転職に踏み切れないあなた必見!転職するかしないかは方程式で考えよう
いよいよ転職のシーズンですね。年末のボーナスをもらった方の中で転職したくていろいろな情報を収集している方もいると思います。
しかし違う業界や職種に転職する場合は全くの未経験者になるし、同じ業種でも会社によって仕事内容や社風が全く異なるので慎重に行うべきです。
4回転職した筆者は「満足いく転職をするための8つのアドバイス」をご紹介させていただき、皆さんのキャリアにお役に立てれば嬉しいです。
転職の方程式で得か損かを計算しよう
これから転職をするか、しないかは皆さんそれぞれの考えがあると思います。実は転職にはこのような公式が存在するのです。
転職にはさまざまハードルがあります。例えば、未来の不確実性や新しい業種や企業への不慣れ、人間関係を再構築するコストなど。
転職をしたい意欲がこれらのハードルを上回った時に、転職というアクションが高確率で起きます。
人間は常に合理性で動く生き物なので、転職を「得」だと思えば誰でも実行するのです。逆に今の会社に罪悪感を覚えて転職を躊躇するという行為は自分にとって「損」をしていると言っても過言ではありません。
35歳までの転職はお金以外も考えたほうが良い
キャリアプランを作る上で、勢いのある業界、優秀なチームに注目する必要があります。ガラスの天井と存在意義が薄い、流動性が高い(担当者がコロコロ変わる)ポジションを避けなければなりません。
35歳前であれば、お金だけのために転職することをあまりおすすめしません。今より高い給料を提示されても、その高給与の背後に存在するリスクを考えたほうがいいでしょう。
長い目で転職活動を行うべき
転職の原動力を「メリット」か「デメリット」、「短期」か「長期」で4つの象限に分けるとしたら、一番注目すべきは長期的なメリットです。
つまり本当にキャリアに役に立つ要素を考えなければなりません。他の要素に思考を邪魔されがちですが、「キャリアに役立つか」から逃げる転職は成功した転職とは言えません。
さて、4象限それぞれどんな要素があるのかをまとめていきます。
長期的なメリット
- 自己実現できる仕事
- より優れたチームメンバー
- より大きい責任と権限
- より良い業界や企業としてのプラットフォーム
短期的なメリット
- 肩書が上がる
- 給料が上昇する
- 通勤が便利
- 会社が有名
長期的なデメリット
- 存在意義が薄い・担当者がコロコロ変わるポジション
- 業界や企業のボトルネックにぶつかる
- ガラスの天井(昇進を妨げる見えないが打ち破れない壁のこと)
- 社内文化に共感できない
短期的なデメリット
- 給料が高くない
- 通勤時間が長い
- 上司や同僚との人間関係
- 残業が多い
自分に4つの質問を聞いておく
転職する前に必ず自分に以下4つの質問を聞くようにしましょう。
- 新しい仕事は自分に「一番欲しがる価値」をもたらしてくれるのか
- 転職するとしたら失うものは自分にとって耐えられるか
- 新しい仕事のリスクを見えているのか
- 今の仕事は本当に価値がないと言えるのか
なるべく一ヶ月前にこれらの問題を考え、関係する情報を集めてから決断をすることをおすすめします。
情報源の優先度を見極める
管理職など高いポジションの求人のほとんどは、社内選抜→ヘッドハンティング→転職サイトに求人を掲載というプロセスを経ているので、最終段階の転職サイトを見るだけでは、良い求人を見逃すかもしれません。
転職サイトよりも前の段階で良質な求人情報を入手するために、転職エージェントに非公開を紹介してもらうという手はかなり重要になってきます。
転職のベストなタイミング
転職をするなら、一番良いタイミングは「段階的なミッションを達成し、プロジェクトから離れた直後」です。
仕事が一段落と終了している状態であれば、迷惑も少ないでしょうし、イメージ低下を避けることもできるでしょう。
相手が納得しやすい転職理由を用意して、直属の上司に口頭で相談し、最後に転職届を提出して正式的に伝えましょう。
前の会社の悪口を言わない
今の同僚や未来の同僚に前の会社の文句を言わないようにしましょう。できれば、ビジネスや人事などでサポートをしてもらい、自分のために業界内の他人評価や今後の人脈を蓄積しておくほうが賢明です。
転職では解決できない問題もある
プールさえ変えれば泳げるようになるわけではないと同じように、自己管理、コミュニケーションのしかたが分からない、情報収集の仕方がわからない、やりたいことが見つからないなどの問題は、職場を変えても恐らく解決できる見込みが低いでしょう。
逆に何度も同じような状況に陥ってしまうと自信喪失になりやすく、デメリットのほうが大きくなります。転職するより、どうやってこれらの問題を逃げずに解決するのかを考えましょう。
まとめ
今回はこれから転職しようと思う方に8つのアドバイスをさせていただきました。このページを見たあなた自身にとってお役に立てれば幸いです。
そしてあなたの周りにもし転職を考えている友人がいれば、状況を見てこの8つのアドバイスを共有してあげると感謝されるかもしれませんよ!