28歳まで正社員にならず、大幅に遅れてサラリーマン人生に突入 / 遅れを取り戻し普通の35歳会社員に / 旅行・映画鑑賞・音楽が趣味 / 自身のブラック企業勤務や転職活動の経験を基に【あまいぱんブログ】運営 / IT企業で制作ディレクターをしています
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面接質問「あなたを採用するメリットは」の最適解【未経験転職向け】
はじめまして。じゃてぃらん(@jathilan666)と申します。
サラリーマンとして働きつつ、私自身の経験も基にした転職情報やライフハック情報を発信するブログサイト「あまいぱんブログ」を運営しております。
今回は、
「未経験業種へ転職活動中、面接で聞かれる『あなたを採用するメリットは?』への最適解」
についてご説明していきます。
「未経験業界に転職したいが、自信がないので面接が苦手です」
「あなたを採用するメリットは?という質問にどう答えたらいいか分かりません」
こういった方に向けた記事となります。
未経験業種への転職で「あなたを採用するメリットは」と聞かれる件
記事の信頼性担保のため、ちょっと自己紹介
記事の信頼性担保のため、ざっくり私の経験についてご説明します。
- 28歳から未経験業界のサラリーマンになった35歳(現在平均年収レンジ内)です
- 2020年現在で経験社数が5社(うちブラック企業2社)の転職キャリアです
- 自分の市場価値を測るため定期的に転職活動をしています
- 一次面接も含めれば100社超えの企業の面接を受けております
28歳まで色々事情があり正社員で働いていませんでしたが、転職とスキルアップを繰り返し35歳の現在、同年代の平均年収レンジ内のお給料をいただける人材に育つことができました。
こういった私が書く記事なので、それなりに信ぴょう性はあると思います。
5分から10分ほどでお読みいただけるようにまとめるので、どうか最後までお読みくださいm(_ _)m
「あなたを採用するメリットは」への最適解は「長期的な人材貢献」
未経験業界へ転職活動中、面接官から「あなたを採用するメリットは?」という質問をされ、詰まってしまった経験がある方も多いと思います。
未経験の自分を採用して企業にメリットがあるのだろうか。。。と感じてしまうのは当然の反応と言えるでしょう。
結論から先に言うと、未経験業種への転職面接で「あなたを採用するメリットは?」と聞かれた際に、最適解である答えは下記の通りです。
私はこの業界が未経験のため、現時点で即戦力的なメリットはありません。
しかし、日々精進の気持ちを持って、今後長期にわたり貴社に貢献したいと考えています。
現在〇〇歳である私という人材を長期保有できる点は、貴社の大きなメリットであると私は思います。
もちろん多少の言いかえは問題ないです。ポイントをまとめると、ここで面接官に訴求すべき点は下記です。
- 未経験だから即戦力にはなれない
- 長期的に貢献できる人材を目指します
- 日々の努力は惜しまず精進します
- 今〇〇歳(若い)の人材を長期保有できることはメリットでないでしょうか?
こういったポイントを基に、あなたならではの回答を考えてみてください。未経験業界への転職の場合、突き詰めるとこれが最適解といえるでしょう。
理由については後ほど説明します。
未経験者歓迎の求人でも「あなたを採用するメリットは」と質問されます
そもそも求人欄に「未経験者歓迎」といった条件を載せていて、履歴書や職務経歴書にも未経験であることを記載しているのに、面接質問で「で、あなたを採用するメリットは?」と聞いてくるって、私たち転職者目線で考えると、、、まぁまぁいじわるですよね。
「未経験で雇ってあげるんだから、ないなりにメリットを考えて提示してください」といった感じとイコールだと思い。。。ちょっと圧迫面接感ありますよね。
人によっては「面接でこういう質問をしてくる企業には入りたくないな、、、」と考える人もいるかもしれません。
私もそう思います。
こういった圧迫面接的なことをしてくる企業は、例え条件が魅力的でも入社してからいやな苦労とかしそうだな、、、と懸念します。
このいじわるな質問をする面接官が上司になったらと思うと、ほとんどの人が萎えてしまうでしょう。
現時点で未経験のあなたを採用するメリットは企業にはありません
しかし、企業目線で考えれば、未経験の人材をお金をかけて採用するということは『投資』です。
将来的に自社内で活躍してくれる人材を給料を払いながら育てるという、不確実性を前提とした活動が未経験採用人事なのです。
そういった意味で、現時点で未経験であるあなたを採用するメリットは企業にはありません。
「なるべく早く育ってくれて、長く使える人材になってくれる人がほしい」
企業の未経験採用の本音はこういった感じであるといえるでしょう。
このような企業側のニーズを把握していれば、「あなたを採用するメリットは」という質問に対し、押さえるべき訴求ポイントは当記事で既出のように、
- 未経験だから即戦力にはなれない
- 長期的に貢献できる人材を目指します
- 日々の努力は惜しまず精進します
- 今〇〇歳(若い)の人材を長期保有できることはメリットでないでしょうか?
であることが見えてくると思います。
企業側の本音やニーズを汲み取り、そこに対して自分が返せるベストな内容を返答しましょう。
鬼努力し優良人材化して初めてあなたを採用したメリットが生まれます
未経験業種への転職面接で「あなたを採用するメリットは?」と聞かれた際の考え方についてご説明しました。
また、企業からみると未経験の人材を採用するメリットは現時点ではほぼない、ということもお分かりいただけたかと思います。
では、具体的にあなたを採用したメリットが生まれてくるタイミングはいつなのでしょうか。
見出しの通りですが、あなたが採用先の企業で鬼努力し、優良人材になって初めて企業側にメリットが生まれてきます。
ここで考えるべきは、未経験業界の企業へ転職を目指してる場合、入社前と入社後にどのようなことをすべきかということ。
あなたが今、未経験業界へ転職を目指しているのであれば、最低限押さえておきたいことを考えていきます。
こういった内容を普段から考え行動していれば、面接質問に対してよりあなたなりの回答を見出すことができるでしょう。
転職活動中(入社前)にやるべきこと
転職活動中や入社前にやるべきことは下記の通り。
- 業界の全体について総括的に知っておく
- 業界内で自分がやりたい仕事について知っておく
- 取れる資格があったら取っておく
上記の通りで、業界の全体像の把握はもちろん、採用された際に自分がやるであろう実務や、仕事に関連する資格について、きちんと調べておきましょう。
未経験業界を知るには読書が近道です
業界の何となくの全体像や、その中で自分が目指している業種の詳細といったことは、何冊かその分野の本を読めばざっくり感触がつかめてきます。
しかし、転職活動のテクニック的な面にばかり気がいっていると、意外と見逃しがちな点だったりもします。
私の周りにも、未経験業界への転職を目指し、転職情報サイトはチェックしているものの、一冊もその業界全体の本は読んでいないという方は少なくありません。
web記事を読むのも大事ですが、全体像の把握には本がベストであると言えます。
本は、情報整理のプロである編集者が分かりやすくまとめた知見の集大成です。
Kindleや書店に課金して、目指す業界の本を読みましょう。
あなたが気になる本は好きなだけ読んで構いません。目指す業界の本を読んでマイナスになることは、多分ないです。
目指す業界の資格を調べ、より深く目指す分野を知っておく
また、入社前でも取れる資格があればとっておいた方がいいです。
例えばあなたに、「未経験からIT業界に転職したい」というざっくりした目標があったとします。
そういった場合、Googleのスキルショップで認定資格をいくつか取得しておく、という方法があります。
Webリテラシーの基本となる「デジタルワークショップ」を取得後、広告関係に転職したいのであれば「Google広告認定資格」、マーケティング関係に転職したいのであれば「Google アナリティクス個人認定資格」といったように、それぞれ目指す方面に応じた資格にどんなものがあるのかを調べてみてください。
未経験業界のことなので、最初は何が何だか意味が分からないと思います。
しかし、そうして「目指す業界にはどんな資格があるのか」調べることで、知らなかった業界が見えてくることもあります。
入社後にやるべきこと
未経験業界の企業に採用してもらえたら、あとはひたすら仕事を覚える努力と行動を実践してください。
個人的に精神論や根性論は大嫌いですが、時にはそれがないと務まらないこともあります。
面接時に質問された「あなたを採用するメリットは?」で答えたことを心に刻み、未経験で希望の業界に自分は入ったんだと思い、鬼努力を重ね精進しましょう。
具体的な行動を起こすことで未経験業界のとっかかりが見えてくる
以上、あなたを採用したメリットが生まれてくるタイミングについて考えました。
採用された後のことも考えながら転職活動を進めれば、未経験業界でも必ず希望の企業にリーチできるはずです。
そして、そこまで考え行動して転職活動を進めれば、「あなたを採用するメリットは?」といった質問はもちろん、それ以外のどんないじわるな質問がきても切り返せる「あなたの芯」ができていくと思います。
未経験業界への転職を目指す中で、これは大きな武器になります。
「あなたを採用するメリットは」をクリアしないとそもそも働けない?
とはいえ、
「あなたを採用するメリットは?」と聞かれているのに、採用時点のメリットを答えられなければダメなのでは?という意見もあるかと思います。
もちろん、採用時点で何かしら企業側に提示できるメリットがあればベストです。
しかしながら、繰り返しになりますが、現時点で未経験のあなたを採用するメリットは企業にはありません。
そして企業もそれを承知の上で「投資」として、将来のあなたの活躍に期待して未経験者の採用活動を行っています。
そういう背景がある中で、無理に答えをひねり出すのは得策と言えないのではないでしょうか。
あくまでも、未経験転職のときに企業に訴求するポイントは
- 未経験だから即戦力にはなれない
- 長期的に貢献できる人材を目指します
- 日々の努力は惜しまず精進します
- 今〇〇歳(若い)の人材を長期保有できることはメリットでないでしょうか?
上記です。
過去に自分が仕事をした中で残せた実績をアピールするのも良いかもしれませんが、「あなたを採用するメリットは?」という質問に対し、違う業界の例話を持ち出すのはいささか的外れな気がしますし、場合によっては実にとんちんかんな回答になっていることもあります。
「未経験ながらこんなことができるから即戦力で行けると思います」みたいなことを過度に訴求しすぎると、その業界のプロである面接官からはあまり良い印象が持たれないのではないでしょうか。
であれば、無理して即戦力アピールをするのではなく「今はまだ活躍できませんが鬼努力をして最短で貴社に貢献できるようにします」ということを正直に伝えた方が、よりあなたの魅力を企業に伝えることができるでしょう。
個人的には、この回答に対してさらにいじわるな質問で返してくる企業は、「縁がなかった」と損切りするようにしています。
「現時点で弊社にメリットがないならあなたを採用する必要ないのでは?」みたいなことを言ってくる面接官も、稀にですがいますからね。
じゃあなんで「未経験者歓迎」の条件掲げて求人出してるんだっていう。。。
面接官がこういう雰囲気の企業は、社内でもパワハラやモラハラが横行していたりする可能性が高いので、近寄らないが一番です。
未経験のあなたを採用するメリットは企業に長期的な人材貢献すること
以上、「未経験業種へ転職活動中、面接で聞かれる『あなたを採用するメリットは?』への最適解」についてみてきました。
まとめると下記の通りです。
【大前提】
現時点で未経験のあなたを採用するメリットは企業にはない
【企業が未経験採用を行う本音】
なるべく早く育ってくれて、長く使える人材になってくれる人がほしい
【面接官に訴求すべきポイント】
- 未経験だから即戦力にはなれない
- 長期的に貢献できる人材を目指します
- 日々の努力は惜しまず精進します
- 今〇〇歳(若い)の人材を長期保有できることはメリットでないでしょうか?
【「あなたを採用するメリットは?」への解答例】
私はこの業界が未経験のため、現時点で即戦力的なメリットはありません。
しかし、日々精進の気持ちを持って、今後長期にわたり貴社に貢献したいと考えています。
現在〇〇歳である私という人材を長期保有できる点は、貴社の大きなメリットであると私は思います。
上記の感じです。
その他、「あなたを採用するメリットは?」以外の質問にも答えやすくなるためにも、目指す業界のリサーチや取れる資格の取得など、多角的に準備をしておきましょう、ということでした。
こういった感じで、私が運営する「あまいぱんブログ(https://amaipan.com/)」では、ほかにも転職における有意義な情報などをご紹介しています。
興味を持っていただけたらご確認くださると嬉しいです。
記事を終わります。
あなたの転職活動が成功することを心より祈っています。
必ず成功できるので、諦めずに頑張ってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。