塾講師に転職すべき?向いているタイプと求められるスキル
塾講師の正社員はなにをするの?
塾講師に転職
転職者が多くいる業界
塾講師の業界は中途採用からの活躍をしている人が多くいます。求人をみても中途採用に積極的な塾が多くあります。
注意したいのが、年齢制限が設定されていることが多く、だいたい40歳です。転職の決断はこのボーダー前にするべきでしょう。
また、大卒であることが必須条件にあります。
前職は関係ない?
塾講師をする人の前職はさまざまです。未経験もざらにいます。
といっても、他の塾や学校から転職する人のほうが経験者として優遇されます。しかし、塾にはそれぞれの方針があるので、過度に前職を引きずっている経験者はむしろ印象が悪くなり、不採用となることもあります。
かえって、未経験だとしても一般企業でリーダーシップを発揮していた人や、営業や接客でコミュニケーション能力を培っている人などは講師としての資質があるとされます。
塾講師の魅力
生徒とともに自分も成長できる
塾講師として子どもたちと接して行くことで、意思が上手く伝わらず、心を開いて貰えないことに悩むこともあります。
学習の理解度も自分の期待ほど深まっていないことに焦りを感じることもあります。
ですが、講師にとってこういった壁を乗り越えていくことこそ教育者としての面白さです。
どうすれば、相手に伝わるのか、知恵をひねりだして生徒に向き合っていくと知らぬまに、自分も成長していることに気づきます。そのようなときに塾講師の魅力を再確認できるのです。
塾講師に必要なスキル
塾業界は積極的に中途採用をしていることは先に述べた通りですが正社員登用への道はあまり簡単とはいえないです。長い目で見て塾講師としてやっていきたい人の場合は思い切って最初は非常勤講師として、ある程度の経験を積むことも悪い方法ではありません。
体力的に楽ではありませんが、複数の塾を掛け持ちすることで、収入面の不足もカバーできます。こうして経験を積んだ後に正社員登用を目指すのも一つの道です。
コミュニケーション能力は必要スキル
どのような職業の場でも求められる能力としてコミュニケーション能力があります。
もちろん、塾講師でも例外ではありません。実は教育系の仕事には「サービス業」という側面もあります。
生徒がいかに満足する授業を提供できるのか、生徒の希望の進路に進ませられることが出来るのかなど、生徒はある意味で、お客様と同じなのです。
とくに塾業界では結果が良くでないとすぐに他の塾へと生徒は移ってしまいます。すべての原点は生徒のためになるのかどうか。
生徒を満足させるために日々より良い指導を追求していくために、生徒からの信頼が必要になります。
そして、生徒からの信頼を得るために日頃からよいコミュニケーションが大切というわけです。
これは保護者と連携を取るうえでも同じことが言えるのです。
塾講師に向いている人
伝えることに強い熱意がある
塾講師の基本は生徒に勉強を教えることが職務です。
何かを人に教えるということは、決して誰にでもできる、簡単なことではありません。自分がどんなに一生懸命に教えたとしても、その内容を生徒がすべてしっかりと理解するとは限らない上に、学習意欲のない生徒も珍しくはありません。けれども、相手がどんなタイプの生徒だったとしても、講師側に熱意がないと学習指導は成功することはありません。
もちろん、一回の授業では確かな手応えが感じられないこともあります。前回の授業は成功したのに今回はダメだったと落ち込むこともあります。けれども伝え続ける熱意や根気強い人が塾講師に向いているのかもしれません。
女性塾講師
女性の需要が高い業界
塾講師の求人は性別不問であることは一般的です。採用においても女性だからというだけで不利になることはないです。
採用側にとっても女性講師には大きな期待を寄せます。
「人を育てる」職業の塾講師において、もともと女性が生まれ持った才能がとても役立つとされているからです。
具体的にいうと全体像を見うことが出来る客観的判断力や些細なところに気づくことが出来る心配り、子どもを包む母性にあるといいます。
生徒のしてんから考えても塾業界に女性講師の存在は必要です。
その要因として、女子生徒が女性講師を希望することが非常に多いのです。とくに小中学生の女子生徒は、男性に苦手意識を持つ子も少なくありません。
さらにいうと、理系指導のできる女性講師側は大変重宝されます。
理系科目は男性講師がほとんどの場合担当します、そのため塾側も理系の女性講師をほしいというのが本音になります。