転職してもポジションがないのは本当?プロの業界人が解説
「どの定食にする、私転職します」というような某大手転職エージェントサイトを始め、テレビ、CM、電車内のポスターなど、世間からプラスのイメージが強くなりました。
「転職してもポジションがないのでは」と思う方がいます。
今回は、そういった事情に対して、ポジションがないのではというような疑問を明かすことを中心に紹介していきます。皆さんの疑問を解決できるように転職エージェント業界の裏も話していきます。
転職エージェントの事実
最近、広告やCM、ポスターなどの影響もあり、20~30代の若手ビジネスパーソンが転職活動に対して積極的に動くようになってきました。
転職エージェントに無料で相談が出来るため、それを喜ぶも人もいれば、転職サイトに対して不安をあげる方もいます。
その気持は十分に分かりませす。
「どうせ、ろくな情報とか教えてくれないでしょ」というような、相談料や紹介費用が無料という提供に不安を持つ方もいます。
安心して下さい、ここでは、転職者が不安とするエージェントの裏事情を紹介し、当業界の透明性を高めていきます。
また、他会社に移った場合、ポジションがないのかという不安にも説明していきます。
転職エージェントを使うことで生じるメリットは?
「無料でサービスを提供してくれるのはなぜだ?」と疑問する方がいます。大半の人は既に存じていますが、有力のある自在を希望する企業が、サイト側に課金をしているため、私達は無料でサービスを受けることができます。
「じゃあ、その他にメリットはないのか?」と質問される方がいます。もちろん、他のメリットもあります。
転職エージェントを利用するより、直接求人企業に応募した方が有利では?
「直接企業に応募したほうが、仲介人を交わさないでやったほうが早いのでは」「エージェントを通さないほうが内定率に繋やすいのでは?」「エージェントは自社の利益を考えていて、会社に入りやすい業界しか紹介してくれないのでは?」など、多くの人が思いがちです。
そういったことはないので安心して下さい。理由は様々あります。
などのメリットがあります。
大半の転職者は、新卒の感覚でいることが多く、簡単に仕事を変える事が出来ると考えています。
それは大きな間違いです。
入社してから能力を養うことが出来る新卒採用者と異なり、企業は中途採用者の実績や実務経験、才能を見ます。そのため、企業は中途採用者に対して、新卒の人のよりハイレベルな志望動機を希望先に伝えなければ、その企業に入社することは難しくなります。
それに気が付かずに、自身で求人企業にエントリー、面接をした場合、簡単に合格することはできません。
自分が入りたい希望先に合格したい場合、しっかりと転職のプロと相談をし、今悩んでいることや、エントリシートや志望動機の書き方、面接の注意事項など、対策した後に企業に申し込めば確実に受かりやすくなります。
では、エージェントを利用する上でデメリットは無いのでしょうか?
ポジションがない?転職エージェントのデメリットとは?
ここまでは、エージェントのメリットのみを述べてきました。
当然、エージェントにもデメリットはあります。エージェントを使いにくい会社もあります。
例えば、街の商店街で商売をしたり、百貨店、飲食店の店舗スタッフなどはそれらの対象に含まれます。
店舗スタッフをとにかく安く大量に人を採用したいと考える会社は、エージェントと契約をするより、自社や広告代理店を使って、広告で労働者を集めます。
今後そこまで成長を望んでいない会社はエージェントを使いません。
これらの会社を否定しているのではなく、エージェントの主な仕事は契約社員や、アルバイトのではなく、既に正社員である人を助けているのです。
ポジションがないのはどういうこと?
ここまで、デメリットを言ってきましたが、転職した場合、ポジションがないのではということについて話します。実は、エージェント内では社内選考が行われる事が多いです。
これは、大手エージェントによくある傾向ですが、他の会社に移りたいと言う人が増えて行くと、転職者の登録者数が増えて来ます。そうすると、様々な「顧客」の情報が集まります。入社して間もない平社員や、会社で10年働いたベテラン社員、過去に取締役で働いた経験を持つ社員など、沢山出てきます。エージェントこの大数人の中から選ぶのです。「転職したらポジションがない」と不安に思う方は、こういったエージェントの事情があるのです。
エージェントも当然過去の豊富な経験を持つ「顧客」から企業に紹介して行きます。
これだったら、新卒間もない社員や、長年働いてきた社員は不利では無いかと思う方は当然います。
そういった方は、新しい仕事があってもポジションがない場合、焦らず、その仕事先の積み重ねが重要になります。
では、どうやって転職先でポジションを取りやすいのかについては、他の記事に書いています。興味のある方はそちらもみて下さい。
結論を出すと、エージェントを活用することはデメリットよりメリット沢山あります。