「金融業界での転職」を成功させる方法と絶対に使うべきサービス5選
金融業界の転職は他の業界とどこが違うのか、どんな転職サービスを使えば一番有利になるのか?といった疑問が求職者の中で常に存在します。あなたもそう悩んでいませんか?
金融業界に転職するといっても、前職は同じ金融業界なのか、まったくの未経験なのか、専門職として働きたいのかなど、様々なタイプの求職者がいます。
転職サービスも、それぞれ異なるタイプの方に合わせて作られているので、どのサービスを選べばいいのかはケースバイケースです。
利用する転職支援サービスを間違えると、門前払いを食らうのはもちろん、仮に転職できたとしても、生涯の年収が一億円変わったり、出世に雲泥の差が生じる可能性もあるので、慎重に選ぶに越したことはありません。
このページでは、業界最大手の人材会社で活躍しているコンサルタントの知見をもとに、金融業界への転職を成功させるために、下記2点をアドバイスいたします。
- 金融業界の転職事情
- 金融業界に強い転職サイト・転職エージェント5選
最後まで読むと、あなたの状況に最もふさわしい転職戦略を立てられ、金融業界のリーディングカンパニーに転職することができるでしょう。
金融業界の転職事情
2017年現在、ドル高円安を背景に国内企業は輸出を伸ばし業績は好調に推移しています。
そのため、国内企業の設備投資や売上増による運転資金のニーズは旺盛で、NISA(少額投資非課税制度)や住宅ローンの盛り上がりもあり、金融業界に恩恵をもたらしています。
ますます役割を期待されるメガバンク、生保、証券、地銀、信託銀行をはじめとする金融機関各社は優秀な人材を確保するために採用活動に力を入れてきています。
金融業界のトップ企業が求める人物像とは
金融業界には、ざっくりと分けると、
- フロントオフィス
- ミドルオフィス
- バックオフィス
フロントオフィスの仕事内容と求めるスキルや資質
フロントオフィスでジェネラリストとして働く場合、ほとんど営業職といった立ち位置になるので、幅広い客層に対応できるコミュニケーション能力と取り扱う商品についての知識が求められます。
また、フロントオフィスの金融専門職というのは、最前線に立って金融商品のトレーディング・運用を行い、利益を稼ぐ職種になります。そのため、高度な専門技術と数字を見るセンスがあると重宝されるでしょう。
バックオフィスの仕事内容と求めるスキルや資質
バックオフィスは顧客や市場と直接仕事をすることがなく、前面に立っているフロントオフィスをサポートする役割を担います。
そのため、取引の決済処理業務から人事、財務、経理など会社の運営に携わる仕事がメインです。これらの業務は正確性と迅速性が第一で、丁寧に素早く仕事をこなす能力が最も必要とされています。
ミドルオフィスの仕事内容と求めるスキルや資質
ミドルオフィスは文字通り、フロントオフィスとバックオフィスの中間という立ち位置になる仕事です。フロントオフィスのサポ―トとして取引や運用の不正はないかをチェックしたり、損益やマーケットのリスクマネジメント、コンプライアンス面のマネジメントをしたり、業務内容は社内外に広がります。
ミドルオフィスは幅広い専門知識はもちろん、間に立つ仕事なので調整力・マネジメント能力が必須です。また、海外拠点との連携が必要な場合、語学力があるとキャリアアップに繋がりやすいでしょう。
金融業界に強い転職サイト・転職エージェント5選
金融業界に対応している転職サービスは、日本全国で400社以上が存在します。すべての会社が金融業界の転職に実績があるわけではなく、どんなものを使うかをしっかりと自分で判断する必要があります。
最も合理的な選び方は『金融業界の求人が豊富な大手転職サイト1社以上』と金融業界に対応しているサービスの中でも専門性が高い『特化型転職エージェント2社以上』を併用することです。
そうすると、異なるタイプの転職サービスの間でシナジー効果が発生し、理想の会社をもれなく見つけることができるでしょう。
今回は、400社以上ある転職サービスの中で、金融業界に転職しようとする方におすすめの転職サイト・転職エージェントを5つ厳選し、それぞれの「金融業界求人の傾向」と「サービスの特徴」をご説明します。
リクナビNEXT|8割の転職者が利用している転職サイト
総合評価 | 求人の質 | ||
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コンサル | サポート体制 |
公開求人数 | 9152件 | 対応地域 | 全国 |
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非公開求人 | 約10万件 | ターゲット層 | 転職したい社会人 |
強い業界 | IT/メーカー/サービス/小売 | 年収UP実績 | 80% |
『リクナビNEXT』は人材会社最大手のリクルート傘下の社会人向け転職サイトです。
リクナビNEXTで掲載れている金融業界の求人は金融営業などの総合職や、投資銀行部門をはじめとする金融系専門職と幅広くあります。
また、その4割は東京に勤務地を置き、地方に本社や支社を置く求人も多数あります。求人の平均年収は全職種を合わせるとおおよそ700万円と高い水準です。
さらにリクナビNEXTに問い合わせをするとWeb上で見られる公開求人の以外にも好条件や高年収の非公開求人が紹介可能です。
リクナビNEXTに掲載されている金融業界の求人の特徴と傾向
まずはリクナビNEXTにある金融業界の求人を全体的に見て、どんな特徴や傾向があるかをご説明します。
リクナビNEXTの金融業界求人の平均年収は700万円
リクナビNEXTに掲載されている金融専門職の平均年収は700万円程度となっています。
投資銀行業務や資産運用、金融営業は特に待遇が良い傾向にあります。
それはなぜかというと、投資銀行やファンドマネージャーなどが関わるは高額の取引が継続して行なわれていることと、グローバルに活躍する職種が多いからです。業界である程度スキルや経験を身につけると年収が自然に上がるというところは、金融業界のメリットとも言えますね。
また、700万円というのは特定分野に非常に詳しい金融専門職や高年収の外資系投資銀行の求人も入れている計算なので、平均年収はあくまで参考程度にして、自分のスキルや経験を客観的に見て希望する待遇を決めたほうが良いでしょう。
現段階の平均年収は時代の流れとともに大きく変動するので、金融業界に転職するなら先を見据えた企業研究もしっかり行って自分の理想にあった会社を探してみてください。
リクナビNEXTで募集している金融業界の求人は全国に対応
リクナビNEXTで求人を掲載する金融機関はメガバンク、信託銀行だけじゃなく、全国各地に本社や支社を置いている地銀、生保、証券など、多岐に渡ります。
金融業界の求人を地域別に見ていくと、首都圏は全体の四割を占め、そのほか関西、東海、北信越など全国に程よく分散しています。そのため、首都圏勤務希望の人はもちろん、「転職して地元で働きたいけど自分の基準をクリアしている求人が見つからない」というようなことはリクナビNEXTではあり得ません。また、転勤なしや海外転勤ありなど人それぞれの要望に細かく対応する求人が多いというのも魅力のポイントです。
『リクナビNEXT』のサービス特徴
金融業界への転職を考えてリクナビNEXTでいろんな求人を見比べするときに、様々なポイントを同時にチェックしなければならないので大変です。自分に合った求人が見つからなかったり迷いを感じた場合は問い合わせをして、アドバイスをもらいに行くとスムーズです。
気になる求人があったらとりあえず気になるリストに登録しよう
リクナビNEXTは求人の検索や企業への応募といった基本的な機能だけでなく、気になった企業や400社以上ある提携転職エージェントからのオファーをもらうこともできます。
優良な求人は募集開始してすぐに採用枠が埋まりますので、気になる求人があったらとりあえず気になるリストに登録して後でゆっくり比較したほうが良いでしょう。
気になるリストを使うために、まず5分でサクッと会員登録しましょう。入力した個人情報にマッチした求人があったら、転職エージェントからオファーが届く場合もあります。オファーのほうが自分に合う求人が見つかる確率が若干高いので、オファーが来たらそちらを優先的に確認・処理するようにしたほうがいいでしょう。好条件の非公開求人を紹介してもらえるチャンスも
実はリクナビNEXTでは、一般の方が閲覧できない非公開求人を多数保有しています。
こういった非公開求人は役職がついていたり給料が良かったりするので掘り出し物の求人に出会える可能性もあります。
非公開求人を閲覧できるようにするには、リクナビNEXTに問い合わせをする必要があります。Web上の求人の中で、自分にマッチするものが少ないと感じた場合は、問い合わせを行った非公開求人を開示してもらうという方法がベストです。
doda|金融業界志望の20代~30代におすすめ
総合評価 | 求人の質 | ||
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コンサル | サポート体制 |
公開求人数 | 20万件以上(※2024年3月時点、非公開求人を含む) | 対応地域 | 全国47都道府県 |
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非公開求人 | 非公開 | ターゲット層 | 20代~35歳 |
強い業界 | 機械・電気メーカー/金融など | 年収UP実績 | 20,000人以上 |
『doda』は株式会社パーソルキャリア(元インテリジェンス)が運営しているヤング層に強い転職サイトです。
dodaで掲載れている金融業界の求人は営業や運用といったフロントオフィスや経理や監査といったバックオフィス、その間に立って調整・マネジメントするミドルオフィスなど多岐に渡ります。
また、専門職のほとんどが東京に集中しており、総合職の場合地方に本社や支社を置く求人も多数あります。求人の平均年収は全職種を合わせるとおおよそ600万円と比較的に高い水準です。
さらにdodaに登録するとWeb上で見られる公開求人の以外にも好条件や高年収の非公開求人に応募できるようになり、2人体制で転職活動をサポートしてもらえるので、今後のキャリア形成の一助となるでしょう。
dodaに掲載されている金融業界の求人の特徴と傾向
まずはdodaにある金融業界の求人全体の特徴や傾向をご説明します。
dodaの金融業界求人の平均年収は630万円程度dodaに掲載されている金融業界の求人全体を見ると、平均年収が630万円程度の求人が目立ちます。
高年収の求人は、投資銀行業務、年金運用・M&Aアドバイザー、ファンドマネージャーなどの専門職が多い傾向にあります。
それはなぜかというと、それらの業務は高額の資本を取り扱って利益を継続的に出していることと、専門的な数理知識が必要な職種かグローバルに活躍できる職種が多いからです。業界である程度スキルや経験を身につけると年収がそれに応じて自然に上がるというところは、金融業界のメリットとも言えますね。また、平均年収1000万円以上というのは特定分野の経験が必須条件となる金融専門職や高年収の外資系投資銀行の求人も入れている計算なので、平均年収はあくまで参考程度にして、自分のスキルや経験を客観的に見て希望する待遇を決めたほうが良いでしょう。
現段階の平均年収は時代の流れとともに大きく変動するので、金融業界に転職するなら先を見据えた企業研究もしっかり行って自分の理想にあった会社を探してみてください。
dodaが取り扱う金融機関は外資系投資銀行、メガバンク、信託銀行、証券会社がメインです。
金融業界の求人は約5000件あり、地域別に見ていくと求人のほとんどは東京・大阪といった都市部に集中しています。海外との連携が必要になってくる仕事が多いので、大都市に偏るというのも自然といえば自然ですね。都市部でバリバリ働いてキャリアを積んで、高年収を目指したいという人にはぜひdodaを利用して欲しいです。
『doda』のサービス特徴
転職するかしないかで迷うときには、まず無料のキャリアコンサルタント面談を利用して、キャリアの棚卸しを行ってみましょう。何も行動せずに悩むよりも、プロのコンサルタントからアドバイスをしてもらったほうが役に立ちます。
営業職に精通するコンサルタントがサポートしてくれる
dodaには経験豊富なキャリアコンサルタントが多数在籍しており、転職希望者1人に対して2人体制でサポートしてくれます。
中では元々営業職として働いていたコンサルタントが圧倒的に多いので、営業の知識が浅いコンサルタントよりも適切なアドバイスをしてくれます。
未経験から営業職への転職を考えている方やなんとなく職場を変えてみたいけど何をすればいいのかわからないという方は、とりあえずdodaに問い合わせしてキャリアコンサルタントと面談をしましょう。
秘匿性の高い非公開求人を紹介してもらえる
キャリアコンサルタントと面談すれば、Web上には公開されていない非公開の求人を紹介してくれることもあります。
そういった非公開求人は、担当コンサルタントがひとり一人の経歴をしっかり見たうえで、「その人にとって一番いい選択肢」を提案してくれたものばかりです。
キャリアの棚卸しを手伝ってくれたり、もしかすると掘り出し物の求人案件も紹介してくれたり、dodaの無料相談はメリットしかありません。
リクルートエージェント|最上級グレードの転職支援
総合評価 | 求人の質 | ||
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コンサル | サポート体制 |
公開求人数 | 約100,000件 | 対応地域 | 全国47都道府県 |
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非公開求人 | 約110,000件 | ターゲット層 | 総合 |
強い業界 | 全ての業界に強い | 年収UP実績 | 7割 |
『リクルートエージェント』はリクルート社が運営している転職エージェントです。業界トップレベルの非公開求人数がその強みとなります。
リクルートエージェントで掲載れている金融業界の求人は営業や運用といったフロントオフィスや経理や監査といったバックオフィス、その間に立って調整・マネジメントするミドルオフィスなど多岐に渡ります。
また、専門職のほとんどが東京に集中しており、総合職の場合地方に本社や支社を置く求人も多数あります。求人の平均年収は全職種を合わせるとおおよそ650万円と比較的に高い水準です。
さらにリクルートエージェントに登録するとWeb上で見られる公開求人の以外にも好条件や高年収の非公開求人に応募できるようになり、業界経験者であるキャリアコンサルタントが転職活動を最初から最後までサポートしてもらえるので、今後のキャリア形成の一助となるでしょう。
リクルートエージェントに掲載されている金融業界の求人の特徴と傾向
まずはリクルートエージェントにある金融業界の求人全体の特徴や傾向をご説明します。
リクルートエージェントの金融業界求人の平均年収は650万円程度
リクルートエージェントに掲載されている金融業界の求人全体を見ると、平均年収が650万円程度の求人が目立ちます。
800万円を超える高年収の求人も少なくありません。好条件の求人は投資銀行業務、年金運用、ファンドマネージャーなどの専門職が多い傾向にあります。
それはなぜかというと、それらの業務は高額の資本を取り扱って利鞘を継続的に出していることと、専門的な数理知識が必要な職種かグローバル範囲で活躍する職種が多いからです。業界である程度スキルや経験を身につけると年収がそれに応じて自然に上がるというところは、金融業界のメリットとも言えますね。
現段階の平均年収は時代の流れとともに大きく変動するので、金融業界に転職するなら先を見据えた企業研究もしっかり行って自分の理想にあった会社を探してみてください。
リクルートエージェントで募集している金融業界の求人は都市部に集中している
リクルートエージェントが取り扱う金融機関は外資系投資銀行、メガバンク、地方銀行、信託銀行、証券会社など多岐に渡ります。
金融業界には公開求人620件ほどあり一見すると少ないのですが、その他に8,000件ほどの非公開求人が紹介可能です。地域別に見ていくと求人のほとんどは東京・大阪といった都市部に集中しています。海外との連携が必要になってくる仕事が多いので、大都市に偏るというのも無理もないですね。とはいえ、地方の割合が低くても求人全体の数が多いので地方でも理想な求人に出会えるチャンスがあります。
ただし、転職エージェントとの面談はやはり都市部で行われる場合が多いので、地方在住者は電話での面談がメインとなる可能性があります。実際にコンサルタントと会ってゆっくり話せない分、不利なのかもしれません。
『リクルートエージェント』のサービス特徴
リクルートエージェントは国内トップクラスの求人データベースを持っているため、真剣に探せば理想の求人が見つかります。しかし時には、たとえ「東京23区にあるIT業界のアプリケーションエンジニア」というように細かく条件を絞り込んで検索しても求人はまだまだたくさんあるため、求人選びで迷いやすいという点に関しては大手転職エージェントを利用する際によくある贅沢な悩みです。
迷ったら転職エージェントと相談を
自分で求人を探すのが難しいと感じた場合、転職エージェントの手助けがあるといいかもしれません。
転職エージェントは企業と転職希望者の間に立って、転職活動をサポートしてくれる存在です。
担当のキャリアコンサルタントに自分の状況と希望する条件を簡単に話せば、代わりにふさわしい求人を見つけてくれます。その際に自分で検索して閲覧できる求人はもちろん、キャリアコンサルタントの判断によって一般に公開されていない好条件の非公開求人も紹介してくれる場合もあります。
リクルートエージェントはその圧倒的な求人数と経験豊富なアドバイザー人材が評判で、悔いのない転職活動をするにはぜひ利用しましょう。
一つの転職エージェントに頼ってしまうと情報が偏るのではないかと心配であれば、同じくリクルートキャリアが運営している転職サイトのリクナビNEXTに登録すると、400社を超える提携転職エージェントからオファーを貰うことができるようになります。このようにリクナビNEXTとリクルートエージェントを並行して利用すると業界大手のリクルートキャリアの強みをフルに活用できます。
ビズリーチ|日本初のハイキャリア向け会員制サービス
総合評価 | 求人の質 | ||
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コンサル | サポート体制 |
公開求人数 | 約95,000件 | 対応地域 | 全国 |
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非公開求人 | 有り | ターゲット層 | ハイクラス・エグゼクティブ層・エンジニア |
強い業界 | IT/メーカー/金融など | 年収UP実績 | 9割 |
『ビズリーチ』は急成長している株式会社ビズリーチが立ち上げたハイキャリア向け転職サービスです。申込型ではなく、ヘッドハンティング型であることが最大の特徴だと言えるでしょう。
ビズリーチで掲載れている金融業界の求人は金融営業などの総合職や、投資銀行部門をはじめとする金融系専門職と幅広くあります。
また、その四割は東京に勤務地を置き、地方に本社や支社を置く求人も多数あります。求人の平均年収は全職種を合わせるとおおよそ700万円と高い水準です。
ビズリーチに掲載されている金融業界の求人の特徴と傾向
まずはビズリーチにある金融業界の求人全体の特徴や傾向をご説明します。
ビズリーチの金融業界求人の平均年収は1000万円以上
ビズリーチに掲載されている金融業界の求人全体を見ると、平均年収が1000万円を超える求人が非常に目立ちます。また、1000万円~2500万円のように企業側が提示する年収の幅が非常に大きいという特徴もあります。実力によって提示される年収に雲泥の差があるといってもいいでしょう。
高年収の求人は、投資銀行業務、年金運用・M&Aアドバイザー、ファンドマネージャーなどの専門職が多い傾向にあります。
それはなぜかというと、それらの業務は高額の資本を取り扱って利益を継続的に出していることと、専門的な数理知識が必要な職種かグローバルに活躍できる職種が多いからです。業界である程度スキルや経験を身につけると年収がそれに応じて自然に上がるというところは、金融業界のメリットとも言えますね。また、平均年収1000万円以上というのは特定分野の経験が必須条件となる金融専門職や高年収の外資系投資銀行の求人も入れている計算なので、平均年収はあくまで参考程度にして、自分のスキルや経験を客観的に見て希望する待遇を決めたほうが良いでしょう。
現段階の平均年収は時代の流れとともに大きく変動するので、金融業界に転職するなら先を見据えた企業研究もしっかり行って自分の理想にあった会社を探してみてください。
ビズリーチで募集している金融業界の求人は都市部に集中している
ビズリーチが取り扱う金融機関は外資系投資銀行、メガバンク、信託銀行、証券会社がメインです。
金融業界の求人は約4000件あり、地域別に見ていくと求人のほとんどは東京・大阪といった都市部に集中しています。海外との連携が必要になってくる仕事が多いので、大都市に偏るというのも自然といえば自然ですね。都市部でバリバリ働いてキャリアを積んで、高年収を目指したいという人にはぜひビズリーチを利用して欲しいです。
『ビズリーチ』のサービス特徴
ビズリーチの使い方は他の転職エージェントと違って、自分からエージェントに相談しに行くことはありません。経歴を記入したあとに、企業の人事部やヘッドハンターからのスカウトが届くまで気長に待つことが大事です。
有料サービスならではの強み
ビズリーチは、会員登録しないと見られない一流企業の非公開求人、厳しい審査を突破した優秀なヘッドハンターによるスカウトといった質の高いサービスを提供してます。
さらに2980円~4980円/30日間の有料会員になれば、非公開求人を自ら検索・応募可能になり、特別スカウトの閲覧・返信もできるようになります。
有料サービスなので、求人の質を高い水準に保たないと会員数が激減します。ビズリーチは今も会員数が右肩上がりなので、それだけ求人に魅力がある証拠です。
ヘッドハンターを信用度で選べる
「転職エージェントやヘッドハンターは人にとって当たりはずれがあってちょっと怖い」という方に、ぜひビズリーチのヘッドハンター検索システムを活用してほしいです。
ビズリーチでは、1400人以上在籍しているヘッドハンターから、得意な業種や業界での経験などの条件を絞り込んで検索することができます。
また、ビズリーチスコアという複数の指標から数字で評価する仕組みがあり、ヘッドハンターをSからDまでランク付けしています。
どのヘッドハンターは自分に合っているか、どれぐらい信用できるかなどは一目瞭然とは言わないまでも、選ぶ際の目安となり得るでしょう。
自分にピッタリなヘッドハンターを味方につけると、転職成功の確率がぐんとあがるに違いありません。
マイナビ転職|業界最大手に遜色のない本気度
『マイナビ転職』は石原さとみをイメージキャラクターとして起用していることで知名度が急上昇している転職サイトです。新卒の就活でもお馴染みのマイナビ株式会社が運営しています。
マイナビ転職が取り扱っている金融系専門職の求人は2017年8月時点で100件以上あります。
そのほとんどは東京にあり、地方は残念ながら選択肢があまり多くありません。金融業界求人の平均年収はおおよそ750万円程度となっています。
マイナビ独自の求人が全体の82%を占めているので、他のサイトにすでに登録している場合でもマイナビ転職を使う価値が十分にあります。業界やトピックに特化した専門サイトもあるので、ぜひ活用してみてください。
マイナビ転職に掲載されている金融業界求人の特徴と傾向
まずはマイナビ転職にある金融業界の求人全体の特徴や傾向をご説明します。
マイナビ転職に掲載されている金融業界の求人の平均年収は750万円程度
マイナビ転職に掲載されている金融業界の求人全体を見ると、平均年収が700万~800万円程度の求人が目立ちます。
800万円を超える高年収の求人も少なくありません。金融系専門職の求人は、営業・投資銀行・運用・分析とミドル・バック・その他に分類されており、それぞれ見てみるとやはり投資銀行業務や資金運用・ファンドマネージャー、金融商品開発などの職種は稼ぎがよく年収1000万円を超える求人も少なくありません。
それらの職種は高額の資本を取り扱って利鞘を継続的に出してたり、または専門的な数理知識が必要な職種や一年の大半を飛行機の中で過ごすグローバル職が多いです。金融業界は景気動向に敏感だと言われており、マクロとミクロの政治経済情勢に応じて年収が変動することもあります。現段階の平均年収は時代の流れとともに大きく変動するので、金融業界に転職するなら先を見据えた企業研究もしっかり行って自分の理想にあった会社を探してみてください。
マイナビ転職で募集している金融業界の求人は東京に集中している
マイナビ転職が取り扱う金融機関は外資系投資銀行、メガバンク、地方銀行、信託銀行、証券会社など多岐に渡ります。
高度な専門知識を必要とする金融系専門職に当たる求人は100件強程度と少なめですが、金融業界の一般職や総合職の求人もたくさん揃えているので、未経験者でもチャンスが多い。地域別に見ていくと求人のほとんどは東京に集中しています。海外との連携が必要になってくる仕事が多いので、大都市に偏る傾向があります。
また、転職エージェントとの面談はやはり都市部で行われる場合が多いので、地方在住者は電話での面談がメインとなる可能性があります。実際にコンサルタントと会って相談したい人は、マイナビ転職が不向きかもしれません。
『マイナビ転職』のサービス特徴
マイナビ転職は国内トップクラスの求人データベースを持っているため、よく探せば職歴に合う求人が見つかるはずです。
例えば「東京にある大手証券会社のトレーダー」というように細かく条件を絞り込んで検索でき、かつその条件に見合う求人がたくさんあるため、理想の求人に出会える確率が高いです。
迷ったら転職エージェントと相談を
自分で求人を探すのが難しいと感じた場合、転職エージェントの手助けがあるといいかもしれません。
転職エージェントは企業と転職希望者の間に立って、転職活動をサポートしてくれる存在です。
担当のキャリアコンサルタントに自分の状況と希望する条件を簡単に話せば、代わりにふさわしい求人を見つけてくれます。その際に自分で検索して閲覧できる求人はもちろん、キャリアコンサルタントの判断によって一般に公開されていない好条件の非公開求人も紹介してくれる場合もあります。
マイナビ転職もエージェントサービスを提供しており、それに無料申込すれば転職全般について経験豊富なアドバイザーがフォローしてくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。改めて今回ご紹介した転職サービスをおさらいしましょう。
金融業界の求人をカバーできる総合系大手転職サイト
- リクナビNEXT
- マイナビ転職
金融業界に詳しい担当者がサポートする特化型転職エージェント
- dodaエージェントサービス
- リクルートエージェント
金融系専門職に強いハイキャリア向けヘッドハンティングサービス
- ビズリーチ
あなたが金融業界への転職が成功できることを心の底から願っております。