セコムに転職してみませんか?年収や社風について
転職を考えている皆さんの中にセコムという企業を知らないという人はいないのではないでしょうか。
この会社は多くの広告などでその名を知らしめています。
その中でも有名なのが「セコムしてますか?」というテレビCMです。
それ以前も多くの人が知っている会社でしたが、この耳に残るようなキャッチフレーズで誰もが知っているような有名企業になりました。
そんなセコムは警備会社ですが、入社するとどんなことをやるのでしょうか。
あまり想像できない人がほとんどでしょう。
この記事では、仕事内容や待遇、競合他社を一つ一つみていきたいと思います。
どんな仕事をするの?
皆さんもご存知の通り、セコムは東京に本社を置く警備会社の最大手の企業であり、個人と法人の両方を顧客として事業を展開しています。
また、現在はセキュリティ事業の他に防災事業、メディカル事業、保健事業、地理情報サービス事業、不動産事業など、幅広い分野に手を伸ばしています。
主な職種はセキュリティ、営業/企画、事務、設備などがあります。
警備会社の仕事と言われるとセキュリティの仕事がまず思い浮かぶかもしれませんが、それだけであれだけ大きな会社が成り立つわけがありません。
営業は警備会社にとって事業を広める上で非常に重要な仕事であると言えます。
セキュリティのプロフェッショナルとして様々なプランを提案することでクライアントを獲得していくのです。
それを地道にやっていくことが会社の業績アップに繋がるのでしょう。
警備業界にも他業界と同じように大手企業と中小企業が存在します。
それらは働くうえで少し違いがあるようです。
大手企業の場合、様々な事業を展開しているため多くの職種があり選択肢が多くあります。
また、福利厚生等の待遇が安定しているため、ある程度安心して働くことができます。
それに比べ中小企業は仕事の幅が狭いため、任される仕事のバリエーションが少ないと言えます。
ただ、中小企業はベンチャー企業のように上司との距離が近いため、自分の意見が反映されやすく、やりがいを感じられることは多いのではないでしょうか。
このように、警備会社でも企業によって働き方は大きく違ってくるでしょう。
大手企業で安定して働きたいという方はセコムという会社が適しているかもしれません。
競合はどこ?
有名な警備会社として一般的に挙げられるのはセコムとアルソックです。
両者とも非常に知名度が高く、日本でも上位に入る大企業であると言えるでしょう。
では何故この2社がここまで有名になったのでしょうか。
まず考えつくのが広告です。
セコムとアルソックはテレビCMなどの広告にとても力を入れています。
前述した通り、セコムの場合は頭に残るようなキャッチコピーを作り出し、世間に名前を広めることに成功しました。
では、アルソックはどうでしょうか。
アルソックはテレビCMにレスリングの女王である吉田沙保里選手など、強いイメージのあるアスリートを起用しました。
皆さんもご覧になったことがあると思いますが、これは警備会社ならではのユニークなアイデアであり、非常に良い影響になったことでしょう。
警備業界は他社との差別化が難しい業種であると言えます。
どういった警備がいいのか、素人ではわからないでしょう。
そのため、広告などで売り出すことが売上の向上に繋がるのでしょう。
この2つの大手警備会社は警備業界では断トツの業績を残しており、また、セコムがアルソックに大きく差を付けています。
また、両者はグループ企業も多く持っているため、この業界のほとんどをこの2社で独占していると言えます。
警備業界は成長を続けており、その要因の一つにセコムとアルソックの海外進出が挙げられます。
タイやマレーシアなどといった東南アジアの国々はセキュリティのシステムがあまり発達していないため、セコムやアルソックなどの実績のある企業がそこに目をつけ今後も更に海外への事業拡大が進むことが予想できます。
もしも皆さんが海外勤務を希望されているのであれば、この業界を選択肢の一つに入れるのもありかもしれません。
セコムって給料良いの??
皆さんが転職する際に気になるのが給与でしょう。
警備業界最大手であるセコムの待遇面はどのようなものナノでしょうか。
入社一年目は300万円を超えるのが一般的で、他業界と比べても悪くないと言えます。
また、全体の平均年収はおおよそ600万円と、こちらも悪い数字ではないでしょう。
ただ、多くの社員が平均に500~700万円と平均に近い年収であるようです。
部長などある程度の役職に就くと、800万円や900万円もらえることもあるようですが、皆がそうなれるわけではありません。
つまり、いくら昇格してもあまり昇給できないということが言えます。
安定しているとも言えますが、昇給しないのでは働くモチベーションがあまり上がらないのかもしれません。
また、警備会社という肉体労働が多い業界であるという理由からかもしれませんが、男性と女性とで平均年収に100万円程の差があるようです。
女性には働きにくい会社であるのかもしれません。
そういったことから、給与面は満足できる人とできない人とで分かれるのではないでしょうか。
最後に
ここまでセコムについて見てきましたが、働くという面では向き不向きがあるのではないでしょうか。
皆さんにとってより良い転職をするためにも、セコムという会社で働いている自分を想像してみるといいのではないでしょうか。