Web面接って服装自由なの？服装はスーツが基本？

採用面接の際、メールなどで企業側から面接での服装についての指定があります。基本的にはそれに従うのが無難です。

服装指定がないときはスーツは着るべき？

企業によっては服装に指定がない場合もあるんです。指定がない場合は「スーツ」で受ければOK。色は黒か濃い紺色、グレーなどで問題ありません。

スーツで誠実さや清潔感を演出できますし、スーツを着て注意を受けることなんてありませんので、安心してください。

ですがスーツが虫に食われていたり、目立つレベルのシワがついている場合は対処しておきましょう。

Web面接では一般的な対面での面接よりも、相手の様子が伝わりにくく、面接官は対話や画面上での情報しか受け取れません。

第一印象はとにかく重要ですので、初対面の人に見られても恥ずかしくない格好をしましょう。

ネクタイやワイシャツはどうすべきか

スーツでWeb面接に臨むとなれば、ネクタイやワイシャツをどうすべきかも気になるところですが、シンプルなもので構いません。

黒、グレー、あるいは紺系のスーツに合わせるために、ワイシャツは真っ白なもので、ネクタイも落ち着いた色合いのものでOKです。

人によってはストライプ柄のワイシャツを着たいかと思いますが、Web面接でも通常の面接でも好ましいものではないんです。シンプルなもので済ませましょう。

「私服を推奨します」「私服でお越しください」と言われてたらどうする？

大抵の採用面接では"スーツでお願いいたします"などの指定がありますが、なかには「私服を推奨します」や「私服でお越しください」との一言があって、「これは私服で行った方がいいのかな…」などと悩みますよね。

この場合はシンプルに私服で面接に臨むべきです。

逆にスーツで行ってしまうと面接官から「なんでこの人は私服で来なかったんだろう…」とマイナス評価を受けかねません。

「私服OK」「私服可」「服装はスーツでなくても構いません」と言われてたらどうする？

「私服OK」「私服可」「服装はスーツでなくても構いません」

これらも若干曖昧な表現ですよね。日本語のイヤなところです笑 少し迷うかもしれませんが、この場合はスーツでも私服でも問題ないです。

私服で臨んでもマイナスにはなりませんので、個性を表現するために私服を着るのもありですね。

ただし私服で臨む場合は、常識の範囲内に留めておきましょう。

さてWeb面接で服装が自由かどうか、指定があるときはどうすればいいかを解説してきました。

ここでは上記で述べた以外での服装の注意点を解説します。具体的には以下の通りです。

1. 画面に映る背景のことも考えよう
2. メガネは表情が隠れないものを選ぼう
3. メイクはナチュラルメイクでOK
4. ブラウスはスキッパーシャツでOK

一つずつ見ていきましょう。

①画面に映る背景のことも考えよう

Web面接は画面越しでの1対1でのやりとりです。コロナの影響で面接は自宅でやることになりますし、面接官側からは自宅の壁（背景）と求職者が映っている状態です。

となれば背景と服装とのバランスも考える必要があり、気を使わないといけません。

そのため、「スーツが黒で壁も黒」みたいな状態はおすすめできませんね。

面接場所選びもしっかりと考えないといけないんです。

②メガネは表情が隠れないものを選ぼう

服装となれば小物類も気にかけておきたいところ。メガネも面接では重要なアイテムです。

ただWeb面接はコミュニケーションを取りにくい面がありますので、表情や対話は対面での面接よりも重要になります。

メガネは知的さを演出できる点でかけた方が良いとも取れますが、顔を隠して表情がわかりにくくなる点がデメリットです。

そのためメガネをかけたい場合は、フレームが薄いモノを選ぶのが無難です。太いものは顔を隠してしまいます。

表情が読み取れないと、面接官に話しても感情や熱意が伝わりいにくくなり、面接が不利な方向に進みかねません。

③メイクはナチュラルメイクでOK

特に女性の方は、Web面接でどんなメイクをしようか悩みますよね。ですが正直のところ、よほど高性能なカメラを用意していない限り、メイクをしてもあまり細かいところまで映りません。

そのためWeb面接本番では、ナチュラルメイクで問題ないです。

なかには「すっぴんでも良くない？」と思う方もいるかもしれませんが、画面越しなため対面での面接よりも顔が近い状態です。薄くてもいいのでカンタンに施すのがおすすめ。

ちなみにメイクを徹底しても、カメラが下から上向きになっていると、アゴから映ってしまい悲惨なことになります…。

イメージとしては証明写真を撮るときを思い出してください。カメラに対して顔が真正面に映るよう調整しましょう。

④ブラウスはスキッパーシャツでOK

女性の方はブラウスにも気を配りたいところ。面接の際は一般的な「レギュラーブラウス」か第1ボタンが無い「スキッパーシャツ」かで迷う方が多いです。

Web面接の場合は、スキッパーシャツがおすすめ。デコルテラインを美しく魅せられて、面接官にもプラスの印象を与えられます。

今回はWeb面接での服装について詳しく解説しました。

Web面接だろうと対面での面接だろうと、第1印象が大切なことに変わりはありません。

コロナのせいで転職が一層難しくなった今、少しでもライバルに差をつけられるように服装にも徹底していきましょう！