総合評価 | 求人の質 | ||
---|---|---|---|
コンサル | サポート体制 |
公開求人数 | 約100,000件 | 対応地域 | 全国47都道府県 |
---|---|---|---|
非公開求人 | 約110,000件 | ターゲット層 | 総合 |
強い業界 | 全ての業界に強い | 年収UP実績 | 7割 |
転職サイトや転職エージェントが保有する求人は、月ごとに増減します。「求人数が多い時期は応募できる求人も増えるから、転職するなら多い時が狙い目」と思っている人がいます。
しかし、求人が増えればライバルである転職希望者も増えるかもしれません。転職のベストなタイミングは、本当に求人数が多い月なのでしょうか。
そこで、下記のデータを使って転職しやすい時期について結論を出したいと思います。
最後まで読めば、あなたは本当に転職に有利な時期と確実に転職しやすい、狙い目と言える月が分かることでしょう。
まずは年間を通して求人が多い時期を見ていきましょう。下記のグラフは大手転職エージェント『リクルートエージェント』の保有求人数を元に作成したものです。
大手人材会社のリクルートのデータベースなら、ほぼ転職市場における求人数を反映できると思ってください。
2015年から2017年の求人数を月別に表したものです。色違いの棒グラフはそれぞれ2015年、2016年、2017年と直近3年間の求人数を表しています。
毎年緩やかに上昇している傾向があるものの、大幅の増減がないため、どの月は比較的に求人が多いのか、一目で分かるかと思います。
このグラフから下記の傾向が見て取れます。
どうしてこれらの月に求人が増えるのかというと、様々な理由があります。退職者を埋めるためだったり、業績に合わせた採用計画を実施するためだったりします。
求人数の2つのピークが分かりましたが、転職希望者の数に関してはどうでしょうか。続いて、転職者数のデータから、一年を通してどの時期に転職希望者が多いかを見ていきましょう。
次のグラフは大手転職サイト『リクナビNEXT』の登録者データを基に作成したものです。2016年4月から2017年3月までの1年間の登録者数(転職希望者)の平均値を月ごとに表しています。
棒グラフが長い月は、転職希望者が多くなり動きが活発な時期だと思って大丈夫です。
まずグラフから分かったのは、転職希望者数の増減は、求人数ほど大幅ではありません。わかりやすくするために赤い枠線を付けましたが、見てわかるように1~3月は比較的に転職希望者が多いです。また、年度が切り替わる直前の1~3月ほどではないが、9月入社を狙って6月、7月も転職者が動く時期となっています。
転職者数が増減する理由は、企業の求人数より単純です。下記の3点がほとんどの転職者心理に当たっていることが考えられます。
要するに、ほとんどの転職希望者はボーナスを受け取ったかどうかと、連休があるかないかという2つの要素を軸に行動している傾向が見て取れますね。
「せっかく働かなくても給料が出る連休だから、転職したら勿体ないな」「ボーナスを貰ってから転職しよう!」
ほとんどの転職希望者は、このような損得勘定で動いていることがわかりました。
ところで、あなたも同じような思考で同じように行動すると、その分ライバルとの競争を強いられるでしょう。
あえて連休前から書類作成や応募を行ったり、諦めよくボーナス時の退職ピークを避けたりする行動により、ライバルとの無意味な競争に巻き込まれずに、マイペースで転職活動を進めることが可能になります。
成功への道は、往々にして少数派が切り開いているとも言われていますね。
ここまで、月別の求人数と転職希望者数をご紹介していきました。果たして、転職に最も有利な時期(求人数が多い+ライバルが少ない)はどの月になるでしょうか。
知る方法は簡単です。先ほどの2つのグラフを合わせれば明らかになります。
下記のグラフは、求人数の平均値である折れ線グラフ部分のデータと、転職希望者を表す棒グラフを合わせたものです。
ここで注意が必要なのは、「数値より傾向を見るべき」ということです。二つのグラフは異なる数値の縦軸で作られたため、数値上の比較はできません。ただし、月ごとの推移傾向を見る分には正しいと捉えて大丈夫です。
赤字の矢印は、2つのデータの乖離が大きい月において、どれくらい求人数が転職希望者数を上回っているかを示しています。
開きが大きければ大きいほど、ライバルが少なく多くの求人に応募できるので有利ということです。リクナビNEXTやリクルートエージェントは自社で世論調査をしているくらい、実力のあるサービスや企業なので、そのデータに普遍性があると思って大丈夫です。
このグラフを根拠にすれば、転職に有利な時期とはいつなのかという命題に結論付けできるに間違いありません。
パッと見て分かると思いますが、赤い矢印が最も伸びている月は下記の通りです。
これらの月の中でも、3月と8月が最も転職しやすい時期です。なぜなら、求人数とライバル数の差が大きいだけじゃなく、紹介可能な求人数そのものが多いので、競争が激しくない上、選択肢に恵まれていると言えるでしょう。
逆に、12月は確かに大きな開きがありライバルが少ないのですが、求人数も一年中で最も少ないので、理想の求人を見つけるハードルが比較的に高いです。
選択肢が限られるけれど、とにかくライバルとの競争を避けたい!という人には、12月に転職がおすすめです。
特に下記のような人は、なるべくライバルを避けるようにしましょう。
2018年現在、日本全国の転職マーケットは史上空前の売り手市場です。ある意味では、ライバルが多くても転職できる時代と言えます。
特にキャリアに自信がある人は、競争を考えずに単純に求人数が多い月に転職したほうが、好条件の会社に決まる可能性が高いかもしれません。そんな人におすすめの転職のタイミングは、下記です。
総合評価 | 求人の質 | ||
---|---|---|---|
コンサル | サポート体制 |
公開求人数 | 約100,000件 | 対応地域 | 全国47都道府県 |
---|---|---|---|
非公開求人 | 約110,000件 | ターゲット層 | 総合 |
強い業界 | 全ての業界に強い | 年収UP実績 | 7割 |
いかがでしたか。このページでは、データに基づいて求人数と転職希望者数の関係性を分析してきましたが、現実を100%表しているわけではありません。
時々は運の要素も強いです。転職したいと思った時、その想いを形にしてみてください。
とりあえず業界最大手の『リクルートエージェン』に登録して有利な情報を継続的に仕入れてください。
いつ転職するかで迷う人より、1年中にコンスタントに準備している人のほうが、転職に成功する確率が高いです。いざチャンスを見つけたら、備えがあるからすぐに捕まえることができるからです。
その準備は、ぜひ転職エージェントに依頼してください。
あなたが最も良い時期に最高の会社に出会えることを、陰ながら応援しております。