第二新卒の転職で押さえるべきポイントを全網羅!
「第二新卒の転職って、新卒と違って何に気を付けらばいいの?」
「第二新卒の転職って難しいの?」
「第二新卒の転職を成功させるにはどうすればいい?」
今転職中の皆さんのなかには、こうお考えの方もいらっしゃいますよね。
でも結局何をすべきか見当がつかず、何も行動できないままではありませんか?
そのままだと転職に踏み切れず、ムダに時間を浪費するかもしれませんよ?
しかしご安心ください。この記事では第二新卒の転職が失敗しないための、必要な情報が揃っています。
一通り読めば第二新卒の転職失敗を回避できるでしょう。
目からウロコが落ちる情報も載っているため、ぜひ最後までお読みください。
第二新卒とは?いつからいつまでが第二新卒?
第二新卒とは「学校を卒業して3年以内に転職・就職をしようとする人」を指します。
明確な定義はありませんが学校を卒業して新卒だろうと、契約社員だろうと、派遣社員だろうと、何らかの形で働いて数年で退職して転職活動に励む人が該当します。
仮に明治大学や早稲田大学などの4年制大学を卒業した場合、1~3年以内で退職・転職したら、25歳までが第二新卒として扱われる期間です。
この「〇〇卒」という単語は他にもあり、ややこしいため以下の表でまとめて押さえておきましょう。
名称 | 定義 |
---|---|
第二新卒 | 学校を卒業して3年以内に転職・就職をしようとする人 |
既卒 | 学校を卒業して一度も就職したことが無い人 |
新卒 | 学校を卒業してそのまま同じ年に就職する人 |
特に第二新卒と既卒がゴチャゴチャになるがちなため、今一度まとめて覚えましょう!
第二新卒が「やばい」「甘い」と言われるけど…本当?
一部では第二新卒者のことを「やばい」「甘い」と揶揄する人もいて、転職への自信を無くしてしまう方もいますよね。
ですがちゃんと理由はあります。具体的には以下の通りです。
- 基本的なマナーを押さえていないから
- 安易な気持ちで転職しているから
- ポテンシャル採用になりがちだから
- 主体的に動けないと見られているから
- 意欲や向上心が無いと見られているから
新卒、既卒、その他中途採用とは違って、第二新卒ではこのように考えられがちです。
ただだからといって何も行動しないのはナンセンス。成功させるポイントを押さえつつ、どう立ち回るべきか考えないといけません。
第二新卒が最近注目されているのはなぜ?
一見ネガティブな印象をもたれがちな第二新卒ですが、実は一部企業でかなり注目を置かているんです。
具体的な理由は以下の2つです。
- 3年以内の早期退職者が多いから
- 新卒採用に苦戦する企業も増えているから
新卒になってから3年以上で退職する人は今でも多く、どの学歴でも一定数はいます。
(引用元ページ:厚生労働省-学歴別卒業後3年以内離職率の推移)
上記グラフを見ると中卒・高卒の方で1年以内に辞める人が多く、大卒ではそれが少ない傾向にあります。
特に大卒のグラフで見ると30%近くで退職者数が推移しており、およそ新卒3人に1人が退職していることがわかります。
第二新卒で転職するメリット・デメリットは?
あなたが第二新卒だった場合、どんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
第二新卒で転職するメリット3つ
①若手採用に積極的な企業への転職に有利
若手人材が欲しい企業で働きたいときは、第二新卒の段階で転職すると有利です。
具体的には「多くの新卒採用を予定していたができなかった企業」「新規事業の展開や事業拡大で早く若手人材が欲しい企業」での転職に有利です。
②異業種への転職がしやすい
第二新卒向けの求人の多くには「未経験歓迎!」「未経験OK!」と記載されることが多いです。
そのため異業種への転職がしやすく、就職活動では実現できなかった職に就ける可能性も高まりますね。
③新卒より魅力を感じてもらいやすい
新卒と違って少しでも社会人経験があるため、その点を魅力に感じる企業への転職には有利です。
ただビジネスマナーやOJT研修で学んだことが身についている前提なため、修得したアピールが必要ですね。
第二新卒で転職するデメリット2つ
①スキルの伴う即戦力人材を求める企業には転職しにくい
ビジネスマナーやOJT研修など、技術の伴わない即戦力人材を求めるのであれば話は別ですが、スキルまでガチガチに求められると手厳しいです。
その場合は「中途採用」としての求人を探しているため、「第二新卒」としての求人を探すのをおすすめします。
②勤続年数の短さがアダになりかねない
いくら第二新卒を積極採用する企業でも、第二新卒者に対しては「この人はまたすぐに辞めるのではないか」と勘ぐってくることも考えられます。
どれだけ戦力になりうる人材でマナーやビジネスマンとしての振る舞いを徹底していても、すぐに辞められては元も子もないですよね。
企業が第二新卒を採用するのはなぜ…?
「企業が第二新卒を採用するのはなぜか」この理由を押さえておくのも重要です。
企業側では何を求め、人材を欲する意図を逆算して考えましょう。
①教育・採用に書けるコストを削減できる
新卒者の場合は一から育てることになり、研修や採用面談などの選考過程などの観点で教育・採用にかかるコストがかさみがちです。
しかもそんな新卒者がすぐに辞めたとなると、企業からすればコスパの悪い話になりますよね。
対して第二新卒の場合はすでに前職で教育(OJT研修・ビジネスマナーなど)は受けているため、その分時間がかかりにくいんです。
この点から第二新卒者を積極採用しようと考える企業もいます。
②即戦力になりやすい
①で述べたように、第二新卒はビジネスマナーやOJT研修は受けています。
そのため社会人としての基礎の基礎部分は体得しており、転職してから即戦力になりやすい特徴があります。
早いとたった数ヶ月で即戦力としてみなされ、優秀な人材になるのではと期待されます。
③社内文化を浸透させやすい
新卒者は社会人経験が0で、中途採用だと前職での社風・文化に染まっていることが多いため、いずれも転職後の社内文化に浸透しにくいです。
一方第二新卒はというと前職での社会人経験は1~3年程度なため、前職に充分に染まらないながらも社会人経験はあります。
新卒者や中途採用者よりも転職後の社内文化にうまく適応しやすい点で、第二新卒者を優遇する企業もあるんです。
④コア人材として適する
コア人材とは企業の中核を担う人材を指す言葉で、他と変わりがきかない人材を意味します。
第二新卒は勤続年数の浅い人材ですが、中途採用と比べると社内文化に柔軟なぶん、コア人材として活躍できるポテンシャルがあるとされているんです。
第二新卒のベストな転職時期はいつごろ?
適当なタイミングで転職しても非効率な話で、ミスマッチでまたすぐに転職してしまうかもしれません。
第二新卒のベストな転職時期たるものがあるため、いつ転職すべきかも把握して転職活動に臨みましょう!
具体的な転職時期は以下の通りです。
- 1~3月
- 7~9月
第二新卒でも転職活動は3か月程度で終わるため、4月入社の予定なら1月から本格的に始めて、10月入社を考えているなら7月から始めるつもりでいてくださいね。
ではなぜ1~3月と7~9月がいいのかというと、いずれも求人数が増える時期で、複数案件を比較して探せるからです。
企業のほとんどは4~9月、10~3月をそれぞれ「半期」として設定しており、4月・10月は人事異動が起きやすいです。
そのため両方の時期で中途社員を増やす計画が始まります。
加えて6月は夏季ボーナスが出る時期で、ボーナスをもらってから退職しようと考える人もいます。
減った分を補うべく、10月入社の社員を増やそうと考えるわけです。
以上の理由から、第二新卒の方は1~3月と7~9月に転職するのがおすすめといえます。
第二新卒が大手企業に転職するのは無理?
「第二新卒で大手企業なんて無理だよ…」
「大企業を目指すなんて正直早い」
こう思って第二新卒から大手企業への転職をあきらめた方もいます。
確かにスキルや社会人経験が浅い以上、大手に転職するにはハードルが高いと感じてしまいますよね。
ただ大手企業でも第二新卒の転職には積極的で、可能性が0なんてことはありません!むしろ新卒の人よりも有利に働くケースだってあります。
理由は「学歴に対して寛容的だから」です。新卒の人は能力が優秀でも学歴が低いとその時点で落とされることは往々にしてあります。
一方、第二新卒の場合はそうではなく、学歴よりスキルや短い期間での社会人経験がより重視されるんです。
第二新卒で転職すると給料はどうなる?
結論を言うと、第二新卒として転職したときの給料は、新卒入社時と比べると下がる可能性が大きいです。
というのも第二新卒から入社しても、給料は新卒と同じ水準として扱われることが多いからです。
新卒で入社して1か月で辞めた人の場合はそこまで気にならないかもしれませんが、新卒から3年間働いて転職したら、多くの方は低給で働くことでしょう。
ただ逆に新卒の時点で給与水準が低かった場合、第二新卒で転職したら給料が上がるケースもあります。
第二新卒の平均年収はどれくらい?
第二新卒世代である20代前半の平均年収を男女・年代別で見ると以下の通りです。
200万円代後半~300万円台後半で固まっていることがわかりますね。
年代 | 平均年収 | ||
---|---|---|---|
全体 | 男性 | 女性 | |
22歳 | 280万円 | 293万円 | 268万円 |
23歳 | 294万円 | 309万円 | 279万円 |
24歳 | 322万円 | 339万円 | 305万円 |
25歳 | 344万円 | 362万円 | 324万円 |
(参考:doda-平均年収ランキング最新版)
上記金額を踏まえると第二新卒者の全体の平均年収は約310万円なため、転職で給与水準を決めるときの参考にしてください。
まだ20代前半となると経験やスキルが身についてないため、給与はまだ高いといえませんね。
第二新卒が転職して給料を上げるには?
「給料に納得がいかなく、新卒で入った会社を早期退職した」なんて方も多いです。
第二新卒の場合、給料はどうやって上げていけばいいのか解説します。具体的な方法は次の3つです。
- 給料の高い職種に転職する
- 成長業界へ転職する
- 転職エージェントに給与交渉をしてもらう
給料の高い職種に転職する
そもそも高い給料をもらえる職にエントリーすれば早い話です。
どの業界でも給与水準が高い職種はおおかた決まっており、特に広告系・インフラ系・IT系企業では高給求人が多い傾向にあります。
転職エージェント、転職サイトでは職種を絞って検索できるため、職種含めて複数条件で探すのがオススメです。
成長業界へ転職する
ゲーム・Web・ITなどの市場は成長業界とされており、近年かなり注目されているのは言うまでもない話です。
ただどこを見れば成長業界か見極められるかも重要。多くの方は「会社四季報を見ればいいのでは」と思うかもしれませんが、それは過去のデータなため過信には注意です。
成長業界を見極めるのはプロ投資家でさえも難しいため、常に「今後この企業は伸びるのではないか」という仮説を持つようにしましょう。
転職エージェントに給与交渉をしてもらう
記事後半でも紹介しますが、転職エージェントを利用する場合は、担当者に給与交渉を依頼するのも手です。
「給料を上げてくれ」なんて自分自身ではなかなか話しにくいですが、プロの力を借りてみてください。
ただ代行してもらったからといって必ず年収が上がるわけではないため、注意してください。
第二新卒の転職で失敗する人の8の特徴
第二新卒で転職しても失敗する人には、ある一定の特徴が見受けられます。
具体的には次の8点です。
- 転職目的がハッキリしていない
- 実力にふさわしくない企業に応募している
- 業界研究が中途半端
- 前職の勤続年数が1年未満
- 退職後に転職活動を始めている
- スキル・経験があればいいと思っている
- 不明瞭な転職理由
- 一人で転職活動している
①転職目的がハッキリしていない
第二新卒で転職目的が無い人には、かなり非効率な転職活動をしているケースが多いです。
「なぜ今転職活動をしているのか」
「転職を通して何をかなえたいのか」
「転職をした先のゴールは何か」
この3点を自分自身に問うたとき、はたしてすぐに答えられるでしょうか?
もし1つでもすぐに答えが出なかった場合は、自身の転職目的・転職軸にブレがあるといえますね。
軸がブレていると「次に何をすればいいのか」がわからず転職活動が長期化し、ムダに時間を浪費する可能性があります。
しかも退職後に転職活動をしていると経済的にも厳しく、収入が落ち着かないまま過ごすことになります。
②実力にふさわしくない企業に応募している
特に企業が必要とするスキルを持ち合わせてないのに応募した、なんて方はアウトです。
それは時間の無駄になるだけなため、受かる見込みがあるorあるかもしれない企業に応募しましょう。
会社のブランドや収入だけを見る方もいますが、なるべくこだわりすぎない方向でいくべきです。
③業界研究が中途半端
業界研究は始めるとキリがなく、第二新卒の転職活動で中途半端になりがちなところ。
ただ中途半端になるのには理由があるわけで、だいたいは「業界を絞ってない」という点にまとまります。
多くの業界を見ておきたいかもしれませんが、研究対象が増えて一つひとつの分野が薄くなると、面接で通りにくくなる傾向があります。
また業界研究が不完全だと志望動機、面接対策などにも悪影響が出ます。
できるだけ応募する業界は絞って、深く研究して転職活動に臨みましょう。
④前職の勤続年数が1年未満
勤続年数が1年に達していないと、どうしても転職活動では不利になります。
「人間的に問題があるのでは?」「根性がない人なのか?」「働く意欲はあるのか?」などと思われかねません。
応募時の履歴書でもよく見られるのは「前職での在職期間」ですし、どれくらい社会人として働いた経験があるのかは気になります。
もし1年未満の場合は、面接官をどう説得して成功に導いていくか考えないといけません。
⑤退職後に転職活動を始めている
新卒で就いた企業を退職してから転職活動に臨むと、職がないプレッシャーと経済的なプレッシャーで精神的な負担が大きいです。
アルバイトでもしない限り転職活動中は当然給料が出ませんし、仕事が無いプレッシャーはかなり大きいです。
「退職金があるからいいでしょ」と思うかもしれませんが、自己都合の退職だと3年以上は働かないと支給されない会社が約半分。
2年働いたら退職金を支給される会社が15%ほど、1年継続勤務でもらえる会社が16%ほどと、第二新卒で退職金をもらえる会社ってかなり少ないんですよね。
そうしたプレッシャーによって転職先を妥協して決めると、ミスマッチに繋がります。
効率的な転職をするためにも、働きながら転職活動に臨むのをおすすめします。
⑥スキル・経験があればいいと思っている
「第二新卒の転職なんてスキルや経験があればいいのでは」
「能力さえあればどの会社からも内定貰えるでしょ」
こう思うかもしれませんが、かなり危険な考え方です。
もちろんスキル・経験を求める企業も多いですが、企業が特に求めている部分は「コミュニケーション能力」「職場になじめるか」「素直さ」などです。
目に見えない人柄、人間性を中心に見られるんです。
⑦新卒時と同じスタンスで転職している
うっかりやってしまいがちなのが、新卒で就職するときと同じ気持ち・考え方で転職に臨むことです。
これではまた同じ失敗を繰り返しかねないため、会社選びの方針から考え直しましょう。
「なぜ前職を辞めたのか」
「私が『社風が合わないな』と思う理由はなにか」
自問自答を繰り返して、自分自身が目指すべきこと、転職先で何をしたいのかを洗い出してみましょう!
⑧一人で転職活動している
「転職活動は一人でおこなうもの」と認識しているかもしれませんが、非常にもったいないです。
詳細は後半で紹介しますが「転職エージェント」たるものが存在します。
何万件もある求人から条件を絞り込んで、複数案件を紹介してくれる頼もしい存在です。
担当者と二人三脚になって転職活動に臨み、最短距離で転職するのをオススメします!
第二新卒の転職を成功させるには?
では第二新卒での転職を成功させるために、何をすべきか具体的に見ていきます。
- 第二新卒に求められていることを押さえる
- 退職理由は面接官の納得するものを
- ポイントを押さえて職務経歴書・履歴書で自己PR
- 第二新卒者の体験談を見る
- 転職エージェントを使う
第二新卒に求められていることを押さえる
第二新卒で転職するなら、まずは企業が何を求めているのかを押さえないことには始まりません。
企業側のニーズを把握して、今自分にできることを考えていくのが転職成功の近道です。
なお第二新卒で求められていることは、主に以下の7つです。
- 一緒に働きたいと思える人材か
- 社風には合っているか
- 入社意欲が高いか
- コミュニケーション能力
- 仕事への責任感
- バイタリティ
- 基本的な社会人スキル
新卒・既卒・中途採用の人にも共通して言えることが多いですが、特にコミュニケーション面や仕事への責任感が重要です。
社員と円滑な対応・仕事ができるのか、ポテンシャルや意欲を十分に発揮できるかが重要です。
退職理由は面接官の納得するものを
多くの面接官は「この人は仕事に不満があって辞めたのかな」との前提で対応してきます。
ただだからといって「上司のグチがひどくて退職したんですよね…」「今の仕事に納得がいかなくて」とかをポロと言ってしまうと、その時点ですでにマイナス評価です。
面接官に少しでも良い印象を与えて、伝え方を工夫しなければいけませんよね。
気になる方は以下の記事を参考に、退職理由を考えてみましょう!
ポイントを押さえて職務経歴書・履歴書で自己PR
第二新卒と新卒では、職務経歴書・履歴書の書き方も違ってきます。各項目での書き方ポイントは以下の通りです。
⑴職歴・職務内容
「いつ」「何の部署・部門で」「誰に」「何をしたか」をしっかり押さえましょう。
もちろんどんな人が見てもわかりやすいよう、簡潔にまとめるのが鉄則です。
第二新卒だと職歴が浅くて内容に困りがちですが、「仕事でどんな工夫ができたか」「どんなことにこだわって仕事に励んだか」を書くと吉です。
⑵身についたスキル・知識
第二新卒の場合はスキルや経験で勝負がしにくいため、すでに何かスキルが身についているなら遠慮なくアピールしましょう。
応募職種に見合ったスキルを提示できると、より説得力が増します。
たとえば営業職に応募するときは「コミュニケーション能力」を、マーケティング職の場合は「目標を成し遂げるための粘り強さ」などをアピールするのをおすすめします。
⑶自己PR
自己PRは上記2点と違って、自由に書き込める枠です。決まった書き方なんてありません。
今までにどんな成功体験をしたか、どんなことで評価されたのか、得意なことやできることは何かな読み手を意識して書き込みましょう。
第二新卒者の体験談を見る
ネット上の口コミ記事を見るのも効果的ですが、実体験にもとづいた話も見ておくのをおすすめします。
ただ第二新卒者の実体験談はなかなかなく、探しても見つからず困りますよね。
ですが転職キャリアガイドでは、そんな第二新卒経験者の就職経験談も掲載しています。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてくださいね。
転職エージェントを使う
転職エージェントは「人材紹介サービス」の一つで、求職者の悩みをヒアリングしたうえでベストなお仕事を紹介してくれるサービスです。
求人は公開求人と非公開求人の2種類があり、両方を合わせて紹介してくれます。
転職エージェントはいわば転職のプロで、これまで多くの求職者を相手しています。
しかもサービスは無料なため、おサイフに優しいのも嬉しいポイントです。
そこで蓄積されたノウハウをもとに求人紹介してくれるため、思い切って頼ったほうがスピーディに転職できますよ!
次章ではおすすめの転職エージェントを厳選して5つ紹介します。
気になったサービスが見つかったら、ぜひ利用してみてくださいね。
※非公開求人:求人ページに載っていない求人。人気求人なため応募の殺到を避けて効率的な選考をするため、非公開にしています。
第二新卒の転職でおすすめの転職エージェント6選!
転職エージェントにも種類はさまざま。どのサービスも特長が違うため、比較してベストだと思うものを使いましょう。
なお転職エージェントを使って転職するといい理由は以下の3つ。
- 無料で多彩な転職サービスを受けられる
- 自己分析や書類添削をしてくれる
- 業界専任のエージェントが相談に乗ってくれる
またエージェントには複数登録しておくと、柔軟にサービスを使い分けられるためオススメです。
今回オススメする転職エージェントは以下の5社です。
転職エージェント名 | 求人数 | 強い職種 | 魅力・特長 |
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ハタラクティブ | 約1,800件 | 営業、エンジニア、施行管理、デザイナー、事務、サービス・販売、企画など |
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リクルートエージェント | 約200,000件 | 営業・販売、カスタマーサービス、企画・マーケティング・運営、管理・事務、物流・購買・貿易・店舗開発、コンサルタント、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、SE・ITエンジニア、エンジニア(設計・生産技術・品質管理)、建築・土木・設備、医療・医薬・化粧品など |
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doda | 約96,000件 | 営業・販売、カスタマーサービス、企画・マーケティング・運営、管理・事務、物流・購買・貿易・店舗開発、コンサルタント、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、SE・ITエンジニア、エンジニア(設計・生産技術・品質管理)、建築・土木・設備、医療・医薬・化粧品など |
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第二新卒エージェントneo | 約170件 | 営業・事務・技術営業・システム営業・人事・経理広報・宣伝・企画・営業事務・一般事務・店舗運営・販売スタッフ・サービス・編集・制作・デザイン教師・プログラマー・システムエンジニア・ネットワークエンジニア・カスタマーエンジニア・サービスエンジニアなど |
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就職カレッジ | 不明 | 営業、事務、デザイナー、エンジニア、総合職など |
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①ハタラクティブ
<ハタラクティブのおすすめポイント>
- 未経験でも正社員転職できる!
- 60,000人のカウンセリング実績アリ!
- 会社の雰囲気にあった職場が見つかる!
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
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求人数 | 約1,800件 |
募集職種 | 営業、エンジニア、施行管理、デザイナー、事務、サービス・販売、企画など |
求人の掲載地域 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡 |
ハタラクティブは第二新卒・フリーター・既卒向けの転職支援サービスで、これまで60,000人以上のカウンセリング実績があります。
掲載求人では学歴やスキルより「人柄」を重視する会社がほとんどで、未経験でも転職できる点が魅力です。
求人紹介の際は職場の雰囲気、働く人の様子など細かな部分まで教えてくれます。
第二新卒で転職に困ったら、まずはハタラクティブから使ってみてくださいね。
②リクルートエージェント
<リクルートエージェントのおすすめポイント>
- 約200,000件の豊富な求人数!
- 担当者の対応が早い!
- 企業との交渉力が強い!
運営会社 | 株式会社リクルート |
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求人数 | 約200,000件 |
掲載職種 | 営業・販売、カスタマーサービス、企画・マーケティング・運営、管理・事務、物流・購買・貿易・店舗開発、コンサルタント、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、SE・ITエンジニア、エンジニア(設計・生産技術・品質管理)、建築・土木・設備、医療・医薬・化粧品など |
掲載地域 | 全国47都道府県 |
リクルートエージェントは転職エージェントのなかでも断トツで求人数が多く、その数は約200,000件に及びます。
大手リクルートのサービスなだけあって質が高く、「担当者のレスが早い」「親身に対応してくれた」「職務経歴書のアドバイスが助かる」との評判もあります。
しかも企業との交渉力が高く、給料も挙げてもらいやすい点も嬉しいポイントです。
多くの求人数からお仕事を探して、質の高いサービス受けたい方はリクルートエージェントをオススメします。
リクルートエージェントは評判悪い!?利用メリット・デメリットも紹介!▶▶▶
③doda
<dodaのおすすめポイント>
- 約96,000件の充実した求人数!
- 一人ひとりの求職者への対応が丁寧!
- 営業・エンジニア・建築求人に強い!
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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求人数 | 約96,000件 |
掲載職種 | 営業・販売、カスタマーサービス、企画・マーケティング・運営、管理・事務、物流・購買・貿易・店舗開発、コンサルタント、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、SE・ITエンジニア、エンジニア(設計・生産技術・品質管理)、建築・土木・設備、医療・医薬・化粧品など |
掲載地域 | 全国47都道府県 |
dodaも業界最大級の転職エージェントで、転職初心者向けのサービスとして使い勝手がイイです。
求人紹介の面談後も求職者の要望をしっかり聞いてくれて、一人ひとり丁寧に対応してくれると評判のサービスです。
職種では営業・エンジニア・建築求人に強く、業界未経験でもOKなお仕事も充実しています。
履歴書・職務経歴書の添削フォロー・アドバイスも徹底しているため、担当スタッフと二人三脚で転職活動に臨めますよ。
dodaが評判悪いって本当!?利用メリット・デメリットも紹介!▶▶▶
④第二新卒エージェントneo
<第二新卒エージェントneoのおすすめポイント>
- 一人あたりのサポート時間は平均8時間!
- 面接対策満足度No.1!
- アフターフォローで社会人デビューも安心!
運営会社 | ネオキャリア株式会社 |
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求人数 | 約170件 |
募集職種 | 営業・事務・技術営業・システム営業・人事・経理広報・宣伝・企画・営業事務・一般事務・店舗運営・販売スタッフ・サービス・編集・制作・デザイン教師・プログラマー・システムエンジニア・ネットワークエンジニア・カスタマーエンジニア・サービスエンジニアなど |
求人の掲載地域 | 東京/埼玉/千葉/神奈川/大阪/京都 |
第二新卒エージェントneoも20代の第二新卒、既卒、フリーター向けのサービスで、若年層から多数の支持を得ています。
求職者のフォロー体制にも定評があり、応募者一人につきサポートの平均時間は8時間とかなり丁寧です。
面接対策満足度No.1!を獲得した実績もあるため、面接本番が不安な方でも徹底的にフォローしてくれるのが嬉しいポイントです。
内定獲得後には研修を実施し、エージェントが入社日や条件の交渉も担当してくれるため、社会人デビューまでのフォローも安心です。
『第二新卒エージェントneo』の求人特徴・サービス評判まとめ▶▶▶
⑤就職カレッジ
<就職カレッジのおすすめポイント>
- 就職成功率81.1%!
- 入社後定着率91.3%!
- 無料の就職講座で学べる!
運営会社 | 株式会社ジェイック |
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求人数 | 不明 |
募集職種 | 営業、事務、デザイナー、エンジニア、総合職など |
求人の掲載地域 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡 ※期間限定で北海道(札幌中心)、宮城、兵庫、京都、広島の求人もあり |
就職カレッジは20代に強い転職支援サービスで、第二新卒はもちろん大学中退、フリーター、既卒の方も利用できます。
就職成功率は81.1%、入社後定着率91.3%と転職が成功しやすく転職先での長期勤務も期待できるサービスといえます。
ビジネスマナーや面接対策も学習できる講座が揃っており、社会人として働く上での準備も徹底しています。
手厚いフォローのもとミスマッチの無い転職を実現したい方には、就職カレッジをおすすめします。
『就職カレッジ』の口コミ・評判・特徴・サポート内容まとめ▶▶▶
⑥UZUZ(ウズウズ)
<UZUZのおすすめポイント>
- キャリアカウンセラーの共感度が100%!
- 入社後定着率は96.8%!
- サポートは他社の10倍!
運営会社 | 株式会社UZUZ |
---|---|
求人数 | 不明 |
募集職種 | エンジニア、営業、事務、マーケティングなど |
求人の掲載地域 | 首都圏、名古屋、大阪、福岡など |
UZUZは20代の第二新卒・既卒・フリーターに向けたサービスで、営業・エンジニア・IT系の求人中心に用意しています。
キャリアカウンセラーによる面談が好評で、共感力に富んでいるのがポイントです。
入社後定着率は96.8%と業界トップクラスの水準なため、長期間働きやすいのも魅力です。
またサポートは他社の10倍を誇るため、転職・就職初心者の方も手厚いサポートのもとで働けますよ。
まとめ~第二新卒の転職を成功させよう!~
第二新卒は新卒、中途採用と違って立ち回り方も徹底的に考えないといけません。
特に面接官にどうみられるべきか、転職を成功させるためにどう逆算して考えるべきかが大事です。
第二新卒のみなさんの転職が成功することを願ってやみません。