【2018年最新版】介護福祉系の転職に役立つ資格とは
このぺージでは、介護・福祉業界の転職や介護の資格についてご紹介します。
介護業界で転職したい皆さんは「実力の証明になるから、転職に有利な資格を取っておきたい」と思っていませんか。
介護業界は少子高齢化の影響で人材ニーズがどんどん高まっていて、このままいけば65歳以上の高齢者が10年後に全国民の3割を超えると予測される中、介護業界の労働市場は活発になる一方です。
このページでは、大手介護派遣会社に勤務しているキャリアアドバイザーが今までの転職成功実績をもとに、「介護職」の転職に最も役立つ資格を紹介します。
2017年11月最新の転職市場のニーズを反映しているため、実際に取得しなくても知っておくべき情報としてチェックすることをおすすめします。
このページでは、大手人材会社に勤務している転職コンサルタントが今までの転職成功実績をもとに、「介護職」の転職に有力な資格を紹介します。
2017年11月最新の転職市場のニーズを反映しているため、実際に取得しなくても知っておくべき情報としてチェックすることをおすすめします。
介護・福祉業界求人の実態と資格の必要性について
介護業界は世間一般で「低賃金」「激務」などネガティブのイメージが定着しつつありますが、本当の実態は果たしてその通りでしょうか。
結論から言うと、そのような「ブラックな職場」は一部の施設に当てはまるだけで、介護・福祉業界の現場を表しているわけではありません。その一部の施設はあまりにも待遇や労働環境が悪いせいで、話題になっていますね。
そのような施設では常に人が辞めていき、求人広告を出しても応募者が集まらないのです。そして苦肉の策として、「無資格OK」「未経験者歓迎」などの「入職しやすさ」を過剰にアピールしているのです。
介護は資格がなくても働くことは可能ですが、無資格のままだと、給料もキャリアもなかなか伸びず、ブラック職場で人生を消耗するだけになりかねません。
少しでもキャリアアップ、年収アップを考えているなら、資格を取るべきです。まず入門級の資格から初めて、だんだんと上級の資格へとステップアップしていくのが理想ですね。
ところで、多忙な介護士が資格を取得しようとすると、なかなか資格習得に当てられるまとまった時間を捻出することができません。
通勤時間や、ちょっとした隙間時間を有効活用することで勉強時間を増やすという手もありますが、そもそも今取得しようとしている介護の資格は本当に「役に立つ資格」なのかを見直してみてもいいかもしれませんね。
そんなわけで、ここからは介護・福祉関連の「本当に使える資格」をキャリアステップ別に紹介していきたいと思います。
介護の仕事に就く以上取っておきたい資格
さきほども言いましたが、介護の仕事をするにあたって必ずしも何かの資格が必要というわけではありません。しかし、介護士としてやりがいを持って働き、長期的なキャリアを築いていきたいなら、やはり専門資格を取っておいたほうが良いに違いありません。
介護職のスペシャリストになるためには、下記の流れに沿って資格の習得をおすすめします。
- 介護職員初任者研修
- 介護職員実務者研修
- 介護福祉士
- 社会福祉士
- ケアマネージャー(介護支援専門員)
ここからは、それぞれを紹介していきます。
介護職員初任者研修
介護業界で働くために最初に取る資格です。以前のホームヘルパー2級に該当します。
介護職員実務者研修
介護サービスを受ける人に対して基本的な介護を提供する能力を証明する資格です。
以前のホームヘルパー1級に該当します。
介護福祉士
介護が必要な高齢者や障害者の介護、介護に関するカウンセリングを行う能力を示す資格です。こちらは介護系の中で唯一の国家資格となります。
社会福祉士
高齢者だけじゃなく、障害者や生活保護者、児童福祉など福祉の分野で相談や支援を行う資格です。この中で一番難易度の高い資格だと言えます。
ケアマネージャー(介護支援専門員)
介護が必要な方が介護サービスを受けられるように、サービス計画書(ケアプラン)の作成やサービス事業者との調整、要介護認定の申請代行など、介護保険のスペシャリストであることを示す資格です。
採用条件ではないが現場で役に立つ資格
続いて、取得しておくと現場の仕事がスムーズになる資格をご紹介します。
これらの資格を採用時の条件にする求人はめったにありませんが、持っていると転職時の市場価値が一段と高くなりでしょう。
仕事内容 | 取得難易度 | |
レクリエーション介護士 | 高齢者の心身状態を良くするレクリエーションを企画する仕事 | ★ |
重度訪問介護従業者 | 重度の身体障害者や精神障害者、知的障害者をサポートする仕事 | ★ |
介護事務 | 介護施設での事務や介護報酬の請求書作成などを行う仕事 | ★ |
行動援護従業者養成研修 | 知的障害や精神障害、発達障害など日常的に介護が必要な場合の行動援護を行う仕事 | ★★ |
難病患者等ホームヘルパー | 在宅療養している難病患者を訪問して介護をする仕事 | ★★ |
介護予防運動指導員 | 介護予防のための筋力向上トレーニングを行う仕事 | ★★★ |
最後に
介護・福祉業界で転職したい方におすすめの資格をたくさん紹介してきましたが、取得したい資格を見つけましたか。
好条件の求人に応募しこれから介護職として活躍していきたい方は、まず下記3つのポイントを転職活動でアピールすべきです。
社会人としての一般常識がある
現場で働く力がある
業務に活かせる資格がある
多忙な介護士が自由に使える時間が限られるため、この3つの力を証明できる資格を中心に取得することをおすすめします。
もし資格についてまだ不明点があったり、転職活動をひとりで進めることに不安を感じたりする場合は、介護専門サイトの転職アドバイザーに相談しましょう。
あなたが介護系資格を取得して理想な職場で働けることを、陰ながら祈っております。