転職が決まらない？「価値」「興味」「能力」という3つで判断すべき

周りの人は皆一生懸命に進んでいるので、現状維持はつまり後退です。かといって前に進むのも難しい。と感じたことがありませんか？

今の仕事をし続けるとキャリアが「停滞」してしまいますか。今の会社は制度が整っておらず能力が正当に評価されていませんか。業界自体は将来性がありませんか。五年、十年ほど経歴が長い先輩でも自分の今のポジションや待遇と大して違いませんか。

「イエス」という答えが多いければ多いほど転職の潮時だと言えるでしょう。

転職しても新たな「未知」にぶつかります。今より良いポジションが見つかるかどうか、新しい職場は本当に今より良いかどうか、これからの仕事で遭遇し得る障害は何があるか、未経験のプロジェクトを担当したらうまくできるかどうかなど、転職するにしても様々な不安がつきものです。

転職するかしないかというような人生のターニングポイントを前に、自分の価値、仕事の価値を見極め、有効な意思決定をし、もともと心配していたキャリアプランを「保留」と「変化」に変えていきましょう！

転職するか、今の会社に残るかという問題以前に、考えなければならないことがあります。

それは価値・興味・能力です。/

この3つの要素を把握すれば、今の局面を打開できるかもしれません。それぞれをご説明していきます。

価値：あなたは何を重視しているのか

最も大事にしている価値とは何か、従事している仕事はそれに一致しますか。

もしあなたが選んだ仕事は大事にしている価値観と合うのであれば、仕事が長く続きますし、働く意義も見つかりやすいでしょう。結果的に満足感が得られやすく、個人の成長スピードが早くなります。

興味：何が好きか

何をしていると楽しいか、どんな自分を好むのかを考えておきましょう。

「好き」という言葉は簡単に見えますが、この原始的な気持ちを蔑ろにする人も多いではないでしょうか。

好きな仕事をしていたり、仕事の中で楽しさを見つけることができたりすると、気持ちが楽になるし、長く続くと自信とパフォーマンスが上がります。

能力：何が得意か

あなたは何ができるのか、いつも発揮している能力は何か、一番好んで発揮する能力は何かを自分に聞いておきましょう。

能力はかなり主観に頼る部分が大きく、他人と比較しにくいものです。自分が得意、不得意と思っていた能力は、ただ頻繁に使うか、使わないかの違いだけで、能力そのものが備わっていないというわけではない場合がほとんどです。

得意としているスキルを活かせる仕事を見つけられれば、スキルがさらに伸びて、仕事の効率を向上させ、昇進と成功のチャンスも増えてくるはずです。