ベテランだとしても、一から関係を構築する必要があります。

医療事務の魅力とは?

医療事務の魅力とは?

これから医療事務を目指す人のために、医療事務の魅力をご紹介します。

<医療事務の魅力4つ>

  1. 多様な働き方が可能である
  2. さまざまな立場の人から感謝される
  3. 医療関係なので将来的にも安定している
  4. 充実した時間を過ごせる

①多様な働き方ができる

医療事務は正社員としてはもちろんですが、パートや契約社員など、さまざまな雇用形態を選べることから、柔軟に働けるといえます。

フルタイムで勤務を希望する人は、正社員として働くと良いでしょうし、結婚や子育てなどの関係で時間に制約がある人は、パートなどを検討すると良いでしょう。

勤務先によっては、日勤だけではなく夜勤が発生するケースもあるため、事前の確認が必須です。

②さまざまな立場の人から感謝される

医療事務は、医師や看護者などのスタッフをはじめ、患者からも感謝をされる機会が多いです。

スタッフが気持ちよく働けるように機転をきかせ、チーム全体が円滑に進むことを心がけることにより、なくてはならない存在だと認識されこともあるでしょう。

また患者にとっては、医療事務が最初の窓口であるため、丁寧な対応を心がけることにより、直接的に感謝の言葉をもらう人もいるでしょう。

このことから医療事務は、日々の仕事の頑張りが、多くの感謝につながりやすいと言えます。

③医療関係なので将来的にも安定している

医療は人々にとって必要なものであり、今後の高齢化社会を踏まえても、需要が高まることが想定されます。

医療事務は、こうした「医療」に関わる仕事なので、将来的にも求人がなくなることは考えにくく、安定していると言えます。

AIやロボットなどの存在により、受付やレセプトなどの一部の業務は、なくなる可能性がゼロとは言えません。

しかしクラーク業務においては、医師・看護師や患者を理解し、臨機応変に対応する必要があるため、AIやロボットには難しいでしょう。

④充実した時間を過ごせる

会計などの事務的な仕事から、スタッフや患者へのサポートまで、幅広く対応する背景からも、医療事務は忙しいことが分かります。

別の視点から見ると、さまざまな経験を積めて凝縮した時間を過ごせると言えます。

このことから、事務職の中でも暇な仕事を避けたい人や、仕事において充実した時間を過ごしたい人にとって、医療事務という仕事は魅力的だと言えるでしょう。

未経験者が医療事務に転職する際の注意点4つ

ここでは、未経験者が医療事務に転職する際に、注意するべき内容をご紹介します。

<未経験者が医療事務に転職する際の注意点4つ>

  1. ワークライフバランスに合った勤務先を選ぶ
  2. 資格を持つ方が、選択肢が広がる
  3. 今後のビジョンも考えておく
  4. 未経験者に優しい環境を選ぶ

①ワークライフバランスに合った勤務先を選ぶ

ひとくちに「医療事務として働く」と言っても、病院やクリニックなどから、どういった勤務先を選ぶかによって、業務内容や比重が変わってきます。

例えば病院と言っても、大規模な総合病院と地域密着型の小さな病院では、医療事務に求める内容も異なるため、自分に合った勤務先を選ぶことが重要です。

そのためには、仕事と生活の両立を意味するワークライフバランスを意識し、「稼ぐことに重点を置くか」や「時短勤務に理解のある職場が良いか」などについて、考えると良いでしょう。

②資格を持つ方が選択肢は広がる

医療事務に関する資格を持たなければ、医療事務として働けないと思うかもしれませんが、資格がなくても働くことは可能です。

そうは言っても、医療事務に関する資格を持つことにより、一定水準のスキルの保持を証明できるので、採用に有利に働くことは否めません。

また医療機関によっては、資格の有無が給与に反映するケースもあるため、持っているに越したことはないでしょう。

医療事務に関する資格は数十種類をこえるため、難易度と将来性などを加味したうえで、目的に合った資格を選ぶことをおすすめします。

③今後のビジョンも考えておく

未経験から医療事務として採用されても、そこで終わりではありません。

採用をゴールとするのではなく、その先を見据えたビジョンを考えておくことにより、医療事務として進むべき方向が見えてきます。

採用された現場で働き続けることも1つの選択肢ですし、医療事務の経験を通じて、将来的に他の職種を目指すこともアリでしょう。

他の職種の例としては、下記などが挙げられます。

【診療情報管理士】
診療情報が記載されたカルテについて、管理や情報分析を行うことが主な仕事であり、医療現場の効率化に影響する、専門的な仕事です。

今後においても、医療現場の「カルテの進化」が予想されるため、活躍の場はさらに広がることでしょう。

この仕事をするためには、診療情報管理士認定試験への合格が必須であるため、将来的に診療情報管理士を目指す人は、資格の取得を視野に入れると良いでしょう。

【ホスピタルコンシェルジュ】
患者の満足度を高めるべく、病院などの医療機関における「接遇のスペシャリスト」となり、総合窓口としての役割を果たします。

要望や疑問に答えることや、面会者に対してのサポートまで、幅広く仕事をこなします。

ホスピタルコンシェルジュの資格は、1級・2級・3級と分かれており、一番やさしい3級であっても、医療学校の学生と同等レベルの知識を習得できます。

④未経験者に優しい環境を選ぶ

医療事務を目指す人の中には、大学病院などの大きな病院で、バリバリと働きたいなどの憧れを持つ人もいるのではないでしょうか。

働きたい場所で勤務することが、幸せの1つだとも言えますが、現状においては未経験であるため、最初からハードな環境に身をおくことにはリスクがあります。

最初は未経験者に優しい環境を選ぶことも、視野に入れると良いでしょう。

そういった環境で経験を積み、憧れの場所を目指してステップアップをすると、希望をかなえやすいと言えます。

全てがそうとは言い切れませんが、どちらかと言うと大規模より小規模の医療機関の方が、未経験者に優しいです。

その中でも、個人で経営する町のクリニックなどであれば、採用へのハードルも低いと言えます。

転職エージェントの活用もおすすめ!

医療事務として良い条件で働きたいのであれば、転職エージェントのサポートを受けることをおすすめします。

具体的にはリクルートエージェントdoda、マイナビエージェントあたりがおすすめです。

なおさら未経験者であれば、医療事務での採用に向けた「アピール方法」も知りたいため、知識を持った転職エージェントの利用は効果が高いと言えます。

1人で転職活動を行うと、面接時に足元を見られることや、意に反してブラック企業に入社することなども考えられます。

気持ちよくスタートを切るためにも、転職エージェントを賢く使い、効率よく活動をすると良いでしょう。

まとめ~医療事務には未経験から難しいとは一概に言えない~

医療事務は未経験からだと難しいとは、一概に言えないことが分かりました。

ただし経験者と比較すると、不利になる可能性もあるため、当記事で紹介したポイントを踏まえつつ、転職活動を行うと良いでしょう。

医療事務として希望する道を歩んでいけるよう、かげながら応援しています。

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