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薬剤師が調剤薬局に転職する際の志望動機の書き方【経験者が語る】

🕒 2020/12/02
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薬剤師が調剤薬局に転職する際の志望動機の書き方【経験者が語る】

調剤薬局に転職したいけど、どういった志望動機を書けばいいのか悩んでいませんか?希望する薬局で働くためには履歴書作成は大きなポイントです。

調剤報酬改定の影響もあり薬局の経営も年々厳しくなっている、なんていうことを耳にした事がある薬剤師は多いはず。

確かに以前のように「薬剤師なら誰でも調剤薬局に転職できる」そんな時代とは言えなくなりました。

しかし相変わらずの薬剤師不足は続いていて、20代、30代の薬剤師はどの薬局でも採用が活発です。

転職活動を成功させるためには、面接の際にしっかりと自己アピールする事がとても大切です。

そしてその第一歩となるのが、志望動機と言えますよね。

職務経歴はもちろん大切ですが、履歴書の「志望動機」は「自己PR」と並び、最も大切な部分になってきます。

面接する際にも必ず聞かれることと思って、間違いありません。

調剤薬局に転職を考えている薬剤師なら、履歴書の志望動機をどう書けばよいのかは悩んでしまうもの。

大抵の場合ありきたりな事しか思い浮かばず、「これでいいのかな」と思ってしまうケースが多いからですね。

履歴書に少しでも面接官の心に響く志望動機を書くことが出来れば、採用される確率もぐっと上がります。

そこでこの記事では、薬剤師が調剤薬局に転職する際の志望動機の書き方について、具体的な書き方を交えて解説していきたいと思います。

この記事を書いたライター
あるぱか様
あるぱか@薬剤師

転職が多いんですけど、いい経験が出来たかなと思っています。
今は保険薬局でエリマネ。でも人手不足なせいもあって、一人薬剤師で管薬をしています。弊社、ブラック気味!
でも年収いいからのんびり働いていますよ!
運営ブログ:PHARNOTE

※本ページにはPRが含まれます。

履歴書の志望動機が弱い薬剤師が多い現状…

私は採用を通じ、日頃から転職する薬剤師の履歴書をよく見ています。

でも、ありきたりなことを書いてしまう人がとても多いと感じています。

実際に話してみるととても魅力的な人材なのに、履歴書があっさりし過ぎて勿体ないと感じる事もしばしば。

また、自分の事を中心に記載してしまい、薬局がどんな薬剤師を必要としているのかという視点が抜け落ちてしまっているケースもとても多いと感じています。

でもその一方で、志望動機を履歴書に書く際、「どういったことを書けば面接官の心に響くのか」というのはなかなか難しいなとも感じています。

それは、文字数が限られた中であなた自身をアピールしなければならない事も理由の一つかもしれませんね。そのためありきたりになってしまうんです。

薬局から薬局に転職するのか。あるいはそれ以外かでも志望動機というものは変わってきます。

まずは上記を踏まえ、あなた自身を売り込むための志望動機の書き方を考えていく事がとても大切なんです。それは少しのポイントさえ抑えれば簡単。

薬局で働くのが初めてなのかどうかで、志望動機の書き方も変わってきます。

例えばこれまで働いていた職場が病院であれば薬局というのは全く違ったフィールドで働くことになります。

そのためこれまでの経験を活かすという部分も大事なんですが、病院で働いていてなぜ薬局で働いてみたいと思ったのか、そういった部分を記載することがとても大切です。

また今の薬局が働きづらくて他の薬局へ転職する薬剤師の場合、ある程度業務内容といったものは既に見えているはずです。

そのようなケースあれば、例えば今まで取り組んで来られなかったけれど取り組んでみたい事を素直に書くというところで十分な志望動機と言えますよね。

また根本的な話として、「いま薬局薬剤師に何が求められているのか」という事を理解しておく事がとても大切です。

もちろん志望している薬局の経営理念といったところをホームページなどで調べるのも大切ですが、薬局業界の常識は最低限理解しておく必要があると言えます。

それではいまどういった薬剤師が薬局に求められているのでしょうか。

採用したい薬剤師像とは?

まず薬局で今一番大切にされているのは「かかりつけ薬剤師」です。

かかりつけ薬剤師に対して前向きに取り組む姿勢が示すことができれば必ず面接官にとってもいいアピールになるのは間違いありません。

もちろんかかりつけ薬剤師になるには「在籍年数」「認定薬剤師」といったものも関係してきますが、逆に「長くしっかり薬局に貢献出来る薬剤師像」というのを印象づける事ができるのです。

将来に渡って貢献していく、そうしたキャリアビジョンを示すことが出来れば、とても好印象を与えることができますよね。

かかりつけ薬剤師は調剤報酬上では地域支援体制加算には欠かせないものですし、薬局の地域における役割を果たすための大切な制度です。

地域の医療に貢献してかかりつけ薬剤師として働きたい、そういった熱意を志望動機すれば一番のアピールになりますね。

しかし、もし以前働いていた薬局の状況によってはあまり「かかりつけ薬剤師に積極的になれない」そうした気持ちを持っている薬剤師もいるかもしれません。

そうした場合には例えば在宅訪問あるいは指導加算についてアピールするのも良いです。

たとえば、重複投与・相互作用等防止加算や吸入服薬指導加算、乳幼児服薬指導加算、服薬情報提供料など。

こうした事って意外と分かっていない薬剤師も多く、しっかり理解している・これまでに算定実績があるだけでも、経営的にはとても大きく、採用したい薬剤師像へと繋がっていきますよね。

しかし中には、そうした部分も志望動機に結びつけるのも難しいなと感じてしまう薬剤師もいるかもしれません。

それならば、これまでに勉強してきた事を生かすために薬局で働きたいという意志をはっきりと記載すれば大丈夫です。

やはり採用する側として一番重視しているのは、薬剤師のやる気だからです。

ただし、働くということはその薬局の利益に貢献していくという事です。

決して勉強のために転職する働くわけではありませんよね。志望動機の記載においては、そのことは注意が必要ですね。

また、面接をするのがチェーン薬局などである場合、しっかりとその会社のホームページなどで経営理念などをチェックすることも大切です。

それを志望動機に盛り込むことで面接官としても「この薬剤師はうちの会社に興味を持ってくれてるんだな」という気持ちが十分伝わってきますよね。

薬剤師不足という事もあり、「ぜひうちの薬局で働いて欲しい」と思ってもらうには、それだけでも十分な志望動機と言えるんです。

薬剤師転職活動の志望動機の書き方3例を紹介!

さて以下で具体的にどういった志望動機を記載していけばいいのか記載例として3つ紹介したいと思います。

あなたに当てはまりそうなポイントを絞ったり合わせたりして、志望動機の作成に活かしてもらいたいと思います。

志望動機の書き方例①

私はこれまで病院で働いてきましたが、患者さんに接する事が出来る日数がとても短く、薬局での継続したフォローに興味を持ちました。

御社のホームページを拝見し、現在取り組まれている服薬フォローへの取り組みや電子薬歴を活用した服薬指導など、地域の患者さんに対するサポートに魅力を感じ、積極的に関わりたいと感じました。

継続的な勉強を続けながら、地域の医療に貢献し、御社の発展に寄与していきたいと思っています。

志望動機の書き方例②

以前働いていた薬局は大型病院の前の薬局でしたので、あまりかかりつけ薬剤師に取り組むことができませんでした。

そのため、御社のように地域に密着した薬局で働きたいと考えています。

また、在宅医療に積極的に取り組み、地域の医療に貢献していく事が目標です。

多くの事に挑戦し、キャリアアップを通じて御社に貢献していきたいと考えています。

志望動機の書き方例③

御社の経営理念である地域の患者さんに寄り添った医療を提供するということに強く惹かれました。

これからは在宅医療をはじめとし、服薬フォローアップなどかかりつけ薬剤師としての職能をしっかり高めて、貴社に貢献していきたいと考えています。

まとめ

私があなたの面接をしたとして、こういった志望動機を記載してくれている薬剤師であれば信頼がおけるのではないのかなと感じます。

少なくとも履歴書を見て採用を控えたいなという薬剤師と思われることはないはずです。

「志望動機」と一言で言っても、採用する側は色々な事をみています。

単に履歴書に記載された志望動機だけではなく、実際に面接でどういう風に伝えるのかも大切になってきますよね。

でも、履歴書を見た段階で「この薬剤師にはぜひうちの薬局で働いて欲しい」そう思わせる工夫がこれからの薬剤師の転職活動ではとても大切になってきます。

働きたいと思った薬局で働くために、まずは上記の例を参考に志望動機を明確にして転職活動をすすめていく事が、転職を成功に導くコツになってくるのです。

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