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ベンチャー企業に転職するなら30代がベスト!?転職のメリット・デメリットも解説

🕒 2021/06/23
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ベンチャー企業に転職するなら30代がベスト!?転職のメリット・デメリットも解説

「30代でベンチャー企業への転職って、ぶっちゃけどうなの?」
「30代でベンチャーに勤めるメリット・デメリットってなに?」
「今の職場でいいのかな…」

などなど、30代でベンチャー企業に転職しようかどうか、迷われている方が多いです。

ベンチャー企業は特殊な企業形態ですし、ベンチャーならではのリスクもありますからなかなか転職に踏み切れないこともあるでしょう。

また30代は仕事やライフスタイルの大きな変化もありますし、その点も踏まえて考えたいですよね。

今回はそんな方に向けて、果たして30代でベンチャー企業に転職できるのか、転職のメリット・デメリットも踏まえて解説します。

記事後半ではおすすめの転職支援サービスも5つ紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事の監修者
宮治 有希乃様のお写真
宮治 有希乃(みやじ ゆきの)

組織人事コンサルタント
2007年より民間企業で人事労務・人材育成に携わり、現場の最前線で人材採用から社員育成・定着化、人事制度構築、キャリア支援などを経験したオールラウンダー。
外資系人材総合サービス会社、ITベンチャー企業出身。
2018年10月、寄りそうコンサルタントグループ HR LABOを立ち上げ、独立。現在は人事制度構築や採用・定着化、人材育成などを中心に、組織人事及びキャリア領域を軸として活動している。
公式ページ:https://www.yorisou-hr.com/

※本ページにはPRが含まれます。

30代はベンチャー企業への転職を決めるベストタイミング!

冒頭で「果たして30代でベンチャー企業に転職できるのか」とお伝えしましたが、結論、30代でもベンチャー企業に転職できます。

むしろ「30代はベンチャー企業への転職を決めるベストタイミング」なんて言われるくらいです。その主な理由は以下の3つです。

  1. 採用のニーズが高い
  2. 即戦力性や順応性を発揮しやすい
  3. 40代以降ではベンチャー企業への転職が難しい

理由①採用のニーズが高い

まず採用のニーズが高さから、30代でのベンチャー企業への転職をおすすめします。

ベンチャー企業では主に、ある程度社会人経験のある20代後半の方、あるいは30代の人材を積極的に求める傾向にあります。

すでに研修(新人研修・ビジネススキル研修など)を一通り受けていて、数年間の社会人経験もあるため、実戦ですぐ実力を発揮できますよね。

しかもベンチャー企業がまだ発展途上段階であれば、ご自身の実力次第で経営陣に滑り込める可能性だってありますよ。

理由②即戦力性や順応性を発揮しやすい

先ほどの内容と少し重なりますが、30代ではベンチャー企業で即戦力性や順応性を発揮しやすいのもポイント。

ベンチャー企業だとサービスをスピーディーに展開することで、爆発的な成長が見込めます。

この現象がいずれ起きると仮定するなら、急変化に対応できる順応力、そして急成長についていけるスキルが求められるわけです。

こうした力・スキルは30代までで培っているケースが多く、即戦力人材として確保したいと考え、採用優先度が高いんです。

すぐ即戦力人材として活躍できればさまざまな仕事を任せてもらえますし、20代の人材を育成する人物としても活躍できますよ。

理由③40代以降ではベンチャー企業への転職が難しい

ある程度キャリアを重ねると、ベンチャー企業に転職しにくくなる傾向にあります。

というのも入社すると重要文化に順応しにくくなり、歓迎しにくくなってしまうからです。

30代に差し掛かればその後の道もある程度決まってきて、さらに上を目指すか外の世界で活躍するかを選択する時期になります。

30代で選ばないと行動に移しにくくなるため、40代に差し掛かる前の"今"が選択できるチャンスなんです。

30代でベンチャー企業に転職するメリット6つ

30代でベンチャー企業に転職するメリット6つ

30代でベンチャー企業に転職するメリットは、次の6つです。

  1. 30代でも挑戦できる環境が整っている
  2. マネジメント経験を積める
  3. 裁量が大きくやりがいを感じやすい
  4. 独立・起業のヒントを得やすい
  5. さまざまな業務経験を積める
  6. 意思決定がスピーディー

①30代でも挑戦できる環境が整っている

「20代じゃないとバリバリ仕事させてくれない…」なんてことはもちろんありません。

30代の方に対しても、もちろん仕事に挑戦できる環境が整っています。

試行錯誤を繰り返していくなかで、さまざまな成功や失敗を経験し、短期間での自己成長も望めます。

特に自ら成長につながるアクションができるならば、短期間でスキル・仕事の幅も広げられますね。

②マネジメント経験を積める

30代となると、どこかの企業で一度はマネジメント経験を積んでおきたいところ。

その経験があるだけでも、今後の転職は有利に働きやすいです。

ですがなかには「大手企業で勤めていた時は、マネジメント経験を積むチャンスをつかめなかった…」なんて方もいるでしょう。

そんななかベンチャー企業だと、課長職をはじめとした上役に就きやすく、マネジメント経験を積みやすい傾向にあります。

入社年次や年齢に関係なく昇進しやすいという、実力主義なベンチャー企業ならではの大きなメリットですね。

ただ誰でも昇進できるわけではありません。

実務で実績を残せるのか、組織としての行動はとれているかなど、相応以上の実力があっての話です。

③裁量が大きくやりがいを感じやすい

厚生労働省の78,212人の離職者が対象の調査で、転職入職者が前職を辞めた理由について、30代は「仕事の内容に興味を持てなかった」と回答した人が11.3%も占めていました。

この仕事に興味を持てない原因の一つとして、仕事にやりがいや楽しさを感じられないことが挙がります。

そんななかベンチャー企業だと、仕事の特性上で一人当たりの業務量が多くなる傾向にあります。

そのため裁量権が大きくなり、人によってはやりがいを感じやすいのもポイントです。

やりがいを感じられれば仕事に情熱を持ちやすく、イキイキと働けますよね。

④独立・起業のヒントを得やすい

マイナビ独立での調査によれば、「独立・開業に興味がある」と回答した人のうち、30代では55.8%も「興味がある」と回答していました。

新型コロナウイルスをはじめとした先行き不透明な世界情勢もあり、前年よりは若干数値が下がっています。

ですがそれでも独立志向のある方は多く、行動に移そうとしている人の多い様子が推察されますね。

ベンチャー企業だと大手企業と違って、社長や取締役など、経営者との距離が物理的・心理的に非常に近い傾向にあります。

そこから独立や企業へのヒントを直接得られますし、肌感レベルで経営について学習できますね。

⑤さまざまな業務経験を積める

30代のなかには「もっといろんな仕事を経験してみたい…!」とお思いの方も多いです(参考:厚生労働省

なるべく多くの経験値を積んで、キャリア・スキルともに伸ばしていきたい方も散見されます。

先ほども説明した通り、ベンチャー企業は裁量権が大きく一人あたり多くの業務に携われます。

30代の方でも主体的に多くの仕事に励めば、その分スキル・経験を得られて成長に繋げられますね。

⑥意思決定がスピーディー

意思決定の早さも、ベンチャー企業での大きな魅力。

ベンチャー企業だと大企業ほど仕事が細分化されていなく、仕事において意思決定者が少ない傾向にあります。

たとえば「課長からは承認を得られたけど、部長では得られなかった」なんて事態も起きにくいです。

そのため決裁を取るまでもスピーディーで、物事をすぐ実行に移しやすいんです。

宮治 有希乃様のお写真
ベンチャー企業は新しい価値を創出するために急スピードで成長し続ける必要があります。その中で求められるスキルは、未知の領域を楽しめる力。明確に約束された将来や安定はありませんが、頑張り次第では大きく成長する未来を作っていける醍醐味があります。

30代でベンチャー企業に転職するデメリット6つ

30代でベンチャー企業に転職するデメリット6つ

対して30代でベンチャー企業に転職する時、どんなデメリットがあるのか詳しく見てみましょう。

  1. 長時間労働に耐える体力がないとキツい
  2. 年収ダウンは覚悟しないといけない
  3. 若い社員ばかりで違和感があるかも
  4. 倒産での費用リスクあり
  5. 福利厚生は整っていないケースがザラ
  6. 能力・実績の正当評価を受けにくい

①長時間労働に耐える体力がないとキツい

ベンチャー企業にはいくつかのフェーズがあり、その段階ごとで少しずつ業務量が変わります。

まだかなりの発展途上の企業に転職する場合、拡大に力を入れる以上は一人当たりの業務量がかなり多くなります。

仕事は長時間労働になりやすいため、ある程度の体力がないと続きません。

30代となると20代より疲労が溜まりやすいですから、タフな体力とメンタルを持ち合わせているかどうか、今一度考えてみてください。

②年収ダウンは覚悟しないといけない

もちろん「ベンチャー企業に転職=必ず年収が下がる」なんてことありませんが、残念ながら年収が下がる可能性は高いです。

そんななか、30代となれば結婚・仕事などから、ライフスタイル・支出の変化が激しくなりやすい段階に突入します。

なかにはローンで家や車を買おうと考えたり、子どもがいる場合は養育費も考えたりすることでしょう。

そのタイミングでベンチャー企業へ転職するとなれば、経済的な部分で少々リスクがありますよね…。

もし前職での年収がおよそ500万円以上あるならば、特に入社時の収入ダウンは覚悟してくださいね。

③若い社員ばかりで違和感があるかも

ベンチャー企業だと在籍社員の平均年齢が若い傾向にあり、なかでも20代の方が多いです。

となれば自分自身より若い社員が先輩になりやすく、その関係性に違和感を覚えるかもしれません。

上司が年下だと「仕事がやりにくい…」と感じる方も多いため、その人間関係について面倒に思うことでしょう。

ちなみに人材業界大手のマンパワーグループの調査によると、年下の上司についてはこんな意見が出ています。

「年下上司が本音を語ってくれない」
「お互いに思っていることをストレートに言えない」
「年下上司のプライドを損ねないように気を使う」

(引用元ページ:マンパワーグループ

こうした部分も考慮し、どうすれば働きやすくなるなかも考えないといけませんね。

④倒産での費用リスクあり

同じベンチャー企業でも、扱う商品・サービスによって業績にはムラがあります。

つまり安定性の高い企業もあれば、不安定でそのまま倒産する企業もあるわけです。

もし転職先で後者を選んでしまった場合、途端に給料がもらえなくなりますし、まだ転職活動を始めないといけません。

また先ほども触れたとおり、30代は結婚や子供の面などでライフスタイルが大きく変化するタイミングです。

給料が途絶えれば次の転職先を見つけるまで、どうにかしてさらに費用を工面しないといけませんよね。

⑤福利厚生は整っていないケースがザラ

なかには「福利厚生が整った会社で働きたい」とお思いの方もいますが、それはなかなか実現が難しいところです…。

たとえば住宅手当や労働組合、社員食堂、サービス提携施設については、特に期待しない方が得策です。

会社によっては、社会保険制度・退職金制度が用意されていないところもあります。

福利厚生制度に期待して入ったはいいものの、よく確認せず入職してから公開する方も多いんですよ。

ベンチャー企業は福利厚生も含めて粗削りな部分が多いですから、転職の際は求人表を隅々までチェックするのを忘れないでくださいね。

⑥能力・実績の正当評価を受けにくい

厚生労働省のデータによると、自己都合による離職理由で「能力・実績が正当に評価されないから」と回答した人が、30代で35.8%も占めていました。

つまり3人に1人以上は、今の職場での評価・実績に満足していないんです。

というのも成果主義になりやすいベンチャー企業では、仕事に対する評価基準を設定しにくいんですよね…。

仕事で何をしたら成果とするかは部署ごとで違い、明確な基準を設けられないケースが多いんです。

もし評価基準が曖昧な会社に転職すれば、仕事のモチベーション維持が難しくなったり、チームワークの悪い状況で働くことにもつながります。

転職する前には、その転職希望先で仕事がどう評価されていくのか、できる限りチェックしておいてくださいね。

宮治 有希乃様のお写真
ベンチャー企業は市場や競合他社の動向に影響を受けやすく、会社維持のために事業縮小や事業転換を余儀なくされる場合があります。将来を予見することは難しいですが、転職を考える時は会社単体ではなく会社を取り巻く業界全体についてもリサーチしましょう。

30代でベンチャー企業に転職するとキャリアはどうなる?

では30代でベンチャー企業に転職するとなると、どのようなキャリアになるのか詳しく見ていきましょう。

管理職を目指す

30代でも一定期間働いて実務・組織行動において問題がなければ、管理職のキャリアを期待できます。

ベンチャー企業では20代からでも管理職登用が盛んですから、もちろん30代でも十分問題ない年齢です。

さらに管理職のなかでも執行役員レベルになると、さらに裁量権を持って仕事ができてより自己成長に繋げられますね。

もし事業が順調に成長した会社のケースだと、管理職のなかでも部長クラスになれば年収800万円ほど、執行役員と1,000万円前後が相場ですね。

起業をする

ベンチャー企業では社長はじめとした上役との距離が近く、経営について肌で感じられる職場で働けます。

ある程度のヒント・ノウハウを得られて、そこから起業に進むケースももちろんありますね。

大企業・大手企業に転職

割合としては少ないですが、「ベンチャー企業から大企業に転職したい人」も一定数います。

ベンチャー企業で得られた専門性、マネジメント能力など、大企業でも大いに活かせるスキルをもって転職できるんです。

「ベンチャーから大手・大企業は無理」との声も多いですが、最近ではその考えも少しずつ崩れつつあるんですよね。

30代で入るべきベンチャー企業はある?

「とりあえずどこでもいいから、ベンチャー企業に転職しよう」なんて考えは危険です。

30代で入るべきベンチャー企業がどんなものかを押さえて、求人探しに移りましょう。

将来性・成長性が期待できるベンチャー企業

ベンチャー企業は経営形態の都合上、大企業や大手企業に比べれば生き残りにくい傾向にあります。

そのため長期間生き残れるような、将来性・成長性に期待を持てるベンチャー企業を選びたいところです。

企業としての成長性と持続可能性、業界の将来性など、未来のことに目を向けてみましょう。

たとえばIT・Web業界や、ブロックチェーンやAIの分野、クラウドコンピューティングなどがオススメです。

上記だと求人も多く出ていて、今後の将来性や成長性にもかなり期待できます。

マネジメント経験を積めるベンチャー企業

30代を超えて40代、50代と年齢を重ねていくと、体力的になかなか現場に出て仕事をするのが難しくなっていきます。

年齢を重ねることで仕事内容が変わっていき、人を動かす立場にシフトしていくものです。

もしマネジメント経験を積まずに30代を迎えてしまうと、今後転職を考えるときに不利になります。

企業の多くは30代の方に対して、マネジメント経験の有無を強く求めるからです。

つまり30代で転職を考えている今が、その経験を得られる大チャンスなわけなんです。

ただ「管理職・執行役員」になる必要まではないため、あくまで経験が積めるかどうかを考えてみてください。

「ベストベンチャー100」に掲載されたベンチャー企業

ベストベンチャー100

(引用元ページ:ベストベンチャー100

ベストベンチャー100といって、「これから成長が期待される企業100社」を紹介しているサイトがあります。

営業利益や売上高、ビジョン、成長理由などさまざまな観点から評価を受け、そこから100社が選定されるものです。

この評価については信憑性が疑われていますが、参考程度に見ておくのが良いでしょう。

30代でベンチャー企業への転職を成功させるには?

30代でベンチャー企業への転職を成功させるには?

ではどうすれば、30代でベンチャー企業への転職を成功させられるのか。

具体的なポイントは以下の通りです。

  1. ベンチャー企業で求める人物像を把握する
  2. 徹底的な自己分析・業界研究・企業研究
  3. 仕事のきつい部分を知っておく
  4. 志望動機・ビジョンを明確にする
  5. 転職支援サービスを活用する

①ベンチャー企業で求める人物像を把握する

ベンチャー企業では、その企業形態から以下に該当する人材を求めるケースがほとんどです。

  • 主体性・自発性がある
  • チャレンジ精神・成長意欲が高い
  • 変化に順応できる
  • 自分自身で進んで勉強できる
  • 成果への執着心が強い
  • 失敗を恐れない

上記は多くの企業で共通する部分。

ここにプラスαとして、各企業ごとでさらに求める部分を持ち合わせていると、転職活動が有利に進みやすいです。

書類選考や面接の時も、こうした求める人物像に沿った自己PRをするのがポイントです。

②徹底的な自己分析・業界研究・企業研究

転職活動を成功させるには、何事も情報収集が命。

企業・業界のことはもちろん、自分自身のことも深く知っておかなければいけません。

中途半端な自己分析・業界研究・企業研究は、かえって命取りになります。

まずは採用担当者に自分自身のことを知ってもらうために、「私はこういう人です」とわかりやすくアピールできるようにしてください。

診断ツールを使ったり知り合いに協力を仰いだりして、より客観的に自分自身のことを知って言語化できるレベルに持っていきましょう。

業界研究・企業研究は企業HPを見たり、先輩社員のインタビューページを見たり、転職フェアに参加したりと、できることはたくさんありますね。

③仕事のきつい部分を知っておく

ベンチャー企業への転職で失敗する方に多いのが、ベンチャーの仕事のきつい部分を把握せずに転職してしまうケース。

ベンチャー企業の仕事がキツイと言われる、以下10個の理由・背景は押さえておきましょう。

  1. 給料の割に疲れる
  2. 仕事内容が泥臭い傾向にある
  3. マルチタスクになりやすい
  4. 仕事の責任が大きい
  5. 残業しがち
  6. 熱意がないと続かない
  7. 少人数だと逃げ場がない
  8. 一人当たりの役割が多い
  9. 職場環境が整っていないことも
  10. 制度が整っていない

さらに詳しいことは、以下の記事で詳しく見てみてください。

④志望動機・ビジョンを明確にする

どの企業形態・業種・職種でも、転職の際は志望動機が必須。

ベンチャー企業の求める人物像、自己分析などを踏まえて、採用担当者に刺さるPRをしないといけません。

志望動機・ビジョンを明確にしないと転職で迷いが生じますし、転職できてもミスマッチに繋がりかねません。

そして採用担当者に刺さるPRができないと、他の転職ライバルに先を越されるかもしれませんよ。

⑤転職支援サービスを活用する

なにもお一人の力だけで、転職活動に臨む必要はありません。

転職サイトやハローワーク、転職エージェントなど外部サービスも活用して転職活動成功させましょう。

なお転職媒体についてはそれぞれ強み・弱みがあるため、以下の表でご自身に合ったものを使ってみてください。

求人媒体転職サイト転職エージェント求人情報誌
求人数
求人の質
転職アドバイス
面接対策××
転職後のアフターフォロー××
企業との調整××
入社成功率
未経験での応募
利用料金無料無料無料

上記表を見ると、特に転職エージェントでのフォローの手厚さがうかがえます。

面接対策、履歴書・職務経歴書の添削サポート、キャリアカウンセリングなどをすべて無料で実施してもらえるのが大きな魅力ですね。

もし転職エージェントを利用したことがない人には、エージェントを一度使ってみるのをオススメしますよ。

宮治 有希乃様のお写真
入社後のギャップを減らすためには、まず自分が転職をして何を実現したいのかを考えることが必要不可欠です。そして、その想いを実現できる会社なのか検討するためにも不明な点は積極的に質問し、必要な情報を集めましょう。受け身の姿勢はNGです。

ベンチャー企業への転職でオススメ!転職支援サービス5選

ここまでお読みになった方のなかには、「転職支援サービスを使って転職したい…!」とお思いの方もいますよね。

今回はそんな方に向けて、ベンチャー企業への転職のオススメの、転職支援サービスを5つ厳選してご紹介します。

また、ご紹介するのはどれも無料で使えるものです。

どれも違った魅力・特徴がありますので、気になるサービスが見つかったらぜひ利用してみてください。

①doda

doda

<dodaのおすすめポイント>

  • ベンチャー企業の求人を多数掲載!
  • 丁寧で親身な対応が好評!
  • 転職活動を基礎からサポート!
運営会社パーソルキャリア株式会社
ベンチャー企業の求人数約2,700件
掲載職種営業・企画、管理、事務・アシスタント、販売・サービス職、専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)、金融系専門職、公務員・教員・農林水産関連職、技術職、医療系専門職、クリエイター・クリエイティブ職
掲載地域全国47都道府県

dodaは転職エージェントのなかでも特に求人数が多く、約2,700件もの求人を比較・検討できます。

サービス形態が「転職エージェント」なため、転職サイトと違って担当コンサルタントによる徹底的なフォローを受けられます。

また担当コンサルタントについては「面談が丁寧」「要望をしっかり聞いてくれる」などなど、好評の声が多数寄せられているのも魅力です。

さらに転職活動を基礎からサポートしてくれますから、30代で転職が初めてな方でも安心して利用できますよ。

<dodaの良い評判>

昔から人前で話すのが得意じゃなかったので、転職しても面接とか質疑応答で引っかかるんじゃないかと心配していました。その旨をdodaのエージェントの方に話したら、どうすれば得意分野の質問に持っていけるか、どんなテクニックを使えばいいのかなどをまとめたものを用意してくれましたので、大変助かりました。

(引用元ページ:転職キャリアガイド

<dodaの悪い評判>

大手の転職サービスですから掲載している求人はどれも質のいいものなんだろうなと思っていました。最終的には希望条件に80%くらいかなった所に転職できましたが、紹介してもらった仕事のなかには質の低いと思われる求人が数点あったのが気になりました。不動産業界にはまあまあいる方なのですが、名前の聞いたことのない企業案件も出てきてビックリしました。

(引用元ページ:転職キャリアガイド

dodaへの登録はこちらから▶▶▶

②リクルートエージェント

リクルートエージェント

<リクルートエージェントのおすすめポイント>

  • 大手リクルートのサービス!
  • 非公開求人は17万件以上!
  • 転職支援実績No.1の実績あり!
運営会社株式会社リクルート
ベンチャー企業の求人数約1,400件
掲載職種営業・販売、カスタマーサービス、企画・マーケティング・運営、管理・事務、物流・購買・貿易・店舗開発、コンサルタント、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、SE・ITエンジニア、エンジニア(設計・生産技術・品質管理)、建築・土木・設備、医療・医薬・化粧品など
掲載地域全国47都道府県

リクルートエージェントは、その名の通り大手リクルートが運営するサービス。

転職支援実績No.1の実績があり、その転職ノウハウで長年にわたって信用されているのがポイントです。

dodaと同じくこちらも転職エージェントですから、担当コンサルタントによる綿密なフォローを受けつつ転職できます。

こちらもベンチャー企業求人数が充実しており、約1,400件の求人から比較・検討できます。

<リクルートエージェントの良い評判>

私は他業界への転職を希望していたのですが、色々と調べてみると難しいと知りました。自分だけでは厳しいと思いリクルートエージェントに頼ることにしました。面談時に他業界を希望するということを伝えるとアドバイザーの方も気合が入ったのか熱意がすごかったです。こまめに連絡を取りながら転職活動を進め、希望通りの転職ができました。

(引用元ページ:転職キャリアガイド

<リクルートエージェントの悪い評判>

リクルートエージェントから応募したら他社からの応募よりも選考の返事が無茶苦茶遅い

(引用元ページ:2ch

③ビズリーチ

ビズリーチのアイキャッチ画像

<ビズリーチのおすすめポイント>

  • 年収1,000万円以上の求人が3割以上!
  • スカウトサービス転職できる!
  • 優秀なヘッドハンターがサポート!
運営会社株式会社ビズリーチ
ベンチャー企業の求人数約5,100件
掲載職種経営、管理、人事、営業、コンサルタント、IT技術職、マーケティング、プロジェクト管理、機械、専門職など
求人の対象地域全国47都道府県

ビズリーチは転職支援サービスの中でも特殊で、主にスカウトサービスによって転職活動を進められるんです。

各業界に精通した3,500名以上のヘッドハンターが、ご自身を全力でサポートしてくれます。

企業からのオファーを受けて転職できるため、じっくり時間をかけて転職したい方にオススメですね。

なお年収1,000万円以上の求人が3割以上を占めているため、ベンチャー企業への転職を通して大幅な年収アップが見込めるのも魅力。

<ビズリーチの良い評判>

他の転職サイトの求人案件に満足できず、高給与求人をネットでチェックしているときにビズリーチを見つけました。 私の場合、転職先に求める唯一の条件は年収アップでした。他の転職サイトでは一つひとりの経歴を見て、それに合わせて給料アップができる求人を紹介してくれなかったため、高年収者限定の会員制転職サイトというキーワードに惹かれビズリーチに登録しました。 有料サービスであったため不安でしたが、他の転職サイトには掲載されていないようなハイレベルな求人内容がたくさんあって驚きました。おかげさまで管理職待遇で年収アップできる職場が見つかり満足しています。

(引用元ページ:転職キャリアガイド

<ビズリーチの悪い評判>

もともと特殊な職種のため、求人が少ないのは覚悟していましたが、まずコンサルタントの対応が冷たく、応募する前からはっきりと難しいことを言われました。分かっていたことですが、改めてはっきり言われるとやはりショックを受けるものです。

(引用元ページ:転職キャリアガイド

ビズリーチへの登録はこちらから▶▶▶

④ワークポート

ワークポートのアイキャッチ画像

<ワークポートのおすすめポイント>

  • IT系のベンチャー求人に強い!
  • 転職決定人数No.1の実績!
  • 面接前後のフォローが好評!
運営会社株式会社ワークポート
ベンチャー企業の求人数約1,100件
掲載職種ソフト開発/システムエンジニア系、クリエイティブ系、ネットワーク系、サポート系、研究、製品開発/品質・評価系、コンサルタント・プリセールス系、ゲーム関連、ものづくり系エンジニア、金融・保険・証券系、建設・土木・プラント、不動産、営業系、事務・管理系、企画系、マーケティング・プロモーション系、役員、販売・サービス系、薬剤師系、製薬・創薬系、医療系専門職、その他専門職系
求人の対象地域全国47都道府県

ワークポートは特にIT系の求人に強く、ベンチャー企業の求人も多数掲載している転職エージェントです。

また求職者と求人のマッチング力にも強みがあり、その精度の高さから「転職決定人数No.1」に選ばれた実績もあります。

担当者については「コミュニケーションがスピーディー」「アドバイスが的確だった」なんて声が寄せられました。

さらに面接前後のフォローが好評で、周到な準備のもとで本番に臨めますよ。

<ワークポートの良い評判>

親身に相談にのってくださり、コミュニケーションもスピーディーです。情報力に長けており、企業側の求める人物像を明確に把握していました。それに基づいた的確なアドバイスにより実際に志望した企業に入社することができました。

(引用元ページ:株式会社ワークポート

<ワークポートの悪い評判>

紹介企業の面接開始時刻になっても、企業ともエージェントとも連絡が取れませんでした。ワークポート本社に連絡して、企業都合で事前に面接がキャンセルとなっていたことを知りました。
事前に連絡がないのもおかしいですが、緊急連絡先にも連絡が取れないのはなぜなのでしょうか。何とか捻出した時間を無駄にされたことが残念です。
緊急時の対応がずさんなことを考えると、ワークポートから志望度の高い企業に応募するのはかなりリスクが高いと思います。

(引用元ページ:株式会社ワークポート

ワークポートへの登録はこちらから▶▶▶

⑤Green

Green-アイキャッチ画像

<Greenのおすすめポイント>

  • マイペースな転職活動ができる!
  • 企業に直接連絡ができる!
  • カジュアル面談ができる!
運営会社株式会社アトラエ
ベンチャー企業の求人数約8,000件
掲載職種エンジニア、クリエイティブ、企画・マーケティング、営業、経営・CxO、経理・管理・バックオフィス、アシスタント・事務職・オフィスワーク、サービス、専門職(金融・不動産・コンサルタント)、建築設計・土木・プラント、技術職(電気・電子・機械・半導体)など
求人の対象地域全国47都道府県

GreenはIT業界の求人に強い転職サイトで、ベンチャー企業の求人は約8,000件も用意しています。

転職サイトのためコンサルタントのサポートを受けられませんが、そのぶんご自身のペースで転職活動に専念できるのが魅力。

仲介役が存在しないぶん企業と直接やり取りができ、スムーズに進められるのもポイントです。

サイト内で気になる企業が見つかってマッチングしたら、カジュアル面談で柔軟に対応してもらえるのも嬉しいですね。

<Greenの良い評判>

とにかくエンジニア・技術系・IT系に強いサイト。他のサービスを使わなくても十分求人はまかなえる。

あと操作もシンプルだし使い勝手もいい。

(引用元ページ:独自アンケート)

<Greenの悪い評判>

利用前からわかってはいましたが、できればこのサービスにマンツーマンでのフォローがついていたら嬉しかった。

根本的に使う媒体をそもそも間違っていたのかなと。

(引用元ページ:独自アンケート)

まとめ~ベンチャー企業に転職するなら30代の今がチャンス!~

今回は30代でのベンチャー企業への転職について、詳しく解説してきました。

内容をカンタンにまとめると以下の通りです。

<30代がベンチャー企業への転職を決めるベストタイミングな理由3つ>

  1. 採用のニーズが高い
  2. 即戦力性や順応性を発揮しやすい
  3. 40代以降ではベンチャー企業への転職が難しい

<30代でベンチャー企業に転職するメリット6つ>

  1. 30代でも挑戦できる環境が整っている
  2. マネジメント経験を積める
  3. 裁量が大きくやりがいを感じやすい
  4. 独立・起業のヒントを得やすい
  5. さまざまな業務経験を積める
  6. 意思決定がスピーディー

<30代でベンチャー企業に転職するデメリット6つ>

  1. 長時間労働に耐える体力がないとキツい
  2. 年収ダウンは覚悟しないといけない
  3. 若い社員ばかりで違和感があるかも
  4. 倒産での費用リスクあり
  5. 福利厚生は整っていないケースがザラ
  6. 能力・実績の正当評価を受けにくい

<30代で入るべきベンチャー企業>

  • 将来性・成長性が期待できるベンチャー企業
  • マネジメント経験を積めるベンチャー企業
  • 「ベストベンチャー100」に掲載されたベンチャー企業

<30代でのベンチャー企業への転職成功ポイント5つ>

  1. ベンチャー企業で求める人物像を把握する
  2. 徹底的な自己分析・業界研究・企業研究
  3. 仕事のきつい部分を知っておく
  4. 志望動機・ビジョンを明確にする
  5. 転職支援サービスを活用する

<ベンチャー企業への転職でオススメな転職支援サービス5選>

  1. doda
  2. リクルートエージェント
  3. ビズリーチ
  4. ワークポート
  5. Green

30代となると経済面、ライフスタイル面などで大きく変化していきます。

そこに順応しつつ適切な形で求人を探せるかどうかで、結果は大きく変わります。

またベンチャー企業で働くのは向き・不向きが大きく、ついに音を上げてしまう方も散見されます。

必ずベンチャー企業の良い部分、悪い部分を比較して、本当にベンチャー企業へ転職すべきかの判断をしてくださいね。

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