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就職を考えている高卒が絶対に知っておくべき基礎知識

🕒 2020/11/24
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就職を考えている高卒が絶対に知っておくべき基礎知識

「高校をもうすぐ卒業するけど、大学に行くか就職するかで迷っている・・・」「就職したいけど、高卒でできる仕事が分からない・・・」「フリーターを辞めてちゃんとした会社で働きたい・・・」といった悩みを抱えていませんか。

 

意外にも高卒から就職して幸せな家庭を築いたり、中には億万長者になっている方も多数いらっしゃいます。しかし一方で、就職に失敗しフリーターになってしまった方や、労働環境の悪い会社に就職してしまいつらい思いをしている方も当然ながらいらっしゃいます。

 

この差が生まれる理由はずばり、就職に向けての準備・知識不足が原因です。では具体的にどういった情報を知り、準備をすれば良いのか気になりますよね。

 

そこで今回は高卒の方の就職の現状や、就職活動をする際に必須の知識や情報を紹介し、高卒の方でも自分の能力に合った好条件の企業に就職する方法を解説していきたいと思います。

 
※本ページにはPRが含まれます。

大学に進学するか高卒で就職するかという究極の選択

まだ進学するか就職するかで悩んでいる人は、ここからの内容を確認してください。あくまで参考程度にして、最終的にどうするかはあなた自身で決めて欲しいです。

ここでは、高卒就職と大卒就職のメリット・デメリットや最新の動向をご紹介します。

高卒で働くと大学進学それぞれのメリット・デメリット

どちらのほうが良いのかは、一概に言えないものです。あなたの置かれている状況や、これからの人生において何を重視するかを一度真剣に考えてから決めましょう。

下記の早見表では、それぞれのメリットとデメリットをひと目でわかるようにまとめました。

メリット デメリット
大学に進学
  • より高度な知識を学べて仕事に活かせる
  • 卒業後の就職先の候補が高卒者よりも多い
  • 自由な時間が多く将来を考える時間が持てる
  • 大人の仲間入りを果たし自由な立場での経験値が増える
  • 学費や生活費がかかる
  • 高卒就職者よりも精神的に幼くなってしまう
  • 出身大学によっては就職後に苦労することもある
  • 自由に使えるお金が少ない
  • 高卒で就職
  • 早く社会人の一員として活躍することができる
  • 学生と比べ自由に使えるお金が多い
  • 早いうちにお金を貯めて結婚できる
  • 高卒者でないと採用されない職種もある
  • 就職したくても求人の募集が圧倒的に少ない
  • 後から入ってきた大卒の方が高収入を得ることもある
  • 大卒限定の転職先に応募できない
  • 生涯年収で大卒より下回ることが多い
  • 高卒の就職活動の流れ|平成31年度卒業・就職予定者版

    高卒の就職活動は、特に高校在学中の場合は時期が明確に決まっており、適切な段階を踏まなければそもそも書類選考や面接にこぎつけません。また地域によっては書類の提出や企業への応募開始時期が違う場合もあります。

     

    下記で一般的な就職活動までの流れを紹介いたしますが、ご自身でも在学中であれば教師に、そうでない場合は市役所に相談することをおすすめします。

     

    ハローワークによる求人書類受付開始(フリーター・無職の方対象)|6月1日~

     

    厚生労働省の発表によれば、平成31年度に高校を卒業する人、もしくは就職をする方向けのハローワークによる求人申込書の受付開始日が平成30年6月1日~と決まっています。これは高校在学中の方向けではなく、最終学歴が高卒で現在フリーターや無職である方たち向けの求人となっています。

    対象者の方は求人の内容を確認し、自分の希望に見合う企業があるか見ておくと良いと思います。

     

    高校在学者向け求人解禁|7月1日~

    一方高校に在学している場合は、7月1日から企業による学校への求人申し込みが開始され、高校生向けの求人票を確認することができるようになります。

    こちらの場合でも自分の興味のある企業があるか確認をしておきましょう。

     

    企業への応募書類提出開始(高校在学中の方対象)|9月5日~

    高校在学中の場合は学校を経由して応募書類を提出することになります。そして学校から企業へ応募書類の提出が開始するのが9月5日からとなっています。

    この日までには就職を希望する企業を決め、提出する書類を完成させておきましょう。

     

    入社試験・選考開始|9月16日~9月中旬

    会社によって時期は異なりますが、一般的に企業による選考の開始が9月16日から始まります。選考に際して面接や試験の対策をしておきましょう。

     

    合否通知・追加募集|9月下旬

    最終面接から1週間前後を目安に企業から合否の通知が来ます。もし希望する企業に落ちてしまった場合は諦めずに追加募集の求人を探し自分に合う企業がないか探してみましょう

    高卒でも採用率が高い職種一覧

    実際に企業を探す際に1番重視したいのは自分の希望する職種かどうかという部分だと思います。しかし職種によっては大卒者を優先して取るため、高卒では中々内定をもらえない場合もあります。

     

    そこで高卒でも内定が通りやすい業種をまとめて紹介いたします。興味がない職種でも一度どういった職業なのか調べたり、良い企業があったら応募してみることをおすすめします。

    営業・販売

    営業は様々な職種の中でも特に、学歴ではなく仕事の成果重視で評価され、また高給料が望める職種です。会社の商品やサービスを個人や企業に売り込みに行くため、行動力がある方や会話が上手な方にはおすすめで、これらの要素を面接で積極的にアピールする事ができれば高卒でも内定をもらうことができるでしょう。

     

    しかし、同僚との競争が激しく売上が挙げられない場合は上司からきつく叱られることもあるストイックな環境のため、まったりとした職場環境を求める方やメンタルが弱い方は別の職種に応募したほうが良いでしょう。

     

    事務

    パソコンの操作に不自由がなければ誰でもでき、高卒向けの求人もかなり多いのが事務職です。男女を選ばない職種のため、女性にもおすすめできる職種です。

     

    ただ、業務内容はあまり楽しいものではなく、ひたすら地道にパソコンと向き合う職業のため、そういったことが苦手な方やそもそもパソコンを用いた作業が嫌いな方にはおすすめできません。

     

    工事・建設現場作業員

    職員の殆どが男性で力仕事が主な作業となっているのがこの職種です。給料は意外に高く、体力に自身がある方なら簡単に就職することができます。

     

    しかし、労働環境が悪い会社が多く事故に合うリスクも有るため、応募する際は企業の情報や保険制度などをより慎重に確認しましょう。

     

    ITエンジニア・プログラマー

    パソコンの作業に慣れていたり、他の職種と比べてより専門的な知識が求められますが、今最も需要が拡大している職種です。一度知識を習得してしまえば別の企業に転職をする際に有利に働くため、パソコンでの作業に慣れていたり、資格を取る余裕がある場合は挑戦してみることをおすすめします。

     

    また、企業に就職しなくてもフリーランスとして働く選択肢もあります。以下の記事で未経験でもフリーランスになるための方法を紹介しています。

    2018.04.10
    フリーランにとって一番気になる「平均年収」。安定しない収入面を障害と思いフリーランスになることを迷っている人もいると思います。そんなフリーランスについての月収、平均年収について解説していきたいと思います!

    高卒就職を有利に進めるためにやっておくべきこと

    資格を取得すれば高卒でも就職が有利に

    高卒の方が企業にアピールする手段として最も有効的なのが資格の習得です。教材の購入やセミナー代など資格によってはそれなりのお金が必要ですが、努力と時間で取れる資格もたくさんあります。

     

    特に今は、TOIECや英検といった英語力を示せるスキルや、プログラミングの技能資格が需要があり、これらの資格を取得しているだけで最終選考に進めたりする場合もあります。

     

    もし時間に余裕がある場合は、こういった資格の取得に挑戦してみるのも有りだと思います。

     

    フリーター・無職の方は求人サイトも活用しよう

    フリーター・無職の方々は現在高校生で高卒就職を目指していると比べると、年齢という点で圧倒的に不利です。そのため、上記で紹介したハローワークの求人では自分の希望する職業は見つからず、合ったとしても労働条件が低い職場である可能性が高いです。

     

    そのため求人サイトで正社員として採用してくれる企業を探したり、就職支援サイトを使って第三者に相談しながら就職先を探し、採用する確率を高めたほうが良いと思います。

     

    特に求人サイトは無料で登録できるため、利用して損はないです。是非積極的に登録して就職に活かしましょう

    まとめ

    これまで高卒の方が就職する際に知っておくべき情報や知識についてまとめてきました。

     

    高校に在学中の方と、高卒のフリーター・無職では就職の流れや難易度も違ってきます。高卒で就職をするのか、それとも大学に進学するか、就職するならどういった職業につくのか本記事を参考にしてみてください。

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