これさえ守ればOK!転職エージェントとの登録面談をスムーズに行う3つのポイント
転職エージェントにピッタリな仕事を紹介してもらうには、実際に会って本音ベースで話すことが重要です。
それが分かっていても、登録面談でうまく話せない人もいます。
緊張して経歴をうまく説明できなかったり、キャリアコンサルタントに自分を良くみせるために、本音ではなく作られた回答をしてしまったり、一方的に話をして空気を読めなかったりすると、面談そのものが無意味になるどころか、マイナスな影響を受ける可能性も出てくる時があります。
面談といっても、運命を決める企業の面接ではないので、過去に何度も面談が経験がある人や、もともとコミュニケーション能力が高く、うまく伝えられる人であれば、特に心配することはありません。
過去の面談がいまいちの人や初めて面談に行く人は今回ご説明するポイントを念頭に置いておいたほうが良いでしょう。
基本マナーをおろそかにしない
どうせ企業の面接じゃないからと軽い気持ちで面談に行く人は基本事項をおろそかにしてしまいがちです。
例えば事前連絡なしの遅刻、謝罪なしの遅刻、スーツがヨレヨレ、身だしなみが整っていないなどが該当します。
こういったマナー違反は転職エージェントのデータベースに残ることもあります。ちょっと気を付ければ済むことなので、社会人としてのマナーを完璧にしましょう。
「自然体」が大事
キャリアコンサルタントの面談はフランクな雰囲気野中でざっくばらんに進むことが多いです。
求職者は変に緊張したり、キャリアコンサルタントの意図を探ったりする必要は一切なく、思ったことを素直に話しましょう。
ただし、キャリアコンサルタントのあなたに対するイメージは紹介する企業のランクに直結するわけですから、最低限な言葉遣いや姿勢を守ったほうがいいでしょう。これからの転職活動で世話になる味方に不快感を与えないことが大事です。
また、ワンランク上の求人を紹介してほしいからといって、自分を創るというのもNGです。なるべき素直な気持ちがこもった会話を心掛けましょう。
求職者が自己開示をしないと、キャリアコンサルタントは求職者の本音をわかるわけがなく、どのような転職先がマッチするかの判断がしづらくなり、最終的に不利益を被るのは求職者本人です。
現在の職場を一方的に批判しない
転職する理由を聞かれたら、それを説明するためについに現職の会社の悪口を言ってしまいますよね。その気持ちはわかりますが、聞いている相手は簡潔でわかりやすい回答を望んでいるはずなので、ダラダラと愚痴をこぼすだけの面談にならないように気をつけましょう。
会社は人間で出来ている組織なので、人間と同じで大なり小なり短所というものがあります。会社にいる人は誰もがその悪い部分の存在を知りつつも、うまく付き合いながら仕事をすることで、会社が成り立っているわけです。
どちらかというと、企業は前向きの転職理由を好むので、ネガティブな転職理由しか言わないとキャリアコンサルタントとしても企業に推薦しにくくなってしまいます。
他社の転職エージェントを批判しない
転職エージェントも人間なので、プロな人がいる一方、本当にダメな人もいます。
対応がひどいコンサルタントに当たってしまうと誰もが憤りを覚えますよね。
しかし、キャリアコンサルタントとの面談は、あなたという人を知ってもらうことが目的であって他社エージェントの悪口を言っても意味がありません。
どこの業界もそうですが、転職エージェントの間にも横のつながりはあるので、同業他社の悪口を聞いていていい気分がしないはずです。
稀に他社の転職エージェントのことを聞かれるときがありますが、その際、「自分は○○のエージェントに登録しましたが、ちょっと合わなかったです。」と説明すれば大丈夫です。
さらにどこが合わなかったかを聞かれた際には、起こったことを自然に答えるようにしましょう。批判でなく、「○○のコンサルタントからこんなことを言われました。どうすればよいでしょうか?」という相談な形で進めると、相手からすると「頼ってくれる」と気持ち的にも良いでしょう。
最後に
キャリアコンサルタントは求職者と面談するときに考えているのは、求職者をどのような企業に推薦すれば内定ができるかということだけです。そのために、職務経歴や本人の転職意思の大きさ、内定後に辞退がないかどうかなど様々な要素を天秤にかけて判断します。
どれだけの優良企業を紹介してもらえるのはキャリアコンサルタントの腕次第という側面もありますが、キャリアコンサルタントと良好な関係を維持し、本当の自分を知ってもらうことが言うまでもなく大切です。
ぜひ今回ご紹介したポイントを、キャリアコンサルタントと面談する際に実践してみてください。