サザエさん症候群の原因・対策法は?症状が強いなら転職すべき?
「月曜また仕事…やる気になれないなぁ…」
「明日からまた満員電車に乗らないといけないのか…」
仕事をする方なら、一度はこんな思いをした方が多いのではないでしょうか?
心当たりのある方。ひょっとしたらあなたは『サザエさん症候群』にかかっているかもしれません。
『サザエさん症候群』は日曜日の夕方から深夜にかけて、翌日からの現実に直面して気持ちが沈んでしまう症状です。
憂鬱な気持ちになってから体調不良になったり、倦怠感が出たりするものです。ブルーマンデー症候群とも似ていますね。
とはいえサザエさん症候群にかかったからといって、ほっといたところで良いことはありません。どうにかして対策しておきたいですよね。
今回はサザエさん症候群にかかった時の対策方法、原因などを中心に徹底解説します!
サザエさん症候群とは?
そもそもサザエさん症候群とは何か。
一言でまとめると「日曜日の夜になって、明日(月曜日)からの現実(仕事や学校)にいきたくなくて憂鬱な気分になる」ことを示します。
日本では毎週日曜日の午後18:30~19:00(フジテレビ系列)で放送されるアニメ「サザエさん」が放送される時間帯が、休日の終わりを感じやすくて「サザエさん症候群」との名前がつきました。
日本の大手食品メーカーである江崎グリコのアンケート調査(調査対象者:2018年2月で仕事をしている男女および専業主婦の各400人)によると、 "各年齢層の人でも憂鬱に感じる曜日は『月曜日』が最多である"、なんて結果も出ているんですよね。
加えて愛知県にある労働者健康安全機構の旭労災病院のは発表内容によれば、「心臓への負荷がかかるのは月曜の午前中が、他の時間帯や曜日よりも多い」との結果も出ています。
こうした研究結果からも、サザエさん症候群の存在を裏付けていることがわかりますね…。
サザエさん症候群の原因は?
サザエさん症候群の主な原因は「仕事上のストレス」です。
仕事以外でも例えば学校にいくのがイヤで、強くストレスを感じる場合でも起きるようです。
ストレスの他に原因があるとすれば、以下の3つが考えられますね。
- 生活リズムがグチャグチャ
- 人生がどこか退屈である
- 今の仕事で満足していない
日頃の生活習慣や仕事で不満に思う点があり、放っておくとサザエさん症候群になるケースが多いんですよね。
サザエさん症候群の症状は?
サザエさん症候群は基本的にはストレスから起きてしまうと述べましたが、具体的にはどんな症状が出るのかを見ていきましょう。
- 憂鬱な気分になる
- 食欲が減る
- 倦怠感がある
- しっかり眠れない など
症状は他にもありますが、身体的なものから精神的なものまでありますね。
サザエさん症候群の対策方法は?
さて一度かかったら"超"が2つ付くほどめんどくさい、サザエさん症候群になった時の対策が何なのかを見ていきましょう。
具体的には次の5つです。
- 次の休日の予定を立ててみる
- 日曜の夜にちょっとだけ仕事をしてみる
- 休日と平日のギャップをつけすぎなくする
- 意識的にリラックスしてみる
- 転職も検討してみる
次の週の予定を立ててみる
人は不確定な不安要素に駆られて憂鬱な気持ちになるケースも多いです。
例えば「明日は上司に怒られるかもしれない…」「来週は仕事が立て込みそうだ…」などです。
ただそれらの要素をなくして、次の週の予定を押さえておけば気持ちの負担を軽くでき、切り替えやすくなります。
精神面でも何かすべき予定があることは重要で、習慣にしていることがある人の方がうつにもかかりにくい傾向があります。
カンタンでもいいので、何か予定を立ててみてはいかがでしょうか。
日曜の夜にちょっとだけ仕事をしてみる
もしご自宅で仕事ができるならば、日曜の夜にほんの少しだけ仕事をしてみるのも効果的です。
ただ仕事といっても本格的にするのではなく、メールの受信ボックスを見たり、予定を軽く確認するくらいでOK。
運動で言うところのアップみたいなもので、月曜日に仕事のスイッチを入れるのではなく、それよりも少し早い日曜の夜に入れる感覚ですね。
休日モードから仕事モードへと緩やかに移行でき、月曜の朝にかかるストレスを軽くできますよ。
休日と平日のギャップをつけすぎなくする
サザエさん症候群は平日と休日のギャップが激しいと、発症リスクが高くなります。
少しでも解消するにはそのギャップを埋めることが必要です。なるべく差を作らないようにしましょう。
ギャップが強いと「また明日から仕事か…」と憂鬱な気持ちが強くなってしまいます。
意識的にリラックスしてみる
平日バリバリ働きすぎている方に特におすすめなのが、休日に意識的にリラックスする時間を設けることです。
カンタンなストレッチをしたり、ハーブティーを飲んでみたり、ゆったりと湯船に浸かってみたりして、心も体も緩めてみましょう。
上記で挙げたような日常的でカンタンなことで大丈夫ですので、まずは意識的にリラックスするのも手です。
転職も検討してみる
サザエさん症候群の主な原因はストレス。特に仕事に対するストレスと序盤で解説しましたね。
最近では職場でのストレスも顕著になってきて、多くの方は「あの上司がイヤだ」「また怒られにいくのはイヤだ…」「電話とるの苦手なんだよな…」など、常日頃から何かしら感じているかもしれません。
そんな時は思い切って転職して、今の環境を丸ごと改善してみるのもアリです。
ですがそんなに強くストレスを抱えていないのに、焦って転職するのだけはおすすめしません。それでは転職してもミスマッチに繋がり、時間を大きく無駄にしてしまいます。
「どうしても今の職場に行きたくない」「今の仕事にとてつもないストレスを抱えてる」なんて方は転職するのをおすすめしますよ。
もし転職するならば「doda(デューダ)」がおすすめです!
さてサザエさん症候群の症状がヒドすぎて、いっそのこと転職してしまおう!とお考えの方も多いと思います。
ですが転職エージェントや転職サイトなんてごまんとありますし、どのサービスを使えばいいか迷いますよね。
もし転職支援サービス選びで迷っているなら、今回はdoda(デューダ)を強くおすすめします!
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まとめ~サザエさん症候群を考える~
サザエさん症候群は誰にでも起きうる病で、最悪の場合では死にも繋がってしまいます。一度「かかったな」と感じたら、今回解説した対策方法に沿って対処してみてください。
またコロナが蔓延してから緊急事態宣言が長くにわたって発令され、今解除の方向で進んでいます。
自粛期間で自宅にいることが多かった日常から、いつも通りオフィスに出勤する日常に戻ろうとしています。
この時サザエさん症候群を発症する方が多く出るかもしれないため、少しでも心の準備をしておく方が良いですね。