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転職中途のための担当をうならせる職務要約書き方

🕒 2018/04/02
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転職中途のための担当をうならせる職務要約書き方

こんにちは。転職という業界がどんどん大きくなってくる中で、定年まで同じ会社に勤務することが普通ではなくなってきたこの時代に、職務経歴書を書く機会も増えてきています。

でもどのように書けば有利になるのでしょうか。

転職の現場を考えてみると、職務経歴書の中でも最初の職務要約は一番時間を割くべきなんですよ。

簡潔に言うと、職務要約がいまいちだと続きを読んでもらえない可能性があるのです。

これから担当者にハマる、読んでもらえる職務要約の書き方について解説します。

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職歴が無い人でも大丈夫?

まずフリーターだった、アルバイトしかしてこなかった、何らかの資格取得のための勉強で職歴が無い。という方も多くいらっしゃると思います。司法浪人や公認会計士の勉強をドロップアウトして就職を目指される方などですね

それでは、職務経歴が無いと中途採用に応募できないのでしょうか。

答えから言うとそれはNOです。中途採用での応募は可能です。第二新卒としての採用、未経験での採用はあります。

しかしそれが全てではなく、大企業になればなるほど、それなりに採用担当者をうならせるような職務経歴が無くては採用の可能性は薄いです。

それではちゃんと企業に入社して働いてきた方へ向けて、どのように職務要約を書けば採用担当をうならせる経歴書を書くことが出来るのかについて解説していきたいと思います。

職務経歴書と職務要約

転職中途採用について調べていて、職務経歴書と職務経歴、職務要約は何が違うのか、ごっちゃにしている方もいるのではないでしょうか。

恥ずかしながら、私も最初はごっちゃにして大体全部同じ事を言っていると捉えていました。まあ少しずつ定義しているものが違うんですね。

職務経歴書というのはこの職務経験や自己PR、持っているスキルなどをA4サイズにまとめたものです

職務経歴というのは、あなたが今までどの様な会社で働いてきて、どのような地位にいて、どのような業務を主に行ってきたのか、そこでどのような実績を残してきたのかを簡潔に示したものです。単に最初の入社から順を追って記すタイプと、職務経歴ごとに編年体で記すタイプがあります。

最後に職務要約は、職務経験を200文字程度でまとめたものです。通常職務経歴書の一番上に書き、職務経歴書の中で一番時間を割くべき場所で書き方を工夫しなくてはいけない場所です。

採用担当者はまずここを読んでその下の細かい職務経歴を読むか決めるからです。いくら経歴が良くても、職務要約でうまくそれをアピールできなければ

担当者に読んでもらえない=不採用になってしまうんです。

次の章から、いかに担当者に読んでもらえる職務要約を作るかを三つの手順でお教えします!

読む前に職務経歴書のテンプレートを入手しましょう。ネットで調べれば出てきます。

その一、経歴を簡潔に書きだそう

経歴にあたるのは、最終学歴や、新卒入社の企業名と担当業務について、また転職した場合であればそこでの情報を書いてもいいでしょう。

しかし、まだ文章化はしなくてもいいです。書きたい要素だけまとめておけばいいです。

その二、経歴から自己PRを考えよう

上で述べた自分の経歴から自己が最もアピールしたい点を考えましょう。

それは自己PRでもありますが、ここで気を付けたいことは実績と織り混ぜて考えることです。業務での具体的な実績は自己PRの説得力を増強することが出来ます。

また具体的な実績が数値で出ているもの(〇〇という施策を打ち出し、サイトの閲覧数が1.5倍になった、10%の売上増を実現することが出来たなど)で書けるとさらに印象が良くなります。採用担当者に「もっと読みたい、この人と会ってみたい」と思わせることが可能になります。

またもう一つのポイントとして、客観的な視点で考えること。主観的に、「~に熱意を持って取り組んだ」や「~に自信を持っています」などではなく、客観的な評価を書きましょう。

これらに関してもすぐに文章化せず、書きたい、アピールしたい要素を書き出し整理するだけでいいです。

その三、意欲を見せよう。

最後の書き出す点として、その二、で整理した自己PRから自分がこの会社でどんなことができ、どのように貢献できるのかについて考えましょう。それもできるだけ具体的に。

「貴社の~事業部の~に関する企画で~を任せていただきたい」まで書けるなら上出来でしょう。企業分析も細かいとことまでできているな、という印象を与えることが出来ます。

まあそれを任せられるだけの、実績が伴っていなければ難しいですが。

また、入らせていただく気持ちではなく、自分を入れないなんてこの会社どうかしてるぜ、という心持ちを持ちながら考えましょう。それはあなたの余裕として文面に現れますが、その気持ちが出すぎることのないようには気を付けましょう。

気を付けるべきポイントは?

大体書きたいことがまとまってきて担当者をうならせるように文章化しようとしている時、忘れてはいけないことがあります。それは担当者も同じ人間であり、一日に同じような経歴書をものすごい数読んでいるということです。

ありきたりなものだと、またこれかとあきれられたり、半分も読まれないなんてこともあるかもしれません。担当者がもっと読みたい、と期待するような文章になるように心がけましょう。

その為にいままでの手順で整理してきた要素で文章を構成していくのですが、ストーリー性を意識しましょう。自分の経歴と、そこからくる強みとその根拠となる実績、目標までがストーリーとしてうまくまとまっていると、採用担当者が飽きずに読み進めることができるのです。

その上に、それらを簡潔にまとめることのできる能力は企業からも評価されるポイントになります。

最初に書いた通り、文字数の目安は、人間が一般に飽きずに読める200字~300字に収めるようにしましょう。

また、文章を書き終わったら自分が採用担当だったら…と考えてもう一度読んでみましょう。冗長なところはないか、論理的であるかどうか、この人の魅力は伝わっているかどうか等もう一度考えて添削してみましょう。

まとめ

転職のために重要視される、職歴要約について解説しました。いかがでしたか。

ポイントは具体的な数値での根拠付けと、客観的な視点です。

職務要約に書けるような実績を今の内に会社で積みましょう。その経験は会社のためだけではなく、後々の自分のためにもなるんです。自分の職務要約で書けるのです。

今の会社にいるうちから将来を見据えた働き方をするのもこずるい方法ですが、自分の人生の主人公は自分ですから、モラルだけは守って今から頑張ってみましょう!

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